らくらくメルカリ便ネコポスと定形郵便を徹底比較!補償,追跡,代金引換など
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「日本郵便 定形郵便」と「ヤマト運輸 らくらくメルカリ便ネコポス」の2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ、発送できる場所、代金引換の可否、補償の有無、お届けまでの日数・土日祝日の配達の有無、追跡サービスの有無、局留めなどの受け取り可能な場所、などの様々な違いを比較してまとめてみました

 

最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、

この記事では特に、定形郵便とらくらくメルカリ便ネコポスを比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです


 

簡単なサービス比較一覧

まずはじめに定形郵便とらくらくメルカリ便ネコポスを簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています

サービス名定形郵便らくらくメルカリ便ネコポス
料金全国一律
25g以内 84円
50g以内 94円
全国一律
175円
大きさ長辺 23.5cm以内
短辺 12cm以内
縦 31.2cm以内
横 22.8cm以内
大きさの目安最大で長形3号封筒
(23.5cm×12cm)
最大時でA4サイズが入る
(31.2cm×22.8cmの角A4封筒が上限)
厚さ1cm以内3cm以内
重さ50gまで1kgまで
前提条件封筒などは自分で用意する
専用の送り状はなし
封筒などは自分で用意する
[専用の送り状 or 2次元コード]が必要
※メルカリ出品者のみ利用可能
割引制度個人利用向けの割引制度なし割引制度なし
支払い方法現金、切手、(キャッシュレス決済導入済の郵便局は)クレジットカード・電子マネー・バーコード決済メルカリの売上金から差し引かれる
発送できる場所郵便局の窓口、街の郵便ポストヤマト運輸 営業所、ファミリーマート、セブンイレブン、宅配便ロッカーPUDO
自宅などへの集荷サービス不可不可
お届け方法自宅などの郵便受けに投函(書留や代金引換などは対面手渡し)自宅などの郵便受けに投函
日にち・時間帯指定不可(料金加算オプションで配達日 or 時間帯のいずれかは指定可)不可
お届け日数の目安日本郵便のこちらのページ で調べられます(手紙・はがきに該当します)ヤマト運輸のこちらのページ で調べられます(原則宅急便と同様)
土曜・日曜・祝日の配達なし(書留・速達など、一部はある)ある
信書の取り扱い送れる送れない
補償なし(料金加算のオプションあり)メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合がある
追跡サービスなし(料金加算のオプションあり)ある
着払い不可不可
代金引換個人発送でも可能不可
受け取り場所自宅など、郵便局留め自宅など
コンビニ受け取り不可不可

 

以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、

次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい

 

利用の前提条件・運送会社に関して

らくらくメルカリ便ネコポス定形郵便
会社ヤマト運輸日本郵便
前提条件[専用の送り状 or 2次元コード]が必要専用の送り状はなし(あて名は、封筒に直接書く・別紙で貼り付ける等)
梱包用の封筒などは自分で用意する梱包用の封筒などは自分で用意する
※メルカリ出品者のみ利用可能

 

「定形郵便」は決められた専用の封筒などはありませんので、大きさの制限の規定に収まり、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、市販の茶封筒など、何を使用しても自由となっており、

また、専用の送り状もありませんので、あて名は「封筒の外装のわかりやすい場所に直接書く」、または「わかりやすい無地の別紙などにあて名を書き、剥がれないように封筒に貼り付ける」などして下さい

 

「らくらくメルカリ便ネコポス」にも決められた専用のダンボール箱や袋はありませんので、大きさの制限の規定に収まり、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、封筒でもダンボール箱でもビニール製の袋でも何を使用しても自由です

また、「らくらくメルカリ便ネコポス」には手書きの送り状などはないため、

[ヤマト運輸 営業所 or ファミリーマート or セブンイレブン]に持って行く場合には[2次元コード or バーコード]を提示して送り状を発行し、宅配便ロッカーPUDOステーションを利用する場合には2次元コードを読み取らせる必要があります(PUDOステーションを利用する場合は送り状の発行は不要です)ので、詳細は以下も合わせて参考としてみて下さい

 

なお、「らくらくメルカリ便ネコポス」はあくまでメルカリ出品者のみが利用できるサービスになりますので、あらかじめご注意下さい



サイズや重さの制限と送料

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
送料全国一律
175円
全国一律
25g以内 84円
50g以内 94円
大きさ長辺 31.2cm以内
短辺 22.8cm以内
長辺 23.5cm以内
短辺 12cm以内
大きさの目安最大時でA4サイズが入る
(31.2cm×22.8cmの角A4封筒が上限)
最大で長形3号封筒
(23.5cm×12cm)
厚さ3cm以内1cm以内
重さ1kgまで50gまで

 

「定形郵便」は「長形3号の封筒(23.5cm×12cm)が最大の大きさの目安」で「厚さは1cm以内」「重さ50gまで」となっており、

送料は全国一律で「重さ25g以内:84円、重さ50g以内:94円」の2パターンになります

なお、「定形郵便」には最小サイズの規定として、長辺14cm以上・短辺9cm以上という規定もありますので、以下もご参考下さい

 

「らくらくメルカリ便ネコポス」の大きさ・厚さ・重さは「定形郵便」よりもかなり余裕があり、「A4サイズが入る角A4封筒(22.8cm×31.2cm)が上限の大きさ」で「厚さは3cm以内」「重さ1kgまで」となっており、

(らくらくメルカリ便ネコポスは最小の大きさとして、縦23cm以上 & 横11.5cm以上の規定もあります)

送料は全国一律でどこからどこへ送っても変わらず「175円」です

 

割引制度に関して

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
割引制度なし個人発送向けの割引制度なし

「ヤマト運輸 ネコポス」は法人・個人事業主があらかじめヤマト運輸と契約を行い利用するサービスで、料金は契約者毎に異なり上限金額は385円となっていますが、「らくらくメルカリ便ネコポス」の場合、割引が適用された金額となっていますので、別途の割引制度はありません

 

「定形郵便」には残念ながら個人発送向けの割引制度は用意されていません

なお、大口・法人向けでは大量に同時発送する場合に割引が適用される場合がありますので、以下のページの「手紙(第一種郵便物)」をご参考下さい

 

補償・追跡に関して

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
追跡サービスありなし(料金加算のオプションあり)
補償メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があるなし(料金加算のオプションあり)

 

「らくらくメルカリ便ネコポス」は追跡サービスを利用する事ができますし、状況に応じて、(らくらくメルカリ便ネコポスを含むメルカリ便の荷物は全て)メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性があります(メルカリ事務局による補償は状況に応じて、代金の一部の補償となる場合もあります)

 

また、普通扱いの「定形郵便」は追跡サービスは利用する事ができず、補償もありません

ただし、「定形郵便」は料金加算で以下の様なオプションを付加できます

(以下のオプションを付加する場合は郵便局の窓口へ持っていって下さい)

定形郵便 オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで
現金書留
(現金を送る場合専用、売価21円の専用の現金封筒で送る)
+435円
最低補償1万円 & 更に補償5000円毎に+10円
追跡サービス、補償 1万円~50万円まで

定形郵便のオプション利用時の料金は以下のページで計算できます

合わせて読みたい
一般書留と簡易書留と特定記録と現金書留の違いや料金をご紹介!

 

お届け日数に関して

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
配送距離で決まる配送距離で決まる
土曜・日曜・祝日も配達される土曜・日曜・祝日は配達されない

「らくらくメルカリ便ネコポス」も「定形郵便」もお届け日数は配送距離で決まりますので、具体的なお届け日数に関しては、以下のそれぞれのページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい

(以下の検索結果では、らくらくメルカリ便ネコポスのお届け日数は原則「宅急便」と同様、定形郵便は「手紙・はがき」に該当します)

なお、2021年10月以降、普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やスマートレターに関して、お届け日数の段階的繰り下げが行われ、段階的にお届け日数が2021年9月以前の+1日程度増える変更が行われますので、詳しくは以下も合わせてご覧下さい

 

ちなみに、「らくらくメルカリ便ネコポス」は土曜・日曜・祝日も配達されますが、「定形郵便」は土曜・日曜・祝日は配達されませんのでご注意下さい

(2021年9月までは普通扱いの[郵便物・ゆうメール]の土曜日配達が行われていましたが、2021年10月から普通扱いの[郵便物・ゆうメール]の土曜日配達が休止となりました)

ただし、例外として、「定形郵便」で「速達・配達時間帯指定郵便・書留・代金引換・配達日指定」のいずれかのオプションを付加した場合は土曜・日曜・祝日も配達されます

日本郵便>よくあるご質問

[土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスはありますか?]

土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスは以下のとおりです。

・速達
・配達時間帯指定郵便
・書留
・代金引換
・配達日指定郵便
・電子郵便(レタックス)
・レターパックプラス、レターパックライト
・ゆうパック
・ゆうパケット
・クリックポスト

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

 

着払い・代金引換の可否

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
着払い利用不可利用不可
代金引換利用不可個人発送でも利用可

「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、「らくらくメルカリ便ネコポス」も「定形郵便」も利用する事ができません

「着払い」を利用したい場合、ゆうパック ゆうパケット ゆうメール 宅急便 宅急便コンパクト 等の利用をご検討下さい

 

「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しては、

「らくらくメルカリ便ネコポス」は利用する事ができませんが、「定形郵便」は個人発送でも利用する事ができます

なお、「定形郵便 代金引換」を利用する場合、代金引換の専用の送り状ラベルを使用し(専用の送り状ラベルは郵便局の窓口などでもらえます)、運賃とは別に手数料がかかりますので詳しくは以下のページもご覧下さい

(「定形郵便 代金引換」は街の郵便ポストには投函できませんので、必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)

代金引換を利用する際にかかる料金
代金引換の荷物の発送受付時に支払う
運賃発送方法毎の運賃
代金引換手数料(代金引換料)265円
オプション加算料金(オプションを付加した場合)書留などのそれぞれのオプション料金
代金が口座へ送金時に差し引かれる
送金手数料(送金料金)送金先口座・代金で異なる
→参考:送金にかかる料金
印紙代代金で異なる
→参考:代金引換を使用すると手数料などいくらかかりますか?

 

支払い方法に関して

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
メルカリの売上金から自動的に差し引かれる
定形郵便
※発送受付場所で異なります
現金
切手
クレジットカード
電子マネー
バーコード決済

 

「らくらくメルカリ便ネコポス」に関しては、送料はメルカリの売上金から自動的に差し引かれますので、ヤマト運輸 営業所やコンビニでの発送手続き時に送料を現金などでの支払う事はできない点にはあらかじめご注意下さい

 

「定形郵便」は、郵便局の窓口では現金・切手で支払いが可能(現金 & 切手の併用も可)ですが、全国で一部の郵便局では2020年2月からキャッシュレス決済が導入されており、

キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口ではクレジットカード・電子マネー・バーコード決済も利用できます

キャッシュレス決済導入していない郵便局窓口へ持っていく
現金
切手
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口へ持っていく
現金
切手
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
電子マネーiD、WAON、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
バーコード決済ゆうちょPay、amazon pay、au PAY、d払い、Jcoin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、ALI PAY、WeChat Pay
街の郵便ポストへ投函
切手(荷物へ貼り付け)

実際にキャッシュレス決済を導入している全国の郵便局に関しては以下のページもご覧下さい

 

なお、「定形郵便」を郵便ポストに投函する場合、

投函する前に自分自身で計量などを行い、必要な料金を確認して料金分の切手を貼る必要がありますので、料金がよくわからない様な方は郵便局の窓口へ持っていくのをオススメします

 

発送できる場所・集荷サービスに関して

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
自宅などへの集荷利用不可利用不可
発送受付場所ヤマト運輸 営業所郵便局 窓口
コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブン)コンビニ不可
街の郵便ポストへ投函 不可街の郵便ポストへ投函
宅配便ロッカーPUDOステーション

「定形郵便」は自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、

「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「必要分の切手を貼り、自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい

 

なお、「定形郵便」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

 

「ヤマト運輸 ネコポス」に関しては契約条件によっては荷物1個から自宅などへの集荷サービスの対象となっていますが「らくらくメルカリ便ネコポス」の場合は自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、

自分自身で[ヤマト運輸 営業所 or コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブン) or 宅配便ロッカーPUDOステーション]へ持って行く必要があります

また、「らくらくメルカリ便ネコポス」はヤマト運輸が配送を行うサービスとなっていますので、街の郵便ポストへの投函はできない点にはご注意下さい

 

お届け方法、日にち・時間帯指定に関して

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
お届け方法自宅などの郵便受けに投函自宅などの郵便受けに投函
お届けの日時指定指定不可指定不可(料金加算オプションで配達日 or 時間帯のいずれかは指定は可)

「らくらくメルカリ便ネコポス」も「定形郵便」もお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)

なお、例外として、「定形郵便」では「お届け先の郵便受けが満杯の場合」には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができ、

「らくらくメルカリ便ネコポス」では「お届け先の郵便受けが小さくて荷物が郵便受けに入らない場合」や「お届け先の郵便受けが満杯の場合」には、ご連絡票が投函され、ご連絡票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができ、対面手渡しでお届けとなります

 

また、「らくらくメルカリ便ネコポス」と普通扱いの「定形郵便」はお届け希望日時の指定は不可となっていますが、「定形郵便」は料金加算で以下の様なオプションを付加できます

定形郵便 オプション
配達日指定平日の指定日:+32円
土曜・日曜・休日の指定日:+210円
配達時間帯指定郵便+340円
※配達日指定と配達時間帯指定郵便の併用はできません

 

信書の取り扱いに関して

らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
信書は送れない信書が送れる

「らくらくメルカリ便ネコポス」は信書は送れませんので、

信書を送りたい場合、定形郵便・定形外郵便 ・ミニレター・レターパック スマートレター などをご利用下さい

 

なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい

 

受け取り方法・コンビニ受け取りに関して

荷物を受け取れる場所
定形郵便らくらくメルカリ便ネコポス
メルカリ出品者のみ利用可能
自宅など自宅など
郵便局留めヤマト運輸 営業所止め 不可
コンビニ受け取り不可コンビニ受け取り不可

 

「らくらくメルカリ便ネコポス」は原則的に自宅などでの受け取りのみの対応となっています(随時、郵便受けに投函されます)

なお、メルカリでは宛先を営業所止めにする行為が禁止されており、

例外として、クロネコメンバーズと連携する事で[コンビニ or ヤマト運輸 営業所 or 宅配便ロッカーPUDOステーション]での受取が可能となりますが、対象となるのは「らくらくメルカリ便 宅急便 or らくらくメルカリ便 宅急便コンパクト」となっており、「らくらくメルカリ便 ネコポス」は対象外のため、「らくらくメルカリ便 ネコポス」は原則的にヤマト運輸 営業所止めに変更する事ができませんし、コンビニ受け取りとする事もできませんのでご注意下さい

 

「定形郵便」は自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、

コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい

 

定形郵便とらくらくメルカリ便ネコポスの比較のポイント

最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います

 

[らくらくメルカリ便ネコポス・定形郵便の比較ポイント]

らくらくメルカリ便ネコポスは利用できる人が限定される

「定形郵便」は原則的に誰でも利用する事が可能なサービスとなっていますが、

「らくらくメルカリ便ネコポス」はあくまでメルカリ出品者のみが利用可能なサービスという点にはあらかじめご注意下さい

 

[らくらくメルカリ便ネコポス・定形郵便の比較ポイント]

送料は定形郵便の方が安い

「らくらくメルカリ便ネコポス」と「定形郵便」の大きさ・重さの制限と送料は以下の表の通りとなっています

定形郵便らくらくメルカリ便ネコポス
送料全国一律
25g以内 84円
50g以内 94円
全国一律
175円
大きさの目安最大で長形3号封筒
(23.5cm×12cm)
最大時でA4サイズが入る(31.2cm×22.8cmの角A4封筒が上限)
大きさ長辺 23.5cm以内
短辺 12cm以内
長辺 31.2cm以内
短辺 22.8cm以内
厚さ1cm以下3cm以下
重さ50gまで1kgまで

上の表の通り、大きさ・厚さ・重さのどれを比較しても「らくらくメルカリ便ネコポス」の方がかなり余裕がありますが、

送料のみを比較すると「定形郵便」の方が安くなっていますので、「定形郵便」の大きさ・重さの制限に収まるのであれば、安く送りたい方なら「定形郵便」の利用がオススメです

 

[らくらくメルカリ便ネコポス・定形郵便の比較ポイント]

「追跡サービスの有無」「補償の有無」に注目する

「らくらくメルカリ便ネコポス」と「定形郵便」を比較して「特に受け取り側が受け取りまでに安心感を感じられるか」という部分では以下の様な違いがあります

定形郵便らくらくメルカリ便ネコポス
追跡サービスなしあり
補償なしメルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合がある
お届け方法自宅などの郵便受けに投函自宅などの郵便受けに投函
お届け日時指定不可不可

上の表の通り、どちらも「お届け希望日時指定は不可」「お届けは自宅などの郵便受けに投函」となっていますが、

「らくらくメルカリ便ネコポス」なら「追跡サービスあり」「状況に応じてメルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性がある」という点で安心感があると言えるかと思います

 

ただし、「定形郵便」には料金加算のオプションとして、補償や追跡を付加する「書留・特定記録」、お届け日またはお届け時間帯を指定する「配達日指定」「配達時間帯指定郵便」があり、柔軟に対応できる点がポイントとなっていますので、オプション付加時の料金と比較しながら上手く検討してみて下さいね

定形郵便 オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで
現金書留
(現金を送る場合専用、売価21円の専用の現金封筒で送る)
+435円
最低補償1万円 & 更に補償5000円毎に+10円
追跡サービス、補償 1万円~50万円まで
配達日指定平日の指定日:+32円、土曜・日曜・休日の指定日:+210円
配達時間帯指定郵便+340円
※配達日指定と配達時間帯指定郵便の併用はできません

 

[らくらくメルカリ便ネコポス・定形郵便の比較ポイント]

コンビニから発送できるか?

「らくらくメルカリ便ネコポス」はヤマト運輸 営業所以外にも、コンビニ(ファミリーマート or セブンイレブン)でも発送受付を行っていますが、

「定形郵便」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんので、コンビニから発送したい場合には「らくらくメルカリ便ネコポス」の利用がオススメです

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、「定形郵便」でも郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

なお、「らくらくメルカリ便ネコポス」は街の郵便ポストに投函しての発送はできませんのでご注意下さい

 

[らくらくメルカリ便ネコポス・定形郵便の比較ポイント]

お届けまでの日数

お届けまでの日数に関しては配送距離によって変わりますので、具体的な日数は以下を参考としてみて頂ければと思いますが、

(以下の結果ページでは、らくらくメルカリ便ネコポスのお届け日数は原則「宅急便」と同様、定形郵便は「手紙・はがき」に該当します)

「らくらくメルカリ便ネコポス」は土曜・日曜・祝日も配達されますが、「定形郵便」は土曜・日曜・祝日は配達されませんので、

土曜・日曜を挟む場合や祝日を含む連休などを挟む場合には「定形郵便」はお届けまでに多くの日数がかかるという点にはあらかじめご注意下さい

 

管理人の感想

ここまで、定形郵便とらくらくメルカリ便ネコポスの2つのサービスを取り上げて、

料金・大きさ・補償の有無・お届けまでの日数・発送できる場所・追跡サービスの有無などの違いを比較して、ご紹介させて頂きました

 

定形郵便は重さ50gまでの小さくて軽いものを安く送る事ができる点が魅力となっていますが、

らくらくメルカリ便ネコポスはメルカリ出品者のみが利用できるサービスではあるものの、「定形郵便より大きさ・厚さにかなり余裕がある」「追跡サービスが利用可能」「状況に応じてメルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性がある」などのメリットもありますので、

ご自分の目的・用途に合わせて上手に検討してみて頂ければ幸いです

 

また、定形郵便・らくらくメルカリ便ネコポス以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね

他にも以下の様なサービスもあります!

定形外郵便 全国一律120円~

ゆうメール 全国一律180円~

クリックポスト 全国一律198円

ゆうパケット 全国一律250円~

レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ

宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)

ゆうパック 距離で変動 810円~(割引制度あり)

ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)

 

まとめ

今回は、定形郵便とらくらくメルカリ便ネコポスの違いを比較してご紹介しました

 

どちらのサービスの方が一概に優れているという訳ではありませんので、それぞれのサービスの特徴を理解して節約などに役立ててみて下さいね