らくらくメルカリ便 宅急便と定形郵便を徹底比較!コンビニ受取,補償など
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「日本郵便 定形郵便」と「ヤマト運輸 らくらくメルカリ便 宅急便」の2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ、コンビニ受け取りの可否、補償の有無、集荷サービスの可否、発送できる場所、お届け方法の違い、追跡サービスの有無、などの様々な違いを比較してまとめてみました

 

最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、

この記事では特に、定形郵便とらくらくメルカリ便 宅急便を比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです


 

簡単なサービス比較一覧

まずはじめに定形郵便とらくらくメルカリ便 宅急便を簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています

サービス名定形郵便らくらくメルカリ便 宅急便サービス名
料金全国一律
25g以内 84円
50g以内 94円
全国一律
700~1600円
「大きさ or 重さ」で決まる

(集荷の場合+30円)
料金
大きさ長辺 23.5cm以内×短辺 12cm以内3辺合計160cm以内大きさ
厚さ1cm以内厚さ
大きさの目安最大で長形3号封筒
(23.5cm×12cm)
縦&横&高さの3辺計が
最大160cm以内
大きさの目安
重さ50gまで最大25kgまで重さ
前提条件専用の送り状はなし
封筒などは自分で用意する
・2次元コード
・バーコード
・送り状番号
のいずれかが必要
箱や袋などは自分で用意する
※メルカリ出品者のみ利用可能
前提条件
割引制度個人利用向けの割引制度なし割引制度なし割引制度
支払い方法・現金
・切手
【キャッシュレス決済導入済の郵便局は】
・クレジットカード
・電子マネー
・バーコード決済
メルカリの売上金から差し引かれる支払い方法
発送できる場所郵便局の窓口、街の郵便ポスト・ヤマト運輸 営業所
・ファミリーマート
・セブンイレブン
・宅配便ロッカーPUDO
発送できる場所
自宅などへの
集荷サービス
不可可能(取引毎に集荷料として+30円)自宅などへの
集荷サービス
お届け方法自宅などの郵便受けに投函
(書留や代金引換などは対面手渡し)
対面手渡し(置き配は非対面も可)お届け方法
日時指定不可
[料金加算オプション]
配達日 or 時間帯のいずれかは指定可
可能日時指定
お届け日数の目安日本郵便のページ で調べられます
(手紙・はがきに該当します)
ヤマト運輸のページ で調べられますお届け日数の目安
土日・祝日の配達なし(書留・速達など、一部はある)ある土日・祝日の配達
信書の取り扱い送れる送れない信書の取り扱い
補償なし(料金加算のオプションあり)メルカリ事務局による
あんしん配送サポートの
対象となる場合がある
補償
追跡サービスなし(料金加算のオプションあり)ある追跡サービス
着払い不可不可着払い
代金引換個人発送でも可能不可代金引換
受け取り場所・自宅など
・郵便局留め
・自宅など(置き配も可)
【クロネコメンバーズと連携すれば】
・ヤマト運輸 営業所止め
・PUDOステーション
受け取り場所
コンビニ受け取り不可可能
(クロネコメンバーズとの連携が必要)
コンビニ受け取り

 

以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、

次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい

 

利用の前提条件・運送会社に関して

らくらくメルカリ便 宅急便定形郵便
会社ヤマト運輸日本郵便
前提条件[2次元コード or バーコード or 送り状番号]が必要専用の送り状なし(あて名は、封筒に直接書く・別紙で貼り付ける等)
梱包用の箱・袋などは自分で用意する梱包用の封筒などは自分で用意する
※メルカリ出品者のみ利用可能

 

「定形郵便」は決められた専用の封筒などはありませんので、大きさの制限の規定に収まり、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、市販の茶封筒など、何を使用しても自由となっており、

また、専用の送り状もありませんので、あて名は「封筒の外装のわかりやすい場所に直接書く」、または「わかりやすい無地の別紙などにあて名を書き、剥がれないように封筒に貼り付ける」などして下さい

 

また、「らくらくメルカリ便 宅急便」は梱包に使用するダンボール箱などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、

決められた専用のダンボール箱はないため、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、ダンボール箱でもビニール製の袋でも何を使用しても自由なので、自宅にあるダンボール箱やビニール製の袋の再利用でもOKです

(ヤマト運輸 営業所やヤマト運輸 クロネコマーケット メルカリストア でもロゴ入りダンボールなどの梱包用資材の販売もあります)

 

また、「らくらくメルカリ便 宅急便」には手書きの送り状などはないため、

[ヤマト運輸 営業所 or ファミリーマート or セブンイレブン]に持って行く場合には[2次元コード or バーコード]を提示して送り状を発行し、宅配便ロッカーPUDOステーションを利用する場合には2次元コードを読み取らせる必要があり(PUDOステーションを利用する場合は送り状の発行は不要です)、集荷サービス利用時はドライバーに送り状番号の提示を行う必要がありますので、詳細は以下も合わせて参考としてみて下さい

 

なお、「らくらくメルカリ便 宅急便」はあくまでメルカリ出品者のみが利用できるサービスになりますので、あらかじめご注意下さい



サイズや重さの制限と送料

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
送料全国一律
700~1600円
「大きさ or 重さ」で決まる

(集荷の場合+30円)
全国一律
25g以内 84円
50g以内 94円
大きさ3辺合計160cm以内長辺 23.5cm以内×短辺 12cm以内
厚さ1cm以内
大きさの目安縦&横&高さの3辺計が最大160cm以内最大で長形3号封筒
(23.5cm×12cm)
重さ最大25kgまで
※サイズ区分毎に重さ制限あり
50gまで

 

まず、「定形郵便」は「長形3号の封筒(23.5cm×12cm)が最大の大きさの目安」で「厚さは1cm以内」「重さ50gまで」となっています

なお、「定形郵便」には最小サイズの規定として、長辺14cm以上・短辺9cm以上という規定もありますので、以下もご参考下さい

 

また、「らくらくメルカリ便 宅急便」は大きさも重さも「定形郵便」よりかなり余裕があり、最大で3辺合計160cm以内・重さ25kgまでとなっており、送料は以下のサイズ区分と配送距離との組み合わせで決まり、

「大きさ」と「重さ」を表に当てはめて、大きい方に該当するサイズ区分が適用されます

[例1:大きさ 3辺の合計 90cm & 重さ 9kg → 100サイズが適用]

[例2:大きさ 3辺の合計 90cm & 重さ 14kg → 120サイズが適用]

サイズ区分大きさ(3辺の合計)重さ
60サイズ60cm以内2kgまで
80サイズ80cm以内5kgまで
100サイズ100cm以内10kgまで
120サイズ120cm以内15kgまで
140サイズ140cm以内20kgまで
160サイズ160cm以内25kgまで

 

なお、送料に関しては、「定形郵便」も「らくらくメルカリ便 宅急便」も距離を問わず全国一律なので、

それぞれの大きさの制限の目安として、「定形郵便」と「らくらくメルカリ便 宅急便」に関して、3辺の合計値が小さい順に並べ、送料を一覧にすると以下の通りです

サービス名大きさ(3辺の合計)重さ送料(全国一律)
定形郵便36.5cm以内
(長辺23.5cm)
(短辺12cm)
(厚さ1cm以内)

[最大で長形3号封筒(23.5cm×12cm)]
50gまで25g以内 84円
50g以内 94円
らくらくメルカリ便
宅急便
60サイズ
60cm以内2kgまで700円
らくらくメルカリ便
宅急便
80サイズ
80cm以内5kgまで800円
らくらくメルカリ便
宅急便
100サイズ
100cm以内10kgまで1000円
らくらくメルカリ便
宅急便
120サイズ
120cm以内15kgまで1100円
らくらくメルカリ便
宅急便
140サイズ
140cm以内20kgまで1300円
らくらくメルカリ便
宅急便
160サイズ
160cm以内25kgまで1600円

 

割引制度に関して

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
割引制度なし個人発送向けの割引制度なし

通常個人間の発送で利用する「ヤマト運輸 宅急便」は配送距離によって料金が変動しますが、「らくらくメルカリ便 宅急便」は全国一律料金となっており、「らくらくメルカリ便 宅急便」だけの特別な割引が適用された金額となっていますので、別途の割引制度はありません

 

「定形郵便」には残念ながら個人発送向けの割引制度は用意されていません

ただし、大口・法人向けでは大量に同時発送する場合に割引が適用される場合がありますので、以下のページの「手紙(第一種郵便物)」をご参考下さい

 

補償・追跡に関して

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
追跡サービスありなし(料金加算のオプションあり)
補償メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があるなし(料金加算のオプションあり)

「らくらくメルカリ便 宅急便」は追跡サービスを利用する事ができますし、状況に応じて、(らくらくメルカリ便 宅急便を含むメルカリ便の荷物は全て)メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性があります(メルカリ事務局による補償は状況に応じて、代金の一部の補償となる場合もあります)

 

また、普通扱いの「定形郵便」は追跡サービスは利用する事ができず、補償もありません

ただし、「定形郵便」は料金加算で以下の様なオプションを付加できます

(以下のオプションを付加する場合は郵便局の窓口へ持っていって下さい)

定形郵便 オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで
現金書留
(現金を送る場合専用、売価21円の専用の現金封筒で送る)
+435円
最低補償1万円 & 更に補償5000円毎に+10円
追跡サービス、補償 1万円~50万円まで

定形郵便のオプション利用時の料金は以下のページで計算できます

合わせて読みたい
一般書留と簡易書留と特定記録と現金書留の違いや料金をご紹介!

 

お届け日数に関して

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
配送距離で決まる配送距離で決まる
土曜・日曜・祝日も配達される土曜・日曜・祝日は配達されない

「らくらくメルカリ便 宅急便」も「定形郵便」もお届け日数は配送距離で決まりますので、具体的なお届け日数に関しては、以下のそれぞれのページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい

(以下の検索結果では定形郵便は「手紙・はがき」に該当します)

なお、2021年10月以降、普通扱いの[郵便物・ゆうメール]に関して、お届け日数の段階的繰り下げが行われ、段階的にお届け日数が2021年9月以前の+1日程度増える変更が行われますので、詳しくは以下も合わせてご覧下さい

 

ちなみに、「らくらくメルカリ便 宅急便」は土曜・日曜・祝日も配達されますが、「定形郵便」は土曜・日曜・祝日は配達されませんのでご注意下さい

(2021年9月までは普通扱いの[郵便物・ゆうメール]の土曜日配達が行われていましたが、2021年10月から普通扱いの[郵便物・ゆうメール]の土曜日配達が休止となりました)

ただし、例外として、「定形郵便」で「速達・配達時間帯指定郵便・書留・代金引換・配達日指定」のいずれかのオプションを付加した場合は土曜・日曜・祝日も配達されます

日本郵便>よくあるご質問

[土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスはありますか?]

土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスは以下のとおりです。

・速達
・配達時間帯指定郵便
・書留
・代金引換
・配達日指定郵便
・電子郵便(レタックス)
・レターパックプラス、レターパックライト
・ゆうパック
・ゆうパケット
・クリックポスト

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

 

着払い・代金引換の可否

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
着払い利用不可利用不可
代金引換利用不可個人発送でも利用可

「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、「らくらくメルカリ便 宅急便」も「定形郵便」も利用する事ができません

「着払い」を利用したい場合、ゆうパック ゆうパケット ゆうメール 宅急便 宅急便コンパクト 等の利用をご検討下さい

 

「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しては、

「らくらくメルカリ便 宅急便」は利用する事ができませんが、「定形郵便」は個人発送でも利用する事ができます

なお、「定形郵便 代金引換」を利用する場合、代金引換の専用の送り状ラベルを使用し(専用の送り状ラベルは郵便局の窓口などでもらえます)、運賃とは別に手数料がかかりますので詳しくは以下のページもご覧下さい

(「定形郵便 代金引換」は街の郵便ポストには投函できませんので、必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)

代金引換を利用する際にかかる料金
代金引換の荷物の発送受付時に支払う
運賃発送方法毎の運賃
代金引換手数料(代金引換料)265円
オプション加算料金(オプションを付加した場合)書留などのそれぞれのオプション料金
代金が口座へ送金時に差し引かれる
送金手数料(送金料金)送金先口座・代金で異なる
→参考:送金にかかる料金
印紙代代金で異なる
→参考:代金引換を使用すると手数料などいくらかかりますか?

 

支払い方法に関して

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
メルカリの売上金から自動的に差し引かれる
定形郵便
※発送受付場所で異なります
現金
切手
クレジットカード
電子マネー
バーコード決済

 

「らくらくメルカリ便 宅急便」に関しては、送料はメルカリの売上金から自動的に差し引かれますので、ヤマト運輸 営業所やコンビニでの発送手続き時に送料を現金などでの支払う事はできない点にはあらかじめご注意下さい

 

「定形郵便」は、郵便局の窓口では現金・切手で支払いが可能(現金 & 切手の併用も可)ですが、全国で一部の郵便局では2020年2月からキャッシュレス決済が導入されており、

キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口ではクレジットカード・電子マネー・バーコード決済も利用できます

キャッシュレス決済導入していない郵便局窓口へ持っていく
現金
切手
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口へ持っていく
現金
切手
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
電子マネーiD、WAON、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
バーコード決済ゆうちょPay、amazon pay、au PAY、d払い、Jcoin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、ALI PAY、WeChat Pay
街の郵便ポストへ投函
切手(荷物へ貼り付け)

実際にキャッシュレス決済を導入している全国の郵便局に関しては以下のページもご覧下さい

 

なお、「定形郵便」を郵便ポストに投函する場合、

投函する前に自分自身で計量などを行い、必要な料金を確認して料金分の切手を貼る必要がありますので、料金がよくわからない様な方は郵便局の窓口へ持っていくのをオススメします

 

発送できる場所・集荷サービスに関して

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
自宅などへの集荷利用可能(取引毎に集荷料として+30円)利用不可
発送受付場所ヤマト運輸 営業所郵便局 窓口
コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブン)コンビニ不可
街の郵便ポストへ投函 不可街の郵便ポスト
宅配便ロッカーPUDOステーション

「定形郵便」は自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、

「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「必要分の切手を貼り、自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい

 

なお、「定形郵便」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

 

対して、「らくらくメルカリ便 宅急便」は自宅などへの集荷サービスを利用する事ができますが、集荷サービスを利用する場合、集荷料として取引毎に+30円がかかりますのであらかじめご注意下さい

 

また、「らくらくメルカリ便 宅急便」の発送受付場所は、「ヤマト運輸 営業所」「コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブン)」「宅配便ロッカーPUDOステーション」がありますので、集荷サービスを利用されない場合には自分自身で発送受付場所へ荷物を持って行って下さい

(宅配便ロッカーPUDOステーションで発送できる最大サイズは[長辺55cm×短辺44cm×高さ37cm]となりますのでご注意下さい)

なお、発送受付の手続きは以下も合わせてご参考下さい

 

お届け方法、日にち・時間帯指定に関して

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
お届け方法対面手渡し自宅などの郵便受けに投函
お届けの日時指定指定可能指定不可(料金加算オプションで配達日 or 時間帯のいずれかは指定は可)

 

「らくらくメルカリ便 宅急便」のお届け方法は郵便受けに投函ではなく対面手渡しなので、受け取りの際にサインなどが必要になります(ただし、「置き配」とした場合には随時、指定場所に荷物を置いてのお届けとなるのでサインなどは不要になります)

また、指定可能な範囲内で「発送受付時にお届け希望日時の指定が可能」となっていますので希望があれば日時を指定してご利用下さい

なお、通常は対面手渡しでのお届けとなるため、不在時には不在票が投函されますが、不在票の指示に従い再配達を申し込む際にも指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

 

「定形郵便」のお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)

なお、例外として、「定形郵便」で「お届け先の郵便受けが満杯の場合」には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

更に、自宅などの郵便受けに入らない場合、置き配バッグOKIPPAを利用するか、事前に配達郵便局に[指定場所配達に関する依頼書]を提出していれば、「置き配」でのお届けも可能となります(日本郵便の置き配の詳細は以下も合わせてご覧下さい)

また、普通扱いの「定形郵便」はお届け希望日時の指定はできませんが、「定形郵便」は料金加算で以下の様なオプションを付加できます

定形郵便 オプション
配達日指定平日の指定日:+32円
土曜・日曜・休日の指定日:+210円
配達時間帯指定郵便+340円
※配達日指定と配達時間帯指定郵便の併用はできません

 

信書の取り扱いに関して

らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
定形郵便
信書は送れない信書が送れる

「らくらくメルカリ便 宅急便」は信書は送れませんので、

信書を送りたい場合、定形郵便・定形外郵便 ・ミニレター・レターパック スマートレター などをご利用下さい

 

なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい

 

受け取り方法・コンビニ受け取りに関して

荷物を受け取れる場所
定形郵便らくらくメルカリ便 宅急便
メルカリ出品者のみ利用可能
自宅など自宅など(置き配も可能)
郵便局留めヤマト運輸 営業所止め
※クロネコメンバーズとの連携が必要
コンビニ受け取り不可コンビニ(セブンイレブン、ファミマ等)
※クロネコメンバーズとの連携が必要
宅配便ロッカーPUDOステーション
※クロネコメンバーズとの連携が必要

 

「らくらくメルカリ便 宅急便」は自宅などでの受け取りの他、

玄関ドア前などの指定場所に荷物を置き非対面で配達する「置き配」も可能ですし、

クロネコメンバーズとの連携を行う事によって、

「ヤマト運輸 営業所止め」も可能ですし、

以下の「セブンイレブン・ファミリーマートなどのコンビニエンスストアでの受け取り」も可能ですし、

宅急便コンパクトコンビニ受け取りの対象コンビニエンスストア
セブンイレブン
ファミリーマート
デイリーヤマザキ
ヤマザキスペシャルパートナーショップ
ポプラ
スリーエイト
くらしハウス
ニューデイズ
アンスリー
オダキューマート
リトルスター
生活彩家

「宅配便ロッカーPUDOステーション」での受け取りも可能となっています

 

「定形郵便」は自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、

コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい

 

定形郵便とらくらくメルカリ便 宅急便の比較のポイント

最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います

 

「定形郵便」は原則的に誰でも利用する事が可能なサービスとなっていますが、

「らくらくメルカリ便 宅急便」はあくまでメルカリ出品者のみが利用可能なサービスという点にはあらかじめご注意下さい

 

「らくらくメルカリ便 宅急便」と「定形郵便」の大きさ・重さの制限と送料は以下の表の通りとなっています

サイズ区分大きさ(3辺の合計)重さ送料(全国一律)
定形郵便36.5cm以内
(長辺23.5cm)
(短辺12cm)
(厚さ1cm以内)

[最大で長形3号封筒(23.5cm×12cm)]
50gまで25g以内 84円
50g以内 94円
らくらくメルカリ便
宅急便
60サイズ
60cm以内2kgまで700円
らくらくメルカリ便
宅急便
80サイズ
80cm以内5kgまで800円
らくらくメルカリ便
宅急便
100サイズ
100cm以内10kgまで1000円
らくらくメルカリ便
宅急便
120サイズ
120cm以内15kgまで1100円
らくらくメルカリ便
宅急便
140サイズ
140cm以内20kgまで1300円
らくらくメルカリ便
宅急便
160サイズ
160cm以内25kgまで1600円

上の表の通り、「定形郵便」は「宅急便」よりも小さいものを送る事を想定したサービスという事もあり、

送料は「定形郵便」の方が安くなっていますので「長形3号封筒(23.5cm×12cm)に入る厚さ1cm以下のもの」を送るのであれば「定形郵便」の利用がオススメです

 

「らくらくメルカリ便 宅急便」と「定形郵便」を比較して「特に受け取り側が受け取りまでに安心感を感じられるか」という部分では以下の様な違いがあります

定形郵便らくらくメルカリ便 宅急便
追跡サービスなしあり
補償なしメルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合がある
お届け方法自宅などの郵便受けに投函対面手渡し
お届け日時指定不可可能

前述の通り、送料は「定形郵便」の方が安いという特徴があるものの、

「らくらくメルカリ便 宅急便」なら「対面手渡しでのお届け(置き配などは除く)」「お届け希望日時指定が可能」「追跡サービスあり」「状況に応じてメルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性がある」という点で安心感があると言えるかと思います

 

ただし、「定形郵便」には料金加算のオプションとして、補償や追跡を付加する「書留・特定記録」、お届け日またはお届け時間帯を指定する「配達日指定」「配達時間帯指定郵便」があり、柔軟に対応できる点がポイントとなっていますので、オプション付加時の料金と比較しながら上手く検討してみて下さいね

定形郵便 オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで
現金書留
(現金を送る場合専用、売価21円の専用の現金封筒で送る)
+435円
最低補償1万円 & 更に補償5000円毎に+10円
追跡サービス、補償 1万円~50万円まで
配達日指定平日の指定日:+32円、土曜・日曜・休日の指定日:+210円
配達時間帯指定郵便+340円
※配達日指定と配達時間帯指定郵便の併用はできません

 

「らくらくメルカリ便 宅急便」はヤマト運輸 営業所以外にも、コンビニ(ファミリーマート or セブンイレブン)でも発送受付を行っていますが、

「定形郵便」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんので、コンビニから発送したい場合には「らくらくメルカリ便 宅急便」の利用がオススメです

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、「定形郵便」でも郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

なお、「らくらくメルカリ便 宅急便」は街の郵便ポストに投函しての発送はできませんのでご注意下さい

 

自宅以外での受け取りを希望されている場合、「らくらくメルカリ便 宅急便」の荷物であれば、ヤマト運輸の無料会員サービス「クロネコメンバーズ」との連携を行えば、コンビニ受け取りや「宅配便ロッカーPUDOステーション」での受け取りも可能となっています

宅急便コンビニ受け取りの対象コンビニエンスストア
セブンイレブン
ファミリーマート
デイリーヤマザキ
ヤマザキスペシャルパートナーショップ
ポプラ
スリーエイト
くらしハウス
ニューデイズ
アンスリー
オダキューマート
リトルスター
生活彩家

 
対して、「定形郵便」の荷物はコンビニ受け取りはできませんので、自宅以外の受け取りですと「郵便局留め(郵便局での受け取り)」となり、コンビニ受け取りと比較するとやや不便な印象です

 

お届けまでの日数に関しては配送距離によって変わりますので、具体的な日数は以下を参考としてみて頂ければと思いますが、

(以下の結果ページでは、定形郵便は「手紙・はがき」に該当します)

「らくらくメルカリ便 宅急便」は土曜・日曜・祝日も配達されますが、「定形郵便」は土曜・日曜・祝日は配達されませんので、

土曜・日曜を挟む場合や祝日を含む連休などを挟む場合には「定形郵便」はお届けまでに多くの日数がかかるという点にはあらかじめご注意下さい

 

管理人の感想

ここまで、定形郵便とらくらくメルカリ便 宅急便の2つのサービスを取り上げて、

料金・大きさ・コンビニ受け取りの可否・補償の有無・お届け方法の違い・追跡サービスの有無・発送できる場所などの違いを比較して、ご紹介させて頂きました

 

定形郵便は誰でも利用できるサービスで「長形3号封筒(23.5cm×12cm)に入る厚さ1cm以下のものを送るなら安く送る事ができる」点が魅力となっていますが、

らくらくメルカリ便 宅急便はメルカリ出品者のみが利用できるサービスではあるものの、定形郵便より[厚みのあるもの・重いもの・大きいもの]も送れますし、「自宅などへの集荷が可能」「お届けが対面手渡し」「追跡サービスが利用可能」「お届け希望日時指定が可能」「状況に応じてメルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性がある」などもメリットもありますので、

ご自分の目的・用途に合わせて上手に検討してみて頂ければ幸いです

 

また、定形郵便・らくらくメルカリ便 宅急便以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね

他にも以下の様なサービスもあります!

定形外郵便 全国一律120円~

ゆうメール 全国一律180円~

クリックポスト 全国一律198円

ゆうパケット 全国一律250円~

レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ

宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)

ゆうパック 距離で変動 810円~(割引制度あり)

ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)

 

まとめ

今回は、定形郵便とらくらくメルカリ便 宅急便の違いを比較してご紹介しました

 

どちらのサービスの方が一概に優れているという訳ではありませんので、それぞれのサービスの特徴を理解して節約などに役立ててみて下さいね