ミニレターの特徴とサービス内容を項目毎に徹底解説!お届け方法,日時指定など
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「日本郵便 ミニレター(郵便書簡)」を取り上げて、運賃・サイズ、補償の有無、お届け日時指定の可否、お届け方法、支払い方法などの様々な項目に関して、サービスの特徴を細かくまとめてみました

 

近年では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、

この記事では特に、ミニレター(郵便書簡)のサービス内容を項目毎にまとめてみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです


サービス内容リスト一覧表

まずはじめにミニレター(郵便書簡)のサービス内容を表に一覧にまとめると以下の通りとなっています

サービス名ミニレター(郵便書簡)
料金全国一律 63円
(専用封筒の値段)
大きさ長辺 16.5cm
短辺 9.2cm
厚さ写真・紙片等の
薄い物は封入可能
[厚さ制限の規定なし]
重さ25gまで
前提条件専用の送り状はなし
必ず未使用の専用封筒を使う
割引制度割引制度なし
(金券ショップ等で定価以下で買える事あり)
支払い方法購入場所によって異なる
(購入場所によっては現金以外も可)
発送できる場所郵便局の窓口
街の郵便ポスト
自宅などへの集荷サービス不可
お届け方法自宅などの郵便受けに投函
(書留などは対面手渡し)
日にち・時間帯指定不可
<料金加算オプションあり>
配達日指定は可
お届け日数の目安距離で異なる
お届け日数調べる
(原則、手紙・はがきと同様)
土曜・日曜・祝日の配達なし
(速達や書留などはある)
信書の取り扱い送れる
補償なし
<料金加算オプションあり>
追跡サービスなし
<料金加算オプションあり>
着払い不可
代金引換不可
受け取り場所自宅など
郵便局留め
コンビニ受け取り不可

 

以上、サービス内容を簡単に一覧にすると上記の表の通りになりますが、

次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、各項目毎の注意点などはそちらも合わせてご確認下さい

ミニレターの詳細なサービス内容

利用の前提条件・運送会社に関して

ミニレター
会社日本郵便
前提条件専用の送り状はなし
必ず未使用の専用封筒を使う

 

「ミニレター」は自分で用意した封筒では送れませんので、必ず専用封筒を以下の様な場所で購入して使用して下さい

(消印のある使用済の専用封筒をミニレターの封筒として再利用する事はできません)

ミニレター専用封筒購入場所
郵便局の窓口
コンビニエンスストア
※コンビニは仕入れがない店舗が多いです
各種金券ショップ
オークションサイト(ヤフオク)など

 

ちなみに「ミニレター」は専用封筒の代金に運賃が含まれますので差出し時に切手の貼り付けは不要です

また、ミニレターは専用封筒があれば、送り状を用意する必要はありませんので、住所・指名などは専用封筒の表面・裏面に直接記入して下さい

サイズや重さの制限と送料

ミニレター
送料全国一律 63円
大きさ長辺 16.5cm
短辺 9.2cm
厚さ写真・紙片等の薄い物は封入可能
[厚さ制限の規定なし]
重さ25gまで

「ミニレター」は、16.5cm×9.2cmの未使用の専用封筒を自分自身でのりづけし組み立てて使用し、

送料は全国一律でどこからどこへ送っても変わらず「63円」です

なお、ミニレターの専用封筒の内側は便箋として使用できる様に罫線がプリントされており、更に組み立てると封筒になり、

以下の通り、写真・紙片等の薄い物は同封が可能なので、例えば「チケット・ステッカー・シール・トレーディングカード・写真・優待割引券・名刺・領収書」の様なものは同封できます

(厚さに明確な制限の規定はないため、重さ25g以内であれば、複数枚の同封も可能ですが、同封できるものは以下の通り『紙片状のもの』に限られます)

郵便書簡(ミニレター)に同封できるものはどのようなものですか?

重さが25g以内であれば写真、メモ(紙片など)の薄い物を同封可能です。

重さが25g以内でも、紙片状のもの以外は同封できません。(例:ペン、鍵、化粧品等)
重さが25gを超えると定形外郵便物の料金が適用となりますのでご注意ください。この場合、定形サイズの封筒のご利用をお勧めいたします。

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

割引制度に関して

ミニレター
割引制度なし(金券ショップなどで定価以下で買える事がある)

「ミニレター」には残念ながら割引制度は用意されていません

ただし、「ミニレター」は金券ショップやオークションサイト(ヤフオク)などでは定価以下の金額で専用封筒が販売されている事があります(オークションサイトで出品されているものは定価以下の金額でない場合もありますのでご注意下さい)

 

補償・追跡に関して

ミニレター
追跡サービスなし(料金加算のオプションあり)
補償なし(料金加算のオプションあり)

オプションを付加しない通常の「ミニレター」は、「追跡サービスなし、補償なし」です

ただし、「ミニレター」は料金加算で補償や追跡に関する以下の様なオプションを付加できます

(以下のオプションを付加する場合は必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)

ミニレター オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで

お届け日数に関して

ミニレター
配送距離で決まる
土曜・日曜・祝日は配達されない
[例外あり:速達、書留、配達日指定]

「ミニレター」のお届け日数は配送距離で決まりますので、具体的なお届け日数の目安に関しては以下のページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい

(ミニレターのお届け日数は原則手紙・はがきと同様です)

なお、2021年10月以降、普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターに関して、お届け日数の段階的繰り下げが行われ、段階的にお届け日数が2021年9月以前の+1日程度増える変更が行われますので、詳しくは以下も合わせてご覧下さい

 

ちなみに「ミニレター」は土曜・日曜・祝日は配達されません

(2021年9月までは普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターの土曜日配達が行われていましたが、2021年10月から普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターの土曜日配達が休止となりましたのでご注意下さい)

ただし、「ミニレター」は例外として「速達・書留・配達日指定」のいずれかのオプションを付けた場合は土曜・日曜・祝日も配達されます

日本郵便>よくあるご質問

[土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスはありますか?]

土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスは以下のとおりです。

・速達
・配達時間帯指定郵便
・書留
・代金引換
・配達日指定郵便
・電子郵便(レタックス)
・レターパックプラス、レターパックライト
・ゆうパック
・ゆうパケット
・クリックポスト

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

 

着払い・代金引換の可否

ミニレター
着払い利用不可
代金引換利用不可

「ミニレター」はあらかじめ専用封筒を購入し、その専用封筒の代金に運賃が含まれるという性質上、「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」とする事はできません

「着払い」を利用したい場合、ゆうパック ゆうパケット ゆうメール 宅急便 宅急便コンパクト 等の利用をご検討下さい

 

「ミニレター」は「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」とする事もできません

(個人間で発送の荷物で代金引換を利用したい場合、ゆうパック 定形郵便・定形外郵便 ゆうメール などをご利用下さい)

 

支払い方法に関して

「ミニレター」の専用封筒を購入する際に利用できる支払い方法は、専用封筒の購入場所によって以下の様にそれぞれ異なりますのでご注意下さい

キャッシュレス決済を導入していない郵便局の窓口
現金
切手・はがき等と交換(交換手数料がかかる
キャッシュレス決済を導入している郵便局の窓口
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
各種電子マネー
各種バーコード決済
コンビニエンスストア
※切手を取り扱うコンビニ店舗ではミニレターの仕入れ自体は可能ですが、コンビニは仕入れがない店舗が多いです
※コンビニ店舗で使えるミニレターの支払い方法は、切手・はがき・印紙の購入時の支払い方法と同様です
セブンイレブン
現金
電子マネー nanaco
ファミリーマート
現金
FamiPay
ユニー・ファミリーマートグループ商品券
クレジット機能のあるファミマTカード(クレジット払い)
ローソン
現金
ミニストップ
現金
電子マネー WAON
イオン商品券
デイリーヤマザキ
現金
セイコーマート
現金
各種金券ショップ
お店によって異なる

 

発送できる場所・集荷サービスに関して

ミニレター
自宅などへの集荷利用不可
発送受付場所郵便局 窓口
街の郵便ポストへ投函
コンビニ不可

「ミニレター」は自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、

「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい

 

なお、「ミニレター」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

 

ちなみに「ミニレター」は専用封筒の代金に運賃が含まれるため、差出し時に切手の貼り付けは不要となっています

 

注意点として、「ミニレター」で書留・特定記録・配達日指定のオプションを利用する場合は、街の郵便ポストへ投函は不可となりますので郵便局の窓口へ持っていって下さい

 

お届け方法、日にち・時間帯指定に関して

ミニレター
お届け方法自宅などの郵便受けに投函
お届けの日時指定指定不可(料金加算オプションで配達日指定は可)

「ミニレター」のお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)

なお例外として、「書留などの場合」「自宅などの郵便受けが満杯で入らない場合」には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

 

また、通常の「ミニレター」は発送受付時にお届け希望日時の指定はできませんが、料金加算で以下の様なオプションが付加できます

ミニレター オプション
配達日指定(平日の指定日)+32円
配達日指定(土曜・日曜・休日の指定日)+210円
※ミニレターに配達時間帯指定郵便のオプションはありません

 

信書の取り扱いに関して

ミニレター
信書が送れる

ミニレターの他にも、定形郵便・定形外郵便 レターパック スマートレター なら信書も送る事ができます

 

なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい

 

受け取り方法・コンビニ受け取りに関して

荷物を受け取れる場所
ミニレター
自宅など
郵便局留め
コンビニ受け取り不可

 

「ミニレター」は自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、

コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい

 

なお、個人間で発送する荷物でコンビニ受け取りを利用したい場合、

特定の条件を満たせば、宅急便 宅急便コンパクト ゆうパック でコンビニ受け取りが利用できますので、宅急便・宅急便コンパクト・ゆうパックの利用をご検討下さい

合わせて読みたい
宅急便と宅急便コンパクトのコンビニ受け取り方法や条件まとめ
合わせて読みたい
ゆうパックをコンビニ受け取りする方法まとめ!個人発送の場合も

 

ミニレターのメリット・デメリットまとめ

ミニレターに同封できるものは日本郵便のよくあるご質問にもあり、以下の通りです

郵便書簡(ミニレター)に同封できるものはどのようなものですか?

重さが25g以内であれば写真、メモ(紙片など)の薄い物を同封可能です。

重さが25g以内でも、紙片状のもの以外は同封できません。(例:ペン、鍵、化粧品等)
重さが25gを超えると定形外郵便物の料金が適用となりますのでご注意ください。この場合、定形サイズの封筒のご利用をお勧めいたします。

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

上記からミニレターに同封できるものは「紙片状のもの」に限られる事がわかり、

上でも例で挙げられている、定形郵便などでは送る事が可能な「ペン、鍵、化粧品など」は、仮に重さが25g以内であってもミニレターには同封できない点にはご注意下さい

なお、ミニレターには厚さに明確な制限の規定はないため、重さが25g以内であれば、複数の「紙片状のもの」を同封する事も可能となっています

 

ミニレターとサイズや重さの制限が似たサービスとして定形郵便がありますが、ミニレターと定形郵便を比較した表が以下の通りとなっており、

ミニレターは定形郵便よりも同封できるものは限られるものの、送料は安くなっていますので、もしミニレターと定形郵便のどちらでも送れるものを送るのであれば、送料の安いミニレターの利用がオススメではないでしょうか

定形郵便ミニレター
送料全国一律
25g以内 84円
50g以内 94円
全国一律
63円(専用封筒の値段)
大きさ長辺 23.5cm以内
短辺 12cm以内
長辺 16.5cm
短辺 9.2cm
厚さ1cm以内写真・紙片等の薄い物は封入可能
重さ50g以内25g以内
大きさの目安最大で長形3号封筒(23.5cm×12cm)

 

ミニレターの大きな特長の1つとして「未使用の専用封筒を用いる必要がある」という事が挙げられますが、ミニレターの専用封筒は以下の様な場所でしか販売されていません

ミニレター専用封筒購入場所
郵便局の窓口
コンビニエンスストア
※コンビニは仕入れがない店舗が多いです
各種金券ショップ
オークションサイト(ヤフオク)など

コンビニなど、郵便局以外でも販売されている可能性はありますが確実とは言えず、販売されている可能性が高いのは郵便局になりますので、

専用封筒を手に入れるために郵便局に足を運ぶ必要がある、という点がやや面倒といった印象を受けるかもしれません

 

「ミニレター」以外に、日本郵便のサービスで専用封筒を用いるものとして、「スマートレター・レターパックライト・レターパックプラス」がありますが、

「スマートレター・レターパックライト・レターパックプラス」にはオプションサービスが無い、という事と比較して、

「ミニレター」であれば、以下の様な追跡・補償・速達・配達日指定のオプションが用意されていますので、希望に合わせて柔軟に対応できる点が魅力の1つとなっています

ミニレター オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで
速達+260円
配達日指定(平日の指定日)+32円
配達日指定(土曜・日曜・休日の指定日)+210円
※ミニレターに配達時間帯指定郵便のオプションはありません

 

まとめ

ここまで、ミニレターを取り上げて、運賃・サイズ・補償の有無・お届け日時指定の可否・お届け方法・支払い方法など、各項目毎にサービス内容を詳しくご紹介させて頂きました

 

ミニレターは単純に「送料が安い」点が魅力となっていますが、

あくまでミニレターに同封できるものは「紙片状のもの」に限られていますので、

ご自分の目的・用途に合わせて上手に検討してみて頂ければ幸いです

 

また、ミニレター以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね

他にも以下の様なサービスもあります!

定形外郵便 全国一律120円~

ゆうメール 全国一律180円~

ゆうパケット 全国一律250円~

レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ

宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)

ゆうパック 距離で変動 810円~(割引制度あり)

ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)