デコパージュとはどんな意味かご存じですか?
材料はセリアやダイソーなどの100均で手に入り、
比較的、簡単にできる手作りデコレーションの方法の1つで、
例えば、ペーパーナプキンの柄を貼り付けたりする事が多い様ですが、
他にも、幅広いアレンジアイデアがあり、近年、更に注目度を高めているみたいです
この記事では、そんなデコパージュとは、そもそもどんな意味なのか?
どんな事ができるのか、という事に関して、調べてまとめてみました
興味があって、挑戦しようと思っている方の参考となれば幸いです
デコパージュとはどんな意味?
まず、デコパージュという言葉の意味をご紹介させて頂きます
以下はデコパージュマニアさんというサイトからの引用ですが、
フランス語でDecouper(切り抜く・切り裂く)という意味ですが、
とあり、デコパージュという言葉の元々の由来はフランス語となっています
(なお、デコパージュ自体は、カッティングという様な意味)
ただし、デコパージュの始まりに関しては、諸説あり、
同じくデコパージュマニアさんによると、
デコパージュは、16世紀イタリア・ベネチアの家具職人が
東洋の漆工芸に魅せられ、 模倣したのが始まりと言われています。
という事で、イタリアが発祥と言われているみたいです
また、以下の様な情報もあり、
イタリアでは“lacca contrafatta”(偽りのニス塗り)や
“arte povera veneziana”(ヴェネツィアの貧乏アート)などと言われていましたが、
17世紀にはフランス、イギリス、さらにアメリカに広がりました。
つまり、はじめはイタリアで生まれた技法がフランスに渡り、
フランス語の「デコパージュ」という呼び名が、後に定着したのでは、と予想されます
ちなみに、ここまで引用した内容で気になる部分がありましたが、
当初イタリアでは、”lacca contrafatta(偽りのニス塗り)”や
“arte povera veneziana(ヴェネツィアの貧乏アート)”等と呼ばれていたという事なので、
元々は、あまり好意的に受け入れられていた手法ではなかったみたいですね
デコパージュに必要な物は100均で揃う?
では、実際にデコパージュとはどんな事をする方法なのでしょうか?
まずは必要となる材料をご紹介していきます
例えば、100均にも売っているシンプルな石鹸の他、白無地のスニーカーなど
[付けたい柄が付いた物]
こちらも100均でも手に入りますが、ペーパーナプキンなどが一般的
[デコパージュ用の糊(ケマージュなど)]
最近では、100均でもデコパージュ専用の糊が販売されています
基本的にはこの3点が必要となります
なお、上記のデコパージュ用の糊に関しては、
用途毎に種類が分かれているデコポッジという商品もありますので、
もし、デコパージュで柄を付けたい、ベースとなるものが決まっているのであれば、
100均に売っている糊ではなく、より用途に適した糊を検討してみてはいかがでしょうか
他に道具として、最低限の物で
ハサミ
など、が必要となります
といっても、最近では、デコパージュ用の糊が
セリアやダイソーなどの100均で手に入る様になったため、
必要な物のほとんどが100均で揃えられるので、
とてもお手軽にデコパージュが楽しめる様になりました
なお、実際の作り方としては、YouTubeに色んな動画がありますので、
以下でいくつかご紹介させて頂きますが、
手順をものすごく簡単に説明すると、
薄い紙などの柄を糊で貼り付けて、上からコーティングする
というだけの単純なものとなっています
簡単楽しい100秒で分かるデコパージュ(石鹸デコパージュ、ペーパーナプキン使用)
初心者さんも絶対できる♬超簡単!上履きデコパージュ(転写シート使用)
デコパージュ専用剤を使ってみました(スマホケースデコパージュ、ペーパーナプキン使用)
そもそもケマージュなどのデコパージュ専用剤は
コーティングにも貼り付けにも使えるので、デコパージュをイメージ的にいうと、
切り抜いた柄の薄い紙などを専用剤で貼り付けて、更にその上から専用剤でコーティングする
という風に考えておくと良いかもしれません
デコパージュの実例画像をご紹介
続いて、以下で実例画像をいくつかご紹介していきたいと思います
色んなアイデアがあり、見るだけでも楽しめますので、是非1度ご覧下さい
石鹸
以下の画像の場合、柄として、ペーパーナプキン以外にも
レースペーパーやお花のシールなどが使われています
柄付けの材料を工夫すると、写真なども柄として使える様になります
実例参考画像(石鹸、写真) (写真を使うデコパージュの作り方 )
スマホケース
白のペーパーナプキンに自作の消しゴムハンコで柄付けした物を
デコパージュして貼り付けているみたいです
スニーカー、上履き
白のスニーカーや子供用の上履きなどをベースにして、
デコパージュで柄付けをしている方も多く見られます
比較的、簡単にオリジナル柄のスニーカーが作れるという事で、
近年、特に人気が高い様に感じます
マグネット
はじめは練習として、マグネットなどの
面積の小さい小物で挑戦してみるのも良いかもしれませんね
管理人の感想
上記の実例以外でも、食器、植木鉢、バッグ、ティッシュケース、スリッパ等々、
貼り付けられる素材としても、かなり範囲が広いので、
アイデア次第で色んな楽しみ方があるのが、デコパージュの魅力かと思います
また、耐久性などに関しては、こちらの別記事で詳しくご紹介していますが、
デコパージュした上履きや石鹸などは、当然普通に使う事ができ、
比較的、お手軽に実現できる手作りテクニックながらも、
それなりにちゃんとした強度がある、という事もポイントではないでしょうか
(ただ、相性によっては割と早く剥がれてしまう場合もあるみたいです)
前述の様に、材料は100均でほとんどが揃いますし、
比較的、お手軽に、プレゼントなどでも喜ばれる様な手作り品が作れたり、
より凝っていくと、資格を取って、副業にできたりする可能性もありますので、
ぜひ自分なり工夫して楽しんでみて頂ければ幸いです
まとめ
今回はデコパージュとはどんな意味なのか、
材料はセリアやダイソーで揃うのか、という事に関して、
デコパージュとは?
16世紀イタリア・ベネチアの家具職人が
東洋の漆工芸に魅せられ、 模倣したのが始まりと言われています。
また、言葉の意味としては、
フランス語でDecouper(切り抜く・切り裂く)という意味ですが、
となっています(なお、デコパージュ自体は、カッティングという様な意味)
材料はセリアやダイソーで揃う?
必要な材料は、主に以下の3点で、
柄を付けたい物(例えば、白無地の靴や、石鹸など)
付けたい柄が付いた物(例えば、ペーパーナプキンなど)
デコパージュ用の糊(ケマージュ、デコポッジなど)
他に道具として、筆やハサミなどがいりますが、ほとんどが100均で揃えられます
実際にどんな物にデコパージュするのか?
実例として、石鹸、スマホケース、
スニーカー・上履き、マグネットなどをご紹介しましたが、
食器、植木鉢、バッグ、ティッシュケース、スリッパ等々、
色んな物にデコパージュされている方もいて、応用の範囲は広くなっています
という事をご紹介しました
デコパージュは、ものすごく簡単にいうと、
薄い紙などの柄を糊で貼って、その上からコーティングする
というだけの簡単な方法なので、
自分なりのアイデアで応用して頂ければ、より楽しみ方も広がりそうですね