シールの剥がし方に関して、プラスチックに貼られたシールでも綺麗に剥がせる、
ハンドクリームを利用した方法をご紹介していきます
せっかく買ったプラスチックケースなどにシールが貼り付いていて、
剥がそうと思ってもベタベタが残ってしまったり、という方もいるかと思いますが、
この記事では特に、比較的、身近にあるものとして、
ハンドクリームを利用した具体的な手順や注意点をまとめていきますので、
厄介なシール跡などで悩んでいる方は参考としてみて下さい
ハンドクリームを使ったシールの剥がし方の具体的な手順
まずはじめにハンドクリームを利用したシールの剥がし方の、
具体的な手順をご紹介していきたいと思います
シールにハンドクリームを塗り込む
まずはシールに市販のハンドクリームを塗り込んでいきます
このハンドクリームを塗り込む意味としては、
ハンドクリームには油分が含まれているのが一般的ですが、
一般的な粘着剤は油とはあまり馴染まない事が知られており、
油分が働きかけてシールの粘着力を弱めてくれるからです
この油分を利用した方法としては、ハンドクリームを利用する以外にも、
他にも身近なものとして、食用油でも似た様な効果が期待できます
ラップなどをかぶせて放置する
続いて、ハンドクリームを塗り込んだシールの上から、
サランラップなどのラップをかぶせた状態で、30分ぐらいを目安に放置して下さい
シールの粘着部にハンドクリームが浸透する程、剥がれやすくなりますので、
ある程度の時間は放置しておいた方が良いという事に加え、
ラップをかぶせておくと、ハンドクリームが乾きにくくなる効果があります
なお、前述の通り、シールの粘着部にハンドクリームをなるべくしっかりと浸透させたいので、
ハンドクリームを塗り込む前に、例えば、
表面がビニール加工されている様なシールなら、あらかじめビニールを剥がしておいたり、
ある程度剥がれそうな分だけは先に剥がしておいて、ベタベタだけが残る状態にしておいたり、
全然剥がれそうになければ、浸透しやすくするためにシールに切れ込みを入れておいたり、
という事をしておくとより効果が高くなるかと思います
放置が終わったら剥がしていく
ある程度の放置が完了しましたら、実際にシールを剥がしていきます
(放置が済みましたら、ラップは剥がしてしまって構いません)
ハンドクリームの成分が浸透している、
シールの端の部分などが特に剥がしやすくなっているはずですが、
一気に剥がれない場合には、少し剥がして、
めくれた部分から、更にハンドクリームを追加していっても良いですし、
ハンドクリームはシールを剥がした跡に残ったベタベタにも有効なので、
ベタベタが残ってしまった場合には、
ベタベタ部分に更にハンドクリームを塗り込んで、また放置してみて下さい
なお、シールの状態なら、普通に剥がすイメージで良いですが、
ベタベタだけが残っている様な状態の場合は、
剥がすというより、擦る様なイメージでベタベタを取り除くのがポイントです
また、剥がしにくいシールの場合には、
100均などで売っているヘラ状の道具「スクレーパー」を用意しておくと、
シールをめくるきっかけを作りやすくなりますが、
スクレーパーは薄くて硬い物で代用できるので、定規などを使うという手もあります
温めると変形してしまう様なものもあるのでおすすめできませんが、
温めても問題のない材質なら、ハンドクリームで粘着を弱める以外にも、
ドライヤーの熱で粘着力を弱めるのを併用すれば、
より高い効果が期待できるかと思います
ちなみに、こちらの別記事では、ドライヤーを使ったシールの剥がし方も、
詳しくご紹介していますので、合わせて参考としてみて下さい
最後はハンドクリームを綺麗に拭き取る
シールを剥がし終わったら、最後は綺麗に拭き取って下さい
ハンドクリームを使ったシールはがしは前述の通り、
ハンドクリームの油分を利用しているので、少なからず油分が残ってしまう場合もあります
油分が残ると、シールの貼られている物の材質によっては、
跡が残ったりと、悪影響を及ぼす可能性もありますので、
最後にはしっかりとハンドクリームを拭き取っておくのがポイントです
ハンドクリームを使ったシールの剥がし方の注意点
続いて、ハンドクリームを利用したシールの剥がし方の、
注意点をまとめましたので、合わせて参考としてみて下さい
油でシミができてしまう可能性も
ハンドクリームのシールはがしでは、前述の通り、油分を利用しているので、
例えば、木の様なものだと、油のシミができてしまう様な可能性も考えられます
ですから、油と相性が悪そうな材質の場合は、
あらかじめ目立たない場所などでテストしてから行うのをおすすめします
長期間貼られていたシールには効果が薄いかも
長期間貼られていたシールの場合、粘着剤の部分が経年劣化や硬化してしまっているせいで、
ハンドクリームの油分が浸透しにくい様な状態なので、
正直、あまり効果が見られない事がありますのでご注意下さい
管理人の感想
ここまで、プラスチックなどにも使える、
ハンドクリームを利用したシールの剥がし方に関して、
具体的な手順や注意点などをまとめてご紹介させて頂きました
ハンドクリームを使ったシール剥がしのメリットは、
市販のシールはがし液などをわざわざ買わなくても身近なもので代用できる点に加え、
シールはがしに失敗してしまったベタベタの跡にも有効という事などが挙げられそうです
ハンドクリームは家庭にある事が多いと思いますし、
お手軽な方法なので、ぜひ皆さんも一度試してみて頂ければ幸いです
まとめ
今回は、ハンドクリームを使ったシールの剥がし方の手順などに関して、
ハンドクリームを使ったシールの剥がし方の具体的な手順
シールにハンドクリームを塗り込む
ハンドクリームの油分が粘着力を弱めてくれるので、
はじめに、シールにハンドクリームを塗り込んでいきます
ハンドクリーム以外にも食用油でも似た効果が期待できます
ラップなどをかぶせて放置する
シールの粘着部分にハンドクリームを浸透させるために一定時間放置します
ハンドクリームが乾きにくくするためにラップなどをかぶせておくと効果的です
放置が終わったら剥がしていく
ハンドクリームが浸透しているシールの端が剥がしやすくなっているはずなので、
端から少しずつ剥がしていきます
剥がれない場合には、シールが少しでもめくれた部分から、
更にハンドクリームを塗りこんでいくのが効果的です
最後はハンドクリームを綺麗に拭き取る
材質によっては、油分が悪影響を与える可能性もあるので、
最後はハンドクリームを綺麗に拭き取るのがポイントです
ハンドクリームを使ったシールの剥がし方の注意点
油でシミができてしまう可能性も
ハンドクリームの油分を利用したシールの剥がし方なので、
例えば、木などの場合、油でシミができてしまう可能性が考えられます
長期間貼られていたシールには効果が薄いかも
長期間貼られていたシールの場合、
粘着剤が経年劣化や硬化して閉まっている場合があり、
油分が浸透しにくい様な状態のため、あまり効果が見られない事があります
という事をご紹介しました
ハンドクリームの場合、ベタベタ跡にも効果的なので、
他の方法で上手く剥がれなかったシールの跡などにも併用してみて頂ければと思います
友達にハンドクリームを使ったベタベタの取り方があると聞いたので調べてみようと思ってこのページに訪れされて頂きました。わかりやすくてとても良かったと思います!ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ