佐川急便の飛脚宅配便の料金割引制度に加え、飛脚宅配便と似ているサービスで、
佐川以外の安い送り方として、ヤマト運輸や日本郵便などのサービスなどをご紹介します
最近では非常に色んな配送サービスがあり、それぞれのサービスに特徴がありますので、
特徴を理解して上手くサービスを利用すれば、送料を節約できる可能性もあります
ですから、この記事では、佐川急便の飛脚宅配便の割引制度の他、
飛脚宅配便に似たサービスを挙げてまとめていきたいと思いますので、
自分の目的に合う発送方法を検討する際に参考となれば幸いです
なお、佐川急便の飛脚宅配便を送る事ができる場所に関して、
以下の別記事で詳しくまとめていますので、合わせて参考としてみて下さいね
『佐川急便の飛脚宅配便』の割引制度
佐川急便の特徴として、企業から個人に送る荷物を多く取り扱っているイメージなので、
個人から送る荷物に関しては、企業の荷物と比べると少し力を入れていない印象を受けます
この事から、佐川急便の飛脚宅配便の割引制度は主に以下の2つのみとなっています
持込割引
送る荷物を自分で佐川の営業所や取次店へ持ち込んだ場合には、
『持込割引』として、荷物1個につき、100円割引が適用されます
ただし、この『持込割引』は発送方法として、元払いの場合のみ適用され、
着払いで送る場合には適用されませんのでご注意下さい
なお、『持込割引』の適用条件として、少し違う表現をすると、
佐川急便の飛脚宅配便では、個人でも利用できるサービスとして、
荷物1個から自宅に荷物を取りに来てくれる「集荷」がありますが、
この「集荷」を利用しない場合には『持込割引』が適用されます
ちなみに、佐川急便の飛脚宅配便を個人利用する場合に関しては、
この『持込割引』がお手軽に使える割引制度になります
集荷以外の場合は、荷物1個につき100円割引
個人でもお手軽に使える割引制度
大口契約・特約割引
もし、定期的に佐川急便の飛脚宅配便を利用されるのであれば、
送る荷物の量などで割引額が変わる『特約割引』という制度があります
『特約割引』は条件を満たせば個人であっても利用する事ができますが、
条件に関しては、荷物の量(個数)はもちろんの事、
地域などによっても変わる事がありますので、一概には言えません
ですから、定期的に飛脚宅配便を利用する予定があるのであれば、
一度、佐川急便に直接相談してみて頂ければと思います
ちなみに、もし仮に大口契約をする事ができれば、
前出の『持込割引』より安くなる可能性は、充分に考えらます
ただし、原則、事前に契約をする必要があるため、
この『特約割引』に関しては、個人発送でお手軽に使える割引制度とは言いにくいです
大口契約すれば、持込割引より安くなる可能性がある
個人利用ではちょっと使いにくい割引制度
佐川急便の飛脚宅配便と似ている他の配送サービス
続いて、この項では、佐川急便の飛脚宅配便と比較して、
荷物のサイズや重さなどの基本的なサービス内容が比較的似ていて、
場合によっては更に安く送る事のできる、他の配送方法をご紹介していきたいと思います
ヤマト運輸の宅急便
佐川急便の飛脚宅配便と比較される事の多い配送サービスとしては、
まず『ヤマト運輸の宅急便』を挙げる方は多いのではないでしょうか
宅急便と飛脚宅配便では、料金のサイズ区分などに多少違いがありますが、
基本的には似た様なサービス内容となっているのが特徴的です
ただし、『ヤマト運輸の宅急便』に関しては、
個人でも比較的利用しやすい割引制度がいくつかあり、
例えば、「東京から東京都内へ送る60サイズの荷物」を想定して、
実際に割引制度も適用すると、送料が以下の様に異なってきます
60サイズ送料から、持込割引 100円引き
送料:656円
[宅急便(ヤマト)]
60サイズ送料から、クロネコメンバー割 10%引きと持込割引 100円引き
送料:580円
[宅急便(ヤマト)]
60サイズ送料から、クロネコメンバー割BIG 15%引きと持込割引 100円引き
送料:543円
佐川の飛脚宅配便と比べて、個人利用でも割引制度が豊富
基本的なサービス内容は佐川急便の飛脚宅配便と似ている
なお、ヤマト運輸の宅急便で利用できる割引制度や実際の送り方に関しては、
以下の別記事でも詳しくまとめていますので、合わせて参考としてみて下さい
はこBOON(配送はヤマト運輸が担当)
ヤマト運輸の宅急便と同じく、配送はヤマト運輸が担当しており、
利用にYahoo! JAPAN IDが必要になるサービスに『はこBOON』があります
(例外として、スマホから利用する場合には、ゲスト利用なら、Yahoo! JAPAN IDは不要)
はこBOONは、料金体系に少し特徴があり、
一律160サイズの制限を守れば、重量のみで料金が決定します
つまり、160サイズ以内に収める事ができれば、
かなり大きいものであっても、軽い物ならサイズが安くなります
また、『はこBOON』を利用する事で、
支払った送料に応じてTポイントが貯まるのも特徴的です
(例外として、ゲスト利用の場合にはポイント付与はありません)
なお、『はこBOON』は発送できる場所が、
ファミリーマート限定なのでこちらにもあらかじめご注意下さい
(『はこBOON』はヤフオクの荷物を送る際に使うイメージの方もいるかもしれませんが、
ヤフオク以外の荷物であっても、普通に送る事ができます)
ちなみに、例えば、「東京から東京都内へ送る荷物」で割引制度なども適用して、
具体的に佐川急便の飛脚宅配便と比較すると以下の通りです
60サイズ送料から、持込割引 100円引き
送料:656円
[はこBOON『60サイズ・2kgの荷物』]
はこBOON2kg以内の料金
送料:494円
[飛脚宅配便(佐川)『160サイズ・2kgの荷物』]
160サイズ送料から、持込割引 100円引き
送料:1736円
[はこBOON『160サイズ・2kgの荷物』]
はこBOON2kg以内の料金
送料:494円
[飛脚宅配便(佐川)『160サイズ・25kgの荷物』]
160サイズ送料から、持込割引 100円引き
送料:1736円
[はこBOON『160サイズ・25kgの荷物』]
はこBOON25kg以内の料金
送料:1523円
重さで料金が決定するので、大きくて軽い荷物は特に安く送れる
ファミリーマートからしか発送できない
利用にはYahoo! JAPAN IDが必要(スマホのみゲスト利用が可能)
Tポイントも貯まる(ゲスト利用の場合は除く)
なお、はこBOONの実際の送り方の手順に関しては、
以下の別記事に詳しくまとめていますので、合わせて参考としてみて下さい
日本郵便のゆうパック
「佐川急便の飛脚宅配便」や「ヤマト運輸の宅急便」と比較される事の多い、
もう1つの配送サービスとして、『日本郵便のゆうパック』も挙げられます
ゆうパックは宅急便や飛脚宅配便と比較すると、
サイズを問わず、重さが一律30kg以内の制限となっている部分が異なっている事に加え、
他にも細かい部分での違いはありますが、
基本的には、ゆうパックも宅急便や飛脚宅配便と似たサービスと言えます
『日本郵便のゆうパック』に関しても、個人利用でも利用しやすい割引制度があり、
例えば、「東京から東京都内へ送る60サイズの荷物」を想定して、
割引制度も適用すると送料が以下の様に異なってきます
60サイズ送料から、持込割引 100円引き
送料:656円
[ゆうパック(日本郵便)]
60サイズ送料から、持込割引 120円引き
送料:570円
[ゆうパック(日本郵便)]
60サイズ送料から、持込割引 120円引きと同一あて先割引 60円引き
送料:510円
佐川の飛脚宅配便と比べて、個人利用でも割引制度が豊富
基本的なサービス内容は佐川急便の飛脚宅配便と似ている(重さは一律30kg以内)
なお、ゆうパックで利用できる割引制度や送り方に関しては、
以下の別記事で詳しくまとめていますので、合わせて参考としてみて下さい
オークションゆうパック(配送は日本郵便が担当)
オークションゆうパックもサービス終了となり、
2016年10月14日10:00をもって、
オークションゆうパックの新規受付が停止となりますのでご注意下さい
日本郵便のゆうパックと同じく、配送は日本郵便が担当していますが、
利用には楽天会員IDが必要となるサービスに『オークションゆうパック』があります
(例外として、モバオクで売れた商品に関しては、
モバオク会員であれば、楽天会員IDが無くても利用できます)
『オークションゆうパック』は『ゆうパック』と似たサービスではありますが、
発送できる場所がローソン・ミニストップ限定である事に加え、
『ゆうパック』では使えない割引制度が適用されます
(オークションゆうパックは、「オークション」という名前が付いていますが、
オークションで売れたもの以外でも普通に送る事が可能です)
また、割引料金が適用される他にも、
利用に応じて、楽天やモバオクのポイントがたまる点も特徴的です
なお、例えば、「東京から東京都内へ送る60サイズの荷物」を想定して、
実際に割引制度なども適用した佐川急便の飛脚宅配便と比較すると以下の通りです
60サイズ送料から、持込割引 100円引き
送料:656円
[オークションゆうパック]
オークションゆうパックの60サイズの料金
送料:540円
ゆうパックに似たサービスで、ゆうパックの基本運賃から150円割引
ローソン・ミニストップからしか発送できない
利用には楽天会員IDが必要(モバオクは除く)
楽天スーパーポイントかモバオクポイントも貯まる
なお、オークションゆうパックの実際の送り方の手順に関しては、
以下の別記事で詳しくまとめていますので、合わせて参考としてみて下さい
エコムー便(配送は佐川急便が担当)
最後に、こちらはまだあまり知名度は高くありませんが、
配送は佐川急便が担当しており、近距離間の配送でしか利用できない代わりに、
リーズナブルな料金で使えるサービスに『エコムー便』があります
(例外として、沖縄・離島ではエコムー便は利用できません)
『エコムー便』の特徴として、送料のプランが、
「80サイズ・5kg未満は680円」「160サイズ・30kg未満は980円」の2つのみ、
となっている事が挙げられ、前述の通り、
発送地域から近距離の地域へのお届けでしか利用する事ができません
[参考ページ:エコムー便の発送元と配送可能地域を調べる ]
ちなみにエコムー便を利用される際には、
公式サイトのこちらのページ から集荷依頼を行う必要がありますが、
料金の支払い方法として、銀行振込・コンビニ決済・クレジットカード決済が用意されており、
先に料金の支払い(決済)が完了しないと集荷が来ませんのでご注意下さい
なお、以下に「東京から東京都内へ送る荷物」を想定して、送料を比較して挙げていきますが、
佐川急便の飛脚宅配便よりも安い料金設定となっているので、
もし自分の条件に合えば、意外と便利なサービスと言えるのではないでしょうか
80サイズ送料から、持込割引 100円引き
送料:926円
[エコムー便『80サイズ・5kg未満の荷物』]
エコムー便の80サイズ・5kg未満の料金
送料:680円
[飛脚宅配便(佐川)『160サイズ・30kg未満の荷物』]
160サイズ送料から、持込割引 100円引き
送料:1736円
[エコムー便『160サイズ・30kg未満の荷物』]
エコムー便の160サイズ・30kg未満の料金
送料:980円
送れるのは近距離区間のみ(沖縄・離島ではサービス利用不可)
80サイズ(5kg未満)で680円と160サイズ(30kg未満)で980円のプランのみ
管理人の感想
ここまで、佐川急便の飛脚宅配便の割引制度に加えて、飛脚宅配便と似たサービスとして、
ヤマト運輸の宅急便や日本郵便のゆうパックなどをまとめてご紹介させて頂きました
実際にどの配送サービスが一番おすすめという事に関しては、
利用の目的によっても異なってきますので、一概には言えませんが、
例えば、はこBOONやオークションゆうパックに関しては、送料が多少安いものの、
コンビニからしか送れないので、近くに送れるコンビニがあるかどうか、
という事も1つの判断基準になるかと思います
ですから、送料が安いという基準の他にも、
自分にとって、どの配送サービスがより使いやすいのか、
という事なども考慮しつつ、検討してみて頂ければ幸いです
まとめ
今回は、佐川急便の飛脚宅配便の割引や、飛脚宅配便に似たサービスとして、
『佐川急便の飛脚宅配便』の割引制度
持込割引
大口契約・特約割引
佐川急便の飛脚宅配便と似ている他の配送サービス
ヤマト運輸の宅急便
はこBOON(配送はヤマト運輸が担当)
日本郵便のゆうパック
オークションゆうパック(配送は日本郵便が担当)
エコムー便(配送は佐川急便が担当)
をご紹介しました
どの配送サービスに関しても、人によって、良いと感じる点と、
悪いと感じる点が異なるかと思いますので、特徴を見極めて上手く活用してみて下さいね
いつの記事?はこブーンの値段が違い過ぎ
コメントありがとうございます
はこBOONでは、荷物の3辺の長さの合計が160cm以内であれば、荷物の重量で料金が決定するという特徴があります
例えば、東京都から東京都内へ送る場合でいくつか例を挙げると、
60サイズ・2kgの荷物 → はこBOON2kg以下の料金「494円」
160サイズ・2kgの荷物 → はこBOON2kg以下の料金「494円」
60サイズ・25kgの荷物 → はこBOON25kg以下の料金「1523円」
160サイズ・25kgの荷物 → はこBOON25kg以下の料金「1523円」
になります
はこBOONのサイト内にある、以下の東京都から送る場合の料金表も参考としてみて頂ければ幸いです
東京 – 料金表│はこBOON