プラ板のカラーの塗り方、着色・彩色方法として、
例えば、色鉛筆・印刷・アクリル絵の具などの他、
加工方法として、レジン・フェルト・シールなどの、
色んなアイデアを私なりにまとめてみました
プラ板のカラーの塗り方には色んな手段があり、それぞれ特徴もありますし、
ちょっとした加工やデコレーションを加える事でより素敵な作品を作れますので、
どんなアイデアがあるのか、実際に作る際の参考となれば幸いです
プラ板のカラーの色んな塗り方・着色方法
まずはじめにプラ板のカラーの色んな塗り方や着色方法と、
その特徴を挙げてご紹介していきたいと思います
※プラ板の種類など、環境の違いで仕上がりが変わる場合もありますのでご注意下さい
マッキー・マジック
プラ板の着色方法として、とてもお手軽なものの1つに、
マッキーやマジックなどの油性マーカーを使うという方法があります
油性マーカーの場合は、買ってきたプラ板にそのままの状態で色付けできるのがポイントで、
仕上がりとしては、最初に塗った状態より、加熱縮小後は色が濃くなりやすい特徴があり、
塗り方にもよりますが、透明感を残した仕上がりにもしやすい様に思います
また、特に黒いマーカーは、イラストなどの縁取りを綺麗に引きやすいので、
色付けの前にアウトラインを引くのに使われる事が多いです
なお、油性マーカーで塗った部分を更に油性マーカーで塗ると、
インクが溶けてにじんでしまう事がありますのでご注意下さい
プラバンで作ったカモネギちゃん☆
マッキーだから塗り方雑だけどお気に入りで3DSに付けてある(*´ー`*)
次は絵の具試してみよう(*´∀`*) pic.twitter.com/TT3HYWZY9c
— チチカカ@Picot (@chika_0qp0) 2014, 12月 3
アクリル絵の具
こちらは、加熱縮小後に塗るのが一般的の様に思いますが、
アクリル絵の具も割とお手軽な着色方法の1つではないでしょうか
アクリル絵の具の場合、塗り方によっては、透けないぐらいにしっかりと着色する事が可能で、
メリハリの利いた彩色が表現しやすいイメージがあります
また、絵の具の特徴として、使った経験のある方ならわかるかと思いますが、
混ぜて自分の好きな様に色を作る事ができるのが魅力ですし、
もし、塗りを失敗してしまった場合、乾く前なら水で洗って絵の具を落とせるのもポイントです
ただし、アクリル絵の具の場合、加熱縮小後に色を塗る事から、
あまり細かい柄などを表現しようとすると、技術的な難易度が上昇しますのでご注意下さい
@mori_shi_ これはプラ板にアクリル絵の具でやってるよ0 pic.twitter.com/UiNIcJSwkd
— フクク (@fukuku3) 2015, 10月 2
色鉛筆・パステル
買ってきたプラ板のそのままの状態では着色できない事が多いですが、
プラ板の表面に紙やすりなどで細かい傷を付けると色付けできる道具として、
色鉛筆やパステル、クレヨンなどがあります
色鉛筆やパステルの仕上がりの特徴としては、塗り方にもよりますが、
透け感を残したまま、淡めの色合いの表現をするのが得意な印象があります
ただ、こちらもマジックなどと同様に加熱縮小後は、色が濃くなる傾向があるので、
仕上がりを予想して少し薄めに塗るのがおすすめです
久しぶりに #プラ板 覚え書き。
①パステル彩色。思った以上に濃くなる。
②トップコートで保護。パステルが思った以上に薄くなる。やすりの白濁も軽減。
③白ポスカ主線がなかなか良い感じ。
④ドレスアップキーが意外と細かい意匠で躊躇う。 pic.twitter.com/pSjXsFK6o0
— 和佳 (@wakataro_f) 2015, 9月 23
マニキュア(宇宙柄など)
こちらもアクリル絵の具などと同じく、加熱縮小後に塗るものになりますが、
マニキュアもそのまま塗れるので、比較的、お手軽な着色方法となっています
(マニキュアは成分によっては加熱すると発火する場合もある様なのでご注意下さい)
マニキュアも透けないぐらいに、しっかりとした着色がしやすいイメージで、
ラメ混のものなどの種類もあり、レジンでも人気のある宇宙柄の表現にも適しています
なお、マニキュアを着色に使う場合、先に油性マーカーで線を引いていると、
マーカーの線が溶けてにじむ場合があるのでこちらもご注意下さい
プラ板とマニキュアとレジンで宇宙風パズルのピースストラップ作ってみました!
太陽の光とレジンのおかげでだいぶキラキラしてます(*^^*) pic.twitter.com/6PmaBWFYC5
— ペぺロンチーナ (@chiicyan910) 2015, 5月 24
転写(除光液使用)
プリンターによる印刷物の中には、除光液を上手く活用する事で、
プラ板に転写をする事ができる可能性があるものがあります
(主にレーザープリンターのトナーが転写させやすい様です)
転写の具体的な手順に関しては、以下の参考サイトをご覧頂ければと思いますが、
この方法なら、印刷物をプラ板のデザインとして取り入れる事ができる可能性があり、
自分でイラストを描いたりする事が苦手な方にもおすすめかもしれません
なお、次項でご紹介する専用の商品を用いれば、より簡単に、
家庭用プリンターを利用して、プラ板に印刷する事もできます
レッサーパンダのまるちゃんだけストラップ化
(家にインクジェットのプリンタがないのでコンビニプリントしたのを除光液でプラ板に転写してオーブントースターでチンして完成なんだけど、レッサーまるちゃんしか完成しなんだ、もうやだ) pic.twitter.com/DHeFkuneNg
— どー (絵) (@do___p) 2015, 11月 15
印刷(インクジェット)
こちらは専用の商品として、家庭用のインクジェットプリンターを利用して、
例えば、手書きでは再現の困難な写真なども簡単に印刷のできるプラ板もあります
残念ながら専用のプラ板を買う必要がありますが、それほど高価ではありませんし、
パソコンで描いたイラストなども簡単にプラ板作品にできるので、
一気に作れるものの範囲が広がるのが魅力ではないでしょうか
プラ板の様々な加工やデコレーションのアイデア
続いて、プラ板を加工したり、デコレーションしたりするために、
どんなアイデアがあるのか、をまとめてご紹介していきたいと思います
レジン・ニス
プラ板に着色した場合、着色方法によっても異なりますが、
普通にキーホルダーなどとして利用しているだけでも、少しずつ色が落ちる可能性があるので、
そんな色落ちを防ぐ手段として、ニスやレジンで着色面を加工するのがおすすめです
レジン(UVレジン)にしてもニスにしても、最近では100均で手に入るのでお手軽ですが、
着色剤との相性があり、相性によっては、にじんでしまう場合があるので、
何で着色しているかによって、コーティング剤を使い分ける様にご注意下さい
今日は、プラ板&レジンで作ってみました0( ´ ▽ ` )ノ pic.twitter.com/WwtKsDh9FH
— ANNA (@anchandayobuhi) 2015, 7月 1
シール・ネイルシール
プラ板というと、自分でイラストなどを描くのが一般的な使い方かもしれませんが、
中には苦手な方も当然いるかと思いますので、
そういった方におすすめなのが、シールなどを使うという方法です
普通のシールはもちろんの事、大きさ的にネイルシールも使いやすいので、
着色と合わせて、プラ板をシールなどでアレンジしてみるのはいかがでしょうか
プラ板+シール+レジン
息子がプレゼントしてくれたピスケとうさぎのシールで作ってみた!!
かわいいねー♪
#ピスケとうさぎ
#ピスケ
#カナヘイ pic.twitter.com/7ZJaHkQb26
— 智ママ (@o1tomomama) 2015, 11月 1
新作ピアスー(*´∀`*)”ヨ° プラ板とマニキュアとネイルシールで作りました(*ハUヒ*)黒いぶつぶつしてるのはラメなの…光の加減によってはキラキラします。 pic.twitter.com/hEZikyV0ZZ
— あすか (@asukah0321) 2015, 2月 26
ラインストーン
こちらもお手軽なアレンジとなっていますが、小物をデコレーションする時によく使われる、
ラインストーンをプラ板にあしらえば、適度なアクセントになりそうです
ちなみに、あまり理想的な使い方とは言えないかもしれませんが、
プラ板の場合、自分の望み通りに綺麗に仕上がらない事もあるので、
着色などの、ちょっとした失敗を隠したりするのに使うのも良いかもしれません
私用61☆次女用64☆
少しづつ上達中。
プラ板+レジン+ラインストーン pic.twitter.com/UaVymoiCWY
— rena41☆next12/13 (@rena_fighters) 2015, 10月 10
マスキングテープ
自分で着色するのではなく、既存の柄や色をそのまま活かして用いる方法として、
プラ板を切り抜いて縮小加熱した後に、マステで加工するというアイデアがあります
マスキングテープなら、100均などでも様々な柄のものが最近では取り扱われているので、
選択肢も多いですし、基本的に貼るだけなので、お手軽に楽しめるのも魅力ですね
プラバンとマスキングテープとレジンで遊んでた。パーツ買ってきたらイアリングにしよう pic.twitter.com/fSu0TPK92s
— 珠樹(´・ω・)料理用 (@tamaki_cook) 2016年2月16日
フェルト
プラ板は裏側から着色する事が多いかと思いますが、裏面は綺麗に仕上がらない事もあるので、
裏面を隠すためにも使える加工方法として、フェルトを貼るというアイデアもあります
ちなみにフェルトを貼る事には、裏面を隠す以外にも、
プラ板の透明部分の背景に色を付けるという効果もあります
なお、プラ板をブローチなどとして使う場合には、裏に付けたブローチピンを、
表から透けて見えない様にするためにフェルトを貼るのもおすすめです
今日作ったブローチ。切手にしたかったのに切手感が無い。数字のデザインが無いからかしら…センスが無いからかしら…。表側はUVレジンを盛って、裏側はアクリルガッシュ白を塗りブローチ付けてからフェルト貼った。 #プラバン #ハンドメイド pic.twitter.com/FPIri2s5a0
— しーなな of PRISM (@shiinanae6700) 2016年8月7日
和紙
こちらも裏面を隠すためとも言えるかと思いますが、手書きで再現するのがなかなか難しい、
柄などを表現するために和紙を使うのも面白いかもしれません
和紙も最近では、千代紙が100均でも取り扱われていますので、リーズナブルですし、
デザインとして和の雰囲気を取り入れるのにお手軽な方法かと思います
プラ板とUVレジンと和紙で制作中…
久しぶりで、上手いこといかへん…#薄桜鬼 pic.twitter.com/QZLvEWM9a2— 桜花~miku~@薄桜鬼 (@Goodbyedays0815) 2016年8月21日
布
こちらも柄付けのために使える加工方法の1つとして、
布も使い方によっては素敵な表現のできる素材ではないでしょうか
以下の画像の様な服をモチーフとしたデザインならぴったりですし、
布にも織り物特有の独特な風合いがあるので、
なかなか他の素材では表現しにくい雰囲気のものを作れるかと思います
この間のプラバンに布貼った!花柄シャツ! pic.twitter.com/Hedu36wShR
— わい汰 (@waaaaita) 2014年10月9日
はんこ・スタンプ
前項では、転写やインクジェットプリンターによる印刷のアイデアもご紹介しましたが、
より手作り感を重視したい場合には、はんこやスタンプを用いるのがおすすめです
はんこやスタンプの場合、同じデザインを簡単に量産できますが、
押す際に、少しかすれてしまったり、それぞれちょっと違う風合いが生まれるので、
よりハンドメイドらしい雰囲気を味わう事ができるのが魅力となっています
ずっとやってみたかった、はんこでプラ板チャーム作りk&うんうん、楽しいぞ。ラッピングに使ってみたいなぁ( ” b ・-b )-a& pic.twitter.com/ZBAPyKER
— +tuki+ (@tuki_005) 2012, 11月 27
管理人の感想
ここまで、プラ板の塗り方・着色方法として、色鉛筆・アクリル絵の具・印刷などや、
加工のアイデアとして、レジン・フェルト・シールなどをご紹介させて頂きました
正直、プラ板の着色に関しては、一度で自分の思った様な色を綺麗に表現するのは難しく、
何度か試す必要があるので、自分なりの工夫なども取り入れつつ、
なんとか自分の理想とする色を出す方法を見つけるしかないかと思います
また、加工に関しては、コーティングをしっかり行えば、寿命が長くなりますし、
ちょっとしたアレンジとしてデザインに取り入れる事のできる様な加工もあるので、
実際にプラ板で何かを作る際に参考としてみて頂ければ幸いです
まとめ
今回は、プラ板の塗り方・着色方法や加工・デコレーションのアイデアとして、
プラ板のカラーの色んな塗り方・着色方法
マッキー・マジック
アクリル絵の具
色鉛筆・パステル
マニキュア(宇宙柄など)
転写(除光液使用)
印刷(インクジェット)
プラ板の様々な加工やデコレーションのアイデア
レジン・ニス
シール・ネイルシール
ラインストーン
マスキングテープ
フェルト
和紙
布
はんこ・スタンプ
をご紹介しました
プラ板は作り方は単純ですが、凝ると非常に奥が深いので、
色んな事を実際に試したりしながら、上手く楽しんでみて下さいね