クリックポストとゆうパックを徹底比較!代金引換,支払い方法,お届け日数など
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「日本郵便 ゆうパック」と「日本郵便 クリックポスト」の2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ、割引制度、支払い方法、代金引換、お届け日数、コンビニ受け取りの可否、などの様々な違いを比較してまとめてみました

 

最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っている方法なのか、ちょっとわかりにくい事もあり、

この記事では特に、ゆうパックとクリックポストを比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです


簡単なサービス比較一覧

まずはじめにクリックポストとゆうパックを簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています

サービス名クリックポストゆうパック
料金全国一律 198円「大きさ」×「配送距離」の組み合わせで決まる
基本運賃 810円~
大きさ長辺34cm以内
短辺25cm以内
[最大時でA4サイズが入る]
3辺合計170cm以内
厚さ3cm以内
重さ1kg以内30kg以内(25kg超え30kg以内は重量ゆうパック扱いで+510円または+520円)
前提条件自分で送り状を印刷する(プリンターが必要)
封筒などは自分で用意する
Yahoo! JAPAN IDもしくはAmazonアカウントが必要
クレジットカードが必要
専用の送り状が必要
箱や袋などは自分で用意する
割引制度割引制度なし個人利用向けの割引制度あり
支払い方法Yahoo!ウォレット or Amazon Payのオンライン決済のみ(クレジットカード・一部のデビットカード or プリペイドカードが必須)発送場所・利用方法で異なる(発送場所・利用方法によっては現金以外も可) 参考
発送できる場所郵便局の窓口、街の郵便ポスト郵便局の窓口、ゆうパック取扱所(のぼり旗がある店や一部のコンビニ等)
自宅などへの集荷サービス不可可能(一部は不可)
お届け方法自宅などの郵便受けに投函対面手渡し
日にち・時間帯指定不可可能
お届け日数の目安日本郵便のこちらのページ で調べられます(原則ゆうパケットと同様)日本郵便のこちらのページ で調べられます
日曜・祝日の配達あるある
信書の取り扱い送れない送れない
補償なしある(30万円まで)
追跡サービスあるある
着払い不可可能
代金引換不可個人発送でも可能
受け取り場所自宅など、郵便局留め自宅など、郵便局留め
コンビニ受け取り不可条件付きで可能

 

以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、

次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい

利用の前提条件・会社に関して

ゆうパッククリックポスト
会社日本郵便日本郵便
前提条件専用の送り状が必要(自宅印刷やアプリ経由で作成も可)自分で送り状を印刷する(プリンターが必要)
ダンボール箱などは自分で用意する梱包用の封筒などは自分で用意する
Yahoo! JAPAN IDもしくはAmazonアカウントが必要(無料で作成可能)
クレジットカード or 一部のデビットカード・プリペイドカードが必要(オンライン決済のみ)

 

前提条件として、「日本郵便 ゆうパック」は専用の送り状を用意する必要があり、以下の様な方法があります

ゆうパック 送り状
手書きの送り状郵便局やコンビニ等の取扱店でもらう
自宅などへの集荷の際に持ってきてもらう
自宅で印刷Webゆうパックプリント で印刷
郵便局で発行日本郵便アプリ を利用
ゆうパックスマホ割アプリ を利用
※フリマアプリ等の出品者が利用できる「メルカリ – ゆうゆうメルカリ便・ヤフオク – ゆうパック おてがる版・ラクマ – かんたんラクマパック・モバオク – らくらく定額便」に関しては、2次元コードを利用して、ローソンまたは郵便局であて名ラベルを発行します

より詳細な送り状の作成方法は以下の記事にまとめていますので合わせてご参考下さい

合わせて読みたい
ゆうパック送り状ラベル入手方法まとめ!手書きや印刷,スマホアプリ等

 

また、「日本郵便 ゆうパック」は梱包に使用するダンボール箱などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、

決められた専用のダンボール箱はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、ダンボール箱でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっています

(郵便局でもロゴ入りダンボールなどの梱包用資材の販売もあります)

合わせて読みたい
ダンボールはスーパーで無料でもらえる?他にももらえる場所はある?

 

「クリックポスト」は決められた専用のダンボール箱や袋はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、封筒でもダンボール箱でもビニール製の袋でも何を使用しても自由です

また、「クリックポスト」では専用の送り状を使う必要がありますが、手書きの送り状は用意されていませんので、以下のクリックポストWebサイトから発送申し込み手続き後、自宅やコンビニなどのプリンターを使用して自分で印刷して下さい(カラー印刷・白黒印刷のいずれでも利用できます)

 

なお、「クリックポスト」の利用には「Yahoo! JAPAN ID または Amazonアカウント(どちらも無料で作成できます)」が必要となり、

支払いは「Yahoo! JAPAN IDならYahoo!ウォレット」「AmazonアカウントならAmazon Pay」のオンライン決済なので「クレジットカード または 一部のデビットカード・プリペイドカード」が必要となり、切手の貼り付けや窓口での現金の支払いには対応していません

サイズや重さの制限と送料

ゆうパッククリックポスト
送料「大きさ」×「配送距離」の組み合わせで決まる
基本運賃 810円~
全国一律 198円
大きさ3辺合計170cm以内長辺 34cm以内
短辺 25cm以内
[最大時でA4サイズが入る]
厚さ3cm以内
重さ一律30kgまで1kgまで
※25kg超え30kgまでは重量ゆうパック扱いで+510円または+520円

 

大きさの制限は、「ゆうパック」が「最大 3辺合計170cm以内」である事と比較して、

「クリックポスト」は「A4サイズが入る角2封筒(24cm×33.2cm)ぐらいが最大の大きさの目安」で「厚さ3cm以内」なので、主に薄いものを送るのに適しているという特徴があります

また、「クリックポスト」の最小サイズの規定は「ゆうパケット」と原則同じになります

ゆうパケットに最小のサイズはあるのでしょうか?

ゆうパケットの最小サイズは以下のとおりです。

1.円筒形状またはこれに類する形状のもの

長さ14cm、直径(若しくは短径またはこれらに類する部分)3cm

2.1.以外のもの

長さ14cm、幅9cm

※上記の制限より小さなものでも厚紙または耐力のある紙若しくは布で作成した長さ12cm、幅6cm以上の大きさのあて名札をつければ差し出すことができます。

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

 

なお、「日本郵便 ゆうパック」の送料は以下のサイズ区分と配送距離との組み合わせで決まります

サイズ区分大きさ(3辺の合計)
60サイズ60cm以内
80サイズ80cm以内
100サイズ100cm以内
120サイズ120cm以内
140サイズ140cm以内
160サイズ160cm以内
170サイズ170cm以内
※重さは一律30kg以下
※25kg超え30kgまでは重量ゆうパック扱いで+510円または+520円

実際の配送距離毎の運賃は日本郵便の以下のページもご覧下さい

 

「ゆうパック」の送料の特徴として「割引を上手く利用する事で安く送れる」という事が挙げられますが、

以下に送料の例をご紹介しますので、運賃の比較の参考としてみて頂ければ幸いです

クリックポスト 運賃
長辺34cm以内
短辺25cm以内
厚さ3cm以内
[最大時でA4サイズが入る]

重さ1kgまで
送料(全国一律)
198円
ゆうパック(25kg以下) 運賃
3辺合計170cm以内
重さ一律30kgまで
※25kg超え30kgまでは重量ゆうパック扱いで+510円または+520円
配送距離「東京 ⇔ 東京」の場合
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ810円630円
80サイズ1030円850円
100サイズ1280円1100円
120サイズ1530円1350円
140サイズ1780円1600円
160サイズ2010円1830円
170サイズ2340円2160円
配送距離「東京 ⇔ 大阪」の場合
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ970円790円
80サイズ1200円1020円
100サイズ1440円1260円
120サイズ1690円1510円
140サイズ1950円1770円
160サイズ2160円1980円
170サイズ2530円2350円
配送距離「東京 ⇔ 愛知」の場合
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ870円690円
80サイズ1100円920円
100サイズ1330円1150円
120サイズ1590円1410円
140サイズ1830円1650円
160サイズ2060円1880円
170サイズ2410円2230円

割引制度に関して

ゆうパッククリックポスト
個人発送でも使える各種割引あり割引制度なし

 

「ゆうパック」では個人発送でも使える以下の割引が用意されています

ゆうパックの割引制度
誰でも使える
持込割引120円割引
ゆうパックスマホ割アプリ利用者向け
ゆうパックスマホ割180円割引
郵便局受取割引100円割引
継続利用割引10%割引
誰でも使えるが状況が限定される
同一あて先割引(1年以内に同じあて先へ発送)60円割引
複数口割引(同一宛先に同時に2個以上)荷物1個につき60円割引
往復割引(「ゴルフゆうパック・スキーゆうパック・空港ゆうパック」限定)復路分の運賃から120円割引

各割引の詳細は以下の記事でも紹介していますので合わせてご参考下さい

合わせて読みたい
ゆうパック送料に割引を使った場合の少しでも安い送り方まとめ

 

「クリックポスト」は例えば、以下の様な大きさ・重さの制限が似ている「ゆうメール」「ゆうパケット」「定形外郵便 規格内」と比較すると、以下の赤字の「定形外郵便 重さ100g以内」「ゆうメール 重さ150g以内」を除き「クリックポスト」の方が料金が安くなっており、

「クリックポスト」を利用する事で料金の優遇を受けられる事が多いのでクリックポストには割引制度は用意されていません

大きさ重さ料金
(全国一律)
クリックポスト長辺 34cm以内
短辺 25cm以内
厚さ 3cm以内
1kgまで198円
ゆうメール長辺 34cm以内
短辺 25cm以内
厚さ 3cm以内
1kgまで150gまで 180円
250gまで 215円
500gまで 310円
1kgまで 360円
ゆうパケット長辺 34cm以内
3辺合計 60cm以内
厚さ 3cm以内
1kgまで厚さ1cm以内 250円
厚さ2cm以内 310円
厚さ3cm以内 360円
定形外郵便
規格内
長辺 34cm以内
短辺 25cm以内
厚さ 3cm以内
1kgまで50gまで 120円
100gまで 140円
150gまで 210円
250gまで 250円
500gまで 390円
1kgまで 580円

補償・追跡に関して

ゆうパッククリックポスト
追跡サービスありあり
補償あり(30万円まで)なし
※セキュリティサービス(+370円)利用で50万円まで

「クリックポスト」は追跡サービスは利用できますが、以下の通り内容品の補償はありません

クリックポストが届いたが、内容品が壊れていました。損害賠償してもらえますか?

内容品についての損害賠償は行いません。

※クリックポストを亡失または毀損した場合であって、郵便局が責任を負うべき事由があるときは、その運賃相当額を返還します。

[引用元]よくあるご質問 – クリックポスト

 

「ゆうパック」は追跡サービスも利用できますし、30万円までの補償があり、

更に+370円でセキュリティサービスのオプションを付加すると補償が50万円までになります

(ただし、重量ゆうパックではセキュリティサービスは利用できません)

 

お届け日数に関して

ゆうパッククリックポスト
配送距離で決まる配送距離で決まる
※重量ゆうパックは通常のゆうパックの+1日程度
日曜・祝日も配達される日曜・祝日も配達される

 

「ゆうパック」も「クリックポスト」もお届け日数は配送距離で決まりますので、

具体的なお届け日数に関しては、以下のそれぞれのページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい

(クリックポストのお届け日数は原則ゆうパケットと同様です)

 

また、クリックポストのお届け日数をクリックポスト公式サイトから引用すると以下の通りです

配達日数はどの程度ですか。

概ね差出日の翌日から翌々日にお届けします。

※お届け先が遠方の場合、離島等の一部地域の場合等は更に数日要する場合があります。また、差出時刻によっても異なる場合があります。

[引用元]よくあるご質問 – クリックポスト

上記の通り「クリックポスト」は「お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合など」は多くの日数が必要となる事があるため、

「お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合など」には「クリックポスト」の方が「ゆうパック」よりもお届けまでに時間がかかる傾向にありますのでご注意下さい
 

なお、お急ぎの方向けのサービスとして、

ゆうパックでは一部地域を対象として、ゆうパック基本運賃のみで利用できる「当日配達ゆうパック」があります

 

ちなみに、「ゆうパック」も「クリックポスト」も日曜・祝日も配達されます

 

着払い・代金引換の可否

ゆうパッククリックポスト
着払い利用可利用不可
代金引換個人発送でも利用可利用不可

 

「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、「クリックポスト」は利用できませんが「ゆうパック」は利用する事が可能です

「ゆうパック」で着払いを利用する場合には、着払い専用の送り状をご使用下さい

 

「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しても、

「クリックポスト」は利用できませんが「ゆうパック」は個人発送でも利用する事ができます

なお、「ゆうパック 代金引換」を利用する場合、代金引換の専用の送り状ラベルを使用し(専用の送り状ラベルは集荷の際に持ってきてもらったり、郵便局の窓口などでもらえます)、運賃とは別に手数料がかかりますので詳しくは以下のページもご覧下さい

(「ゆうパック 代金引換」はコンビニ等のゆうパック取扱店からは送れませんので、郵便局の窓口へ持っていくか、自宅などへの集荷サービスをご利用下さい)

代金引換を利用する際にかかる料金
代金引換の荷物の発送受付時に支払う
運賃発送方法毎の運賃
代金引換手数料(代金引換料)265円
オプション加算料金(オプションを付加した場合)書留、セキュリティサービスなどのそれぞれのオプション料金
代金が口座へ送金時に差し引かれる
送金手数料(送金料金)送金先口座・代金で異なる
→参考:送金にかかる料金
印紙代代金で異なる
→参考:代金引換を使用すると手数料などいくらかかりますか?

 

支払い方法に関して

ゆうパック
※発送受付場所・利用方法で異なります
現金
切手
クレジットカード
電子マネー
バーコード決済
クオカード
クリックポスト
※オンライン決済のみ
クレジットカード または 一部のデビットカード・プリペイドカード

 

「ゆうパック」は発送受付場所・利用方法によって使える支払い方法が異なり、

発送受付場所・利用方法毎の詳細は以下の記事でまとめていますので合わせてご覧ください

合わせて読みたい
ゆうパック送料の支払い方法まとめ!クレジットカード,代金引換,コンビニ等

 

「クリックポスト」の利用には「Yahoo! JAPAN ID または Amazonアカウント」が必要となり、

支払いは「Yahoo! JAPAN IDならYahoo!ウォレット」「AmazonアカウントならAmazon Pay」のオンライン決済になりますので「クレジットカード または 一部のデビットカード・プリペイドカード」が利用できますが、切手の貼り付けや窓口での現金の支払いには対応していません

 

発送できる場所・集荷サービスに関して

クリックポストゆうパック
自宅などへの集荷利用不可利用可(一部は不可)
発送受付場所郵便局郵便局
街の郵便ポスト街のクリーニング店や個人商店などのゆうパック取扱所
コンビニ不可ローソン・ミニストップなどのコンビニ

 

「クリックポスト」は自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、

「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「投函口に入るサイズなら自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい

(クリックポストはオンライン決済で運賃を支払うため、差出し時に切手の貼り付けは不要となっています)

 

なお、「クリックポスト」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

 

「ゆうパック」は荷物1個から自宅などへの集荷サービスの対象となっていますので、集荷をご希望の方は以下の集荷依頼ページをご利用下さい

ただし、ゆうパックで「ゆうパックスマホ割」アプリで送り状を作成する場合(ゆうパックスマホ割の割引を利用する場合)、集荷サービスの対象ではありませんのでご注意下さい

 

なお、「ゆうパック」の発送受付場所は、郵便局、街のクリーニング店や個人商店などのゆうパック 取扱店、以下のコンビニエンスストアがあります

(コンビニ等のゆうパック取扱店ではチルドゆうパック・代金引換ゆうパック・重量ゆうパックなど一部取り扱えないサービスがあります)

ゆうパックを送れるコンビニ
※一部店舗を除く
ローソン
ローソンストア100
ミニストップ
セイコーマート

上記以外に、ゆうゆうメルカリ便(メルカリ)のゆうパックの荷物限定でロッカーから荷物を送る「はこぽす」のサービスもあります

 

お届け方法、日にち・時間帯指定に関して

ゆうパッククリックポスト
お届け方法対面手渡し自宅などの郵便受けに投函
お届けの日時指定指定可能指定不可

「ゆうパック」のお届け方法は郵便受けに投函ではなく対面手渡しなので、受け取りの際にサインなどが必要になります

また、「ゆうパック」は指定可能な範囲内で「発送受付時にお届け希望日時の指定が可能」となっていますので希望があれば日時を指定してご利用下さい

「ゆうパック」は対面手渡しでのお届けとなるため、不在時には不在票が投函されますが、不在票の指示に従い再配達を申し込む際にも指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

 

「クリックポスト」のお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)

なお、「クリックポスト」はお届け希望日時の指定は不可となっています

例外として、「クリックポスト」で「お届け先の郵便受けが小さくて荷物が郵便受けに入らない場合」には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、

不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

 

信書の取り扱いに関して

ゆうパッククリックポスト
信書は送れない信書は送れない

「ゆうパック」も「クリックポスト」も信書は送れませんので、

信書を送りたい場合、定形郵便・定形外郵便 レターパック スマートレター などをご利用下さい

 

なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい

 

受け取り方法・コンビニ受け取りに関して

荷物を受け取れる場所
ゆうパッククリックポスト
自宅など自宅など
郵便局留め郵便局留め
コンビニエンスストア(条件を満たした荷物のみ)コンビニ受け取り不可
郵便局などに設置されたロッカー・宅配便ロッカーPUDOステーション(条件を満たした荷物のみ)

 

「クリックポスト」は自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、

コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい

 

「ゆうパック」は自宅などに加え、郵便局留めができる他、

特定の条件を満たした荷物であればミニストップ・ファミリーマート・ローソンといったコンビニエンスストアでも受け取りが可能となっており、

ゆうパックコンビニ受け取りの対象コンビニエンスストア
ローソン
ミニストップ
ファミリーマート
※条件によって上記全てが対象でない場合があります

ゆうパックをコンビニ受け取りする方法は以下の記事でもまとめていますので合わせてご覧下さい

合わせて読みたい
ゆうパックをコンビニ受け取りする方法まとめ!個人発送の場合も

 

また、ゆうパックは特定の条件を満たした荷物であれば、郵便局などに設置されたロッカーや宅配便ロッカー「PUDOステーション」で受け取れるサービスとして「はこぽす」もあります

 

ゆうパックとクリックポストの比較のポイント

最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います

 

[ゆうパック・クリックポストの比較ポイント]

送料はクリックポストの方が安い

「クリックポスト」と「ゆうパック」の大きさの制限は以下の通りとなっています

大きさの制限(ゆうパック & クリックポスト)
サービス名大きさ
クリックポスト長辺34cm以内
短辺25cm以内
厚さ3cm以内
[最大時でA4サイズが入る]
ゆうパック
60サイズ
3辺合計60cm以内
ゆうパック
80サイズ
3辺合計80cm以内
ゆうパック
100サイズ
3辺合計100cm以内
ゆうパック
120サイズ
3辺合計120cm以内
ゆうパック
140サイズ
3辺合計140cm以内
ゆうパック
160サイズ
3辺合計160cm以内
ゆうパック
170サイズ
3辺合計170cm以内

「クリックポスト」と「ゆうパック」を比較すると、3辺の合計値としての制限は「クリックポスト(最大時で3辺合計62cm以内)」と「ゆうパック 60サイズ」はおおよそ同じぐらいですが、

「クリックポスト」は「厚さ3cm以内」という制限があり、「クリックポスト」は「ゆうパック」よりも厚みの薄いものを送る事を想定したサービスとなっており、

送料は以下の表の通り「ゆうパック」よりも「クリックポスト」の方が安くなっています

クリックポスト 運賃
長辺34cm
短辺25cm
厚さ3cm以内

[A5サイズが入る]
重さ1kgまで
送料(全国一律)
198円
ゆうパック(25kg以下) 運賃
3辺合計170cm以内
重さ一律30kgまで
※25kg超え30kgまでは重量ゆうパック扱いで+510円または+520円
配送距離「東京 ⇔ 東京」の場合
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ810円630円
80サイズ1030円850円
100サイズ1280円1100円
120サイズ1530円1350円
140サイズ1780円1600円
160サイズ2010円1830円
170サイズ2340円2160円
配送距離「東京 ⇔ 大阪」の場合
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ970円790円
80サイズ1200円1020円
100サイズ1440円1260円
120サイズ1690円1510円
140サイズ1950円1770円
160サイズ2160円1980円
170サイズ2530円2350円
配送距離「東京 ⇔ 愛知」の場合
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ870円690円
80サイズ1100円920円
100サイズ1330円1150円
120サイズ1590円1410円
140サイズ1830円1650円
160サイズ2060円1880円
170サイズ2410円2230円

 

[ゆうパック・クリックポストの比較ポイント]

ゆうパックには個人利用向けの割引制度が用意されている

「クリックポスト」には割引制度がありませんが、

「ゆうパック」には個人利用向けの割引制度が用意されていますので、ぜひ活用されるのがオススメです

 

割引額の大きい、ゆうパックで個人的にオススメな割引制度としては、

クレジットカードが利用できるのであれば、スマホアプリ「ゆうパックスマホ割」を利用してあて名ラベルを作成する、ゆうパックの「ゆうパックスマホ割(180円割引)」です

(ゆうパックスマホ割を利用する場合、支払い方法はクレジットカードによるオンライン決済に限られます)

[ゆうパックの割引の一例]

ゆうパックスマホ割 180円割引(ゆうパックスマホ割アプリを利用してあて名ラベルを作成する)
ゆうパックの割引制度
誰でも使える
持込割引120円割引
ゆうパックスマホ割アプリ利用者向け
ゆうパックスマホ割180円割引
郵便局受取割引100円割引
継続利用割引10%割引
誰でも使えるが状況が限定される
同一あて先割引(1年以内に同じあて先へ発送)60円割引
複数口割引(同一宛先に同時に2個以上)荷物1個につき60円割引
往復割引(「ゴルフゆうパック・スキーゆうパック・空港ゆうパック」限定)復路分の運賃から120円割引
合わせて読みたい
ゆうパック送料に割引を使った場合の少しでも安い送り方まとめ

 

[ゆうパック・クリックポストの比較ポイント]

「補償の有無」「お届け希望日時指定の可否」「お届け方法」に注目する

「追跡サービスの有無」「補償の有無」「お届け希望日時指定の可否」「お届け方法」は以下の通りで、

ゆうパッククリックポスト
追跡サービス利用可利用可
補償ある(30万円まで)なし
お届け希望日時指定可能不可
お届け方法対面手渡し自宅などの郵便受けに投函

「ゆうパック」は「追跡サービス利用可」「補償あり」「お届け希望日時の指定可」「お届けは対面手渡し」なので、送料としては「クリックポスト」より高いものの、受取人側はお届けまでの安心感が大きい点が魅力ですが、

「クリックポスト」も「追跡サービス利用可」ではあるものの、「補償なし」「お届け希望日時の指定不可」「お届けは自宅などの郵便受けに投函」となっており、受取人側は少なからず不安を感じやすいかと思いますので、

補償や対面手渡しでのお届け、お届け希望日時指定を重視する場合には「ゆうパック」の利用がオススメです

 

[ゆうパック・クリックポストの比較ポイント]

自宅などへの集荷サービスの有無

「ゆうパック」は荷物1個から自宅などへの集荷サービスの対象となっていますので、

「家から出なくても送る事ができる」という点が魅力の1つとなっています

対して、「クリックポスト」は自宅などへの集荷サービスは行われていませんので、自分自身で「郵便局」や「街の郵便ポスト」に持っていく必要があるため、

忙しい方などには集荷サービスが利用できる「ゆうパック」の方が便利かもしれません

 

[ゆうパック・クリックポストの比較ポイント]

コンビニから発送できるか?

「ゆうパック」は郵便局以外にも、以下の様なコンビニ店舗のレジでも発送受付を行っていますが、

「クリックポスト」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい

ゆうパックを送れるコンビニ
※一部店舗を除く
ローソン
ローソンストア100
ミニストップ
セイコーマート

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、「クリックポスト」でも郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

 

[ゆうパック・クリックポストの比較ポイント]

コンビニで受け取れるか?

自宅以外での受け取りを希望されている場合、「ゆうパック」であれば、特定の条件を満たしている荷物はコンビニ受け取りも可能となっています

ゆうパックコンビニ受け取りの対象コンビニエンスストア
ローソン
ミニストップ
ファミリーマート
※条件によって上記全てが対象でない場合があります

ゆうパックをコンビニ受け取りする方法は以下の記事でもまとめていますので合わせてご覧下さい

合わせて読みたい
ゆうパックをコンビニ受け取りする方法まとめ!個人発送の場合も

 

対して、「クリックポスト」の荷物はコンビニ受け取りはできませんので、

自宅以外の受け取りですと「郵便局留め(郵便局での受け取り)」となり、コンビニ受け取りと比較するとやや不便な印象です

 

[ゆうパック・クリックポストの比較ポイント]

ゆうパックなら個人発送でも代金引換・着払いが利用可能

「クリックポスト」には「代金引換」「着払い」のサービスが用意されていませんが、

「ゆうパック」なら個人利用向けの「代金引換」「着払い」のサービスも用意されていますので、ゆうパックの利用が便利です

 

管理人の感想

ここまで、ゆうパックとクリックポストの2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ・お届け日数・コンビニ受け取りの可否・割引などの違いを比較してご紹介させて頂きました

 

ゆうパックとクリックポストを比較すると、

送料としては、主に薄いものを送る事を想定したクリックポストの方が安くなっていますが、ゆうパックならクリックポストでは送れない大きさや厚みのあるものも送れますし、

ゆうパックならクリックポストにはない、補償・対面手渡しでのお届け・お届け希望日時指定などもありますので、

自分にとってのメリット・デメリットをよく見極めて活用して頂ければと思います

 

また、クリックポスト・ゆうパック以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね

他にも以下の様なサービスもあります!

定形外郵便 全国一律120円~

スマートレター 全国一律180円 発送簡単オススメ

ゆうメール 全国一律180円~

ゆうパケット 全国一律250円~

レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ

宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)

ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)

 

まとめ

今回は、ゆうパックとクリックポストの違いを比較してご紹介しました

 

単純にどちらのサービスの方が優れているという訳ではなく、それぞれに特徴がありますので、より自分の目的に合う発送方法を上手く選択してみて頂ければ幸いです