第三種郵便に関して、実際の送り方や封筒の注意点に加え、
料金の一覧や、厚さ・重さ・サイズ・大きさの制限などをまとめてみました
ヤフオクなどのオークションで雑誌を送る場合にもおすすめな第三種郵便ですが、
中にはあまりどんな送り方か知らない方もいるかと思います
ですから、この記事では、第三種郵便の具体的な送り方や、
料金など、どんなメリットがあるのか、という事をご紹介していきますので、
特に雑誌に関して、より安い送り方を探している方は参考としてみて頂ければ幸いです
第三種郵便で送れるものと厚さ・重さ・サイズに関して
まずはじめに第三種郵便ではどんなものを送る事ができるのか、
また、厚さ・重さ・サイズ(大きさ)に関してまとめてご紹介していきます
第三種郵便で送れるものとしては、
主に「週刊誌・月刊誌などの定期的に刊行されている雑誌」になります
ただし、例外もありますので、判断材料として、より具体的な点を挙げると、
実際に雑誌の表紙もしくは裏表紙の端などに「第三種郵便物承認」、
「第三種郵便物認可」などと表記されていれば、第三種郵便で送る事が可能となっています
(承認されている雑誌であれば、発行人に限らず個人でも第三種郵便として送る事が可能です)
今日は代官山通信を一字一句、熟読しようっと!
まず、表紙左手上から!
なるほど!第三種郵便物認可か! pic.twitter.com/AcazzDgtfS
— 道産子.T@今年もあと365日 (@domoeran) 2015, 8月 21
なお、第三種郵便において、雑誌に添付できる付録としては、
例えば、本紙より大きいサイズのものなど、中には添付できないものがありますので、
実際に添付したい付録を持ち込んで郵便窓口にてご確認下さい
続いて、第三種郵便の厚さ・重さ・サイズなどの制限は以下の通りです
[重さ] 1kg以内
更に以下では上記の内容を補足していきたいと思います
最初にサイズですが、定形外郵便物と同じ制限となっており、
縦・横・厚さの3辺を合計して90cm以内であり、
かつ、縦・横・厚さの内の一番長い辺が60cm以内である事、になりますが、
例えば、雑誌1冊程度であれば、この制限を超える可能性はあまりないので、
1冊なら、サイズや厚さの制限に関しては、それほど気にする必要はない様に思います
また、重さに関しては、1kg以内と決められていますが、
特に女性向けのファッション誌で、写真を使ったカラーページの多い雑誌の場合、
中には1冊で1kgを超える様なものもあるので少しご注意下さい
第三種郵便の実際の送り方・注意点をご紹介!
この項では第三種郵便の実際の送り方をご紹介していきます
まず包装に使うものですが、こちらは、前出のサイズの制限を守れば、
封筒でもダンボールでも特に決まりはありません
ただし、重要な事として、前出の雑誌の表紙もしくは裏表紙などに記載されている、
「第三種郵便物認可」などの文字が見える状態で梱包をする必要があります
つまり、例えば、梱包を済ませた後で、封筒の一部を切り取って、
「第三種郵便物認可」などの文字を見える様にしなければいけない点にご注意下さい
(もしくはちょっと丈夫な透明の封筒などを使うと便利です)
これの謎が分かった
第三種郵便物承認の文字がが確認出来るように開封してなきゃいけないらしい! pic.twitter.com/oZUSqcdI1C
— LOVE TAY1989 (@misa_swiftie13) 2015, 4月 27
後は、一般的な郵便物と同様に、
表書きとして「宛先および差出人の郵便番号・住所・氏名」をわかりやすく記載して、
郵便局の窓口で「第三種郵便でお願いします」と言って差し出すだけです
また、一般的に個人で第三種郵便を利用する場合、
1度に差し出しする数は100通未満になるかと思いますが、
1度に差し出しする数が100通未満であれば、ポスト投函で発送する事も可能となっており、
ポスト投函の場合は、宛先・差出人の郵便番号・住所・氏名に加え、
できれば赤字などでわかりやすく表側に「第三種郵便物」と記載した上で、
自分で計量して、重さに対応する料金分の切手を貼って差し出して下さい
(重さに対応した第三種郵便の料金は次項でご紹介しています)
なお、2冊以上の雑誌をまとめて送る事も可能となっていますが、梱包する際には、原則として、
内容物1冊ずつ全ての「第三種郵便物認可」などの文字が見えなければいけないので、
例えば、以下の様にダンボールで挟み込むなど、多少梱包に工夫が必要です
@acmgskk こんにちは!ご連絡遅くなり申し訳ありません。2冊とも第三種郵便と明記している場所が異なるため、画像のような状態で発送しようと考えております。こちらであれば、1kg以下でした。ご確認よろしくお願い致します! pic.twitter.com/C4XQ3Nb84w
— まし@お取引用 (@mashi_goods) 2015, 4月 19
第三種郵便の料金一覧
この項では、個人利用の場合の第三種郵便の料金一覧をご紹介します
(他にも、発行人が差し出す場合の料金体系もありますので、
個人利用以外の場合は、郵便局のこちらのページ を合わせてご覧下さい)
ここでは、郵便局の第三種郵便物利用の手引き に書かれているものを引用すると、
第三種郵便物は重さで料金が変わり、個人利用の場合は以下の通りとなっております
※50g以内62円から、以降50gごとに+8円
[50gまで] 62円
[100gまで] 70円
[150gまで] 78円
[200gまで] 86円
[250gまで] 94円
[300gまで] 102円
[350gまで] 110円
[400gまで] 118円
[450gまで] 126円
[500gまで] 134円
[550gまで] 142円
[600gまで] 150円
[650gまで] 158円
[700gまで] 166円
[750gまで] 174円
[800gまで] 182円
[850gまで] 190円
[900gまで] 198円
[950gまで] 206円
[1000gまで] 214円
ちなみに例えば、他に冊子を送る方法として有名な、
ゆうメールの場合、「150g以内180円」となっていますが、
第三種郵便なら、「150g以内78円」と150g以内に関しては半額以下なので、
第三種郵便では送れるものが限られてはいますが、かなり安い事がわかるかと思います
管理人の感想
ここまで、ヤフオクで雑誌を送る場合などには安くておすすめな、
第三種郵便の送り方や料金一覧、サイズ・重さの制限などをご紹介させて頂きました
第三種郵便は送れるものとしては、残念ながら、
「第三種郵便物として承認されている雑誌など」に限定されますが、
冊子を送る方法として知名度の高い「ゆうメール」などと比べて、
かなり料金が安くなっているので、ぜひ上手く使ってみて頂ければと思います
多少梱包に工夫が必要な点はデメリットと言えるかもしれませんが、1冊程度であれば、
慣れれば、それほど苦にはなりませんので、一度検討してみてはいかがでしょうか
まとめ
今回は、第三種郵便の送り方や料金、サイズ・重さの制限などに関して、
第三種郵便で送れるものと厚さ・重さ・サイズに関して
送れるものは、表紙もしくは裏表紙の端などに「第三種郵便物承認」、
「第三種郵便物認可」などと記載のある週刊誌・月刊誌などの雑誌に限られる
サイズ:3辺の合計が90cm以内、かつ最長辺の長さが60cm以内
重さ:1kg以内
第三種郵便の実際の送り方・注意点をご紹介!
包装に使うものは封筒やダンボールなど特に決まりはありませんが、
包装した封筒の一部を切り取るなどして、
「第三種郵便物認可」などの文字が必ず見える状態である必要があります
後は、一般的な郵便物と同じ様に、
表書きに、宛先ならびに差出人の郵便番号・住所・氏名を記載し、
郵便局の窓口で「第三種郵便でお願いします」と差し出すだけです
なお、1度に差し出す量が100通未満であれば、
ポスト投函での発送も可能となっていますが、
ポスト投函の場合は、重さに対応する料金分の切手を貼って、
できれば表側にわかりやすく赤字などで「第三種郵便物」と記載して下さい
第三種郵便の料金一覧
第三種郵便の個人利用での料金は、重さ毎に料金が定められており、
「50g以内62円から、以降50gごとに+8円」となっています
という事をご紹介しました
第三種郵便は知名度は低いものの、利用価値は高い送り方なので、
少しでも節約するためには、上手く使い分けてみて下さいね