「日本郵便 ゆうパケット」と「日本郵便 ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」の2つのサービスを取り上げて、
発送できる場所、着払いの可否、コンビニ受け取りの可否、補償の有無、送料、大きさ、厚さ、お届け日数、などの様々な違いを比較してまとめてみました
最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、
この記事では特に、ゆうパケットとゆうゆうメルカリ便ゆうパケットを比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです
簡単なサービス比較一覧
まずはじめにゆうパケットとゆうゆうメルカリ便ゆうパケットを簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています
サービス名 | ゆうパケット | ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット |
料金 | 全国一律 250円~360円 「厚さ」で決まる | 全国一律 200円 |
大きさ | 長辺 34cm以内 3辺合計(長辺+短辺+厚さ) 60cm以内 | 長辺 34cm以内 3辺合計(長辺+短辺+厚さ) 60cm以内 |
大きさの目安 | 最大時でA4サイズが入る (33.2cm×24cmの角2封筒ぐらいが最大の目安) | 最大時でA4サイズが入る (33.2cm×24cmの角2封筒ぐらいが最大の目安) |
厚さ | 3cm以内 | 3cm以内 |
重さ | 1kgまで | 1kgまで |
前提条件 | 封筒などは自分で用意する 専用あて名ラベルが必要(自宅印刷やアプリ経由で作成も可能) | 封筒などは自分で用意する 専用の送り状が必要 ※メルカリ出品者のみ利用可能 |
割引制度 | 契約が必要な特約ゆうパケットあり | 割引制度なし |
送料支払い方法 | 現金、切手、(キャッシュレス決済導入済の郵便局は)クレジットカード・電子マネー・バーコード決済 | メルカリの売上金から差し引かれる |
発送できる場所 | 郵便局の窓口、街の郵便ポスト | 郵便局の窓口、コンビニ(ローソンのみ) |
自宅などへの集荷サービス | 不可 | 不可 |
お届け方法 | 自宅などの郵便受けに投函(着払いは対面手渡し) | 自宅などの郵便受けに投函 |
日にち・時間帯指定 | 不可(特約ゆうパケットは料金加算の配達日指定・当日配達のオプションあり) | 不可 |
お届け日数の目安 | 日本郵便のこちらのページ で調べられます | 一部地域を除き発送日から2~3日 |
土曜・日曜・祝日の配達 | ある | ある |
信書の取り扱い | 送れない | 送れない |
補償 | なし | メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合がある |
追跡サービス | ある | ある |
着払い | 可能 | 不可 |
代金引換 | 不可 | 不可 |
受け取り場所 | 自宅など、郵便局留め | 自宅など、郵便局(局留め不可、郵便局受取の手順 ) |
コンビニ受け取り | 不可 | 可能(ローソン or ミニストップ) |
以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、
次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい
利用の前提条件・運送会社に関して
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット | ゆうパケット | |
会社 | 日本郵便 | 日本郵便 |
前提条件 | 専用の送り状を郵便局 or ローソンで発行する | 専用のあて名ラベルが必要(自宅印刷やアプリ経由で作成も可能) |
封筒などは自分で用意する | 封筒などは自分で用意する | |
※メルカリ出品者のみ利用可能 |
「ゆうパケット」は梱包に使用する封筒などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、
決められた専用の封筒はありませんので、大きさの制限の規定に収まり、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、紙の封筒でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっています
また、「ゆうパケット」の利用には専用のあて名ラベルが必要となり、以下の様な方法で用意する事ができます
ゆうパケット あて名ラベル |
郵便局でもらう |
Webゆうパックプリント (主に個人利用向け)を利用して自宅などで印刷 |
日本郵便アプリ を利用して郵便局で発行 |
※フリマアプリ等の出品者が利用できる「メルカリ – ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット・ヤフオク – ゆうパケット おてがる版・ラクマ – かんたんラクマパック ゆうパケット・モバオク – らくらく定額便 ゆうパケット」に関しては、2次元コードを利用して、ローソンまたは郵便局であて名ラベルを発行します |
参考として、以下が郵便局で無料でもらう事ができる「ゆうパケット用あて名シール」になります
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」はメルカリ出品者のみが利用できるサービスとなっており、こちらも梱包に使用する封筒などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」にも決められた専用の封筒はありませんので、大きさの制限の規定に収まり、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、紙の封筒でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっています
更に「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」には「ゆうパケット」とは異なる専用の送り状がありますので、「郵便局 or ローソン」で専用の送り状を発行し、発送受付前に自分で荷物に貼り付けて下さい
なお、「ゆうパケット」は原則的に誰でも利用できるサービスとなりますが、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」はあくまでメルカリ出品者のみが利用できるサービスになりますので、あらかじめご注意下さい
サイズや重さの制限と送料
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | ゆうパケット | |
送料 | 全国一律 200円 | 全国一律 250円~360円 「厚さ」で決まる |
大きさ | 長辺34cm以内 3辺合計(長辺+短辺+厚さ)60cm以内 | 長辺34cm以内 3辺合計(長辺+短辺+厚さ)60cm以内 |
大きさの目安 | 最大時でA4サイズが入る (33.2cm×24cmの角2封筒ぐらいが最大の目安) | 最大時でA4サイズが入る (33.2cm×24cmの角2封筒ぐらいが最大の目安) |
厚さ | 3cm以内 | 3cm以内 |
重さ | 1kgまで | 1kgまで |
「ゆうパケット」と「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」の大きさ・重さの制限は「最大でA4サイズが入る大きさ(大きさの目安は角2封筒 33.2cm×24cm)」「厚さ3cm以内」「重さ1kgまで」で同じとなっていますが、
送料が異なり、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は厚さに関わらず一律200円ですが、「ゆうパケット」は厚さによって以下の通りに送料が変わるという特徴があります
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット | ゆうパケット | |
長辺34cm以内 3辺合計60cm以内 | 長辺34cm以内 3辺合計60cm以内 | |
厚さ3cm以内 | 厚さ3cm以内 | |
重さ1kgまで | 重さ1kgまで | |
メルカリ出品者のみ利用可能 | ||
厚さ | 送料(全国一律) | |
1cm以内 | 200円 | 250円 |
2cm以内 | 200円 | 310円 |
3cm以内 | 200円 | 360円 |
ちなみに「ゆうパケット」と「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」には最小サイズの規定がありますので、最小サイズ以下となる場合には以下の点にご注意下さい
※長さ14cm、幅9cm(円筒状の場合、長さ14cm、直径3cm)の最小サイズ以下の場合、耐久力のある厚紙または布製のあて名札(長さ12cm、幅6cm以上)をつけることで差し出すことができます
割引制度に関して
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | ゆうパケット |
割引制度なし | 定期的に送る予定がある場合「特約ゆうパケット」が契約できる可能性あり |
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は通常の「ゆうパケット」と比較して安い送料に設定されていますので、残念ながら割引制度は用意されていません
また、「ゆうパケット」にも個人発送向けに気軽に利用できる割引制度はありませんが、
おおよその目安として、年間500通以上送る予定がある方であれば、契約を行い特別な運賃が適用される「特約ゆうパケット」が用意されていますので、定期的に何通も送る予定のある方は検討されてみてはいかがでしょうか
(特約の契約に関しては最寄りの集荷などを担当する郵便局にご相談下さい →集荷に関する連絡先を調べる – 日本郵便 )
補償・追跡に関して
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | ゆうパケット | |
追跡サービス | あり | あり |
補償 | メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合がある | なし |
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は追跡サービスを利用する事ができますが、配送を行う日本郵便による補償はありません
ただし、状況に応じて、(ゆうゆうメルカリ便ゆうパケットを含むメルカリ便の荷物は全て)メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性があります(メルカリ事務局による補償は状況に応じて、代金の一部の補償となる場合もあります)
参考:
また、「ゆうパケット」に関しては、追跡サービスは利用できますが、補償はありません
(例外として、ラクマの出品者が利用できる「ラクマ かんたんラクマパック(日本郵便) ゆうパケット」では、日本郵便による補償はありませんが、ラクマあんしん補償の対象となる場合があり、補償が行われる可能性があります)
なお、上記の通り、「ゆうパケット」と「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は配送会社による補償はありませんので、
配送会社による補償が必要な方は「日本郵便 ゆうパック 」「ヤマト運輸 宅急便 」「ヤマト運輸 宅急便コンパクト 」や、書留のオプションが付加できる「定形郵便・定形外郵便 」「ゆうメール 」などの利用もご検討下さい
お届け日数に関して
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | ゆうパケット |
配送距離で決まる | 配送距離で決まる |
土曜・日曜・祝日も配達される | 土曜・日曜・祝日も配達される |
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」も「ゆうパケット」もお届け日数は配送距離で決まります
まず、「ゆうパケット」の具体的なお届け日数に関しては、以下のページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい
なお、ゆうパケットのお届け日数を日本郵便のサイトから引用すると以下の通りです
おおむね差出日の翌日~翌々日にお届けいたします。
※お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合などはさらに数日要する場合があります。また、差出時刻によっても異なる場合があります。
他にも、事前契約が必要な「特約ゆうパケット」利用者向けの「翌配ワイド」オプションが付加されている場合、通常のゆうパケットより送達スピードが速くなります
また、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は以下の通り、一部地域を除き、発送日から2~3日がお届け日数の目安になります
どれくらいで届きますか?(ゆうゆうメルカリ便)
ゆうパケット、ゆうパケットポストの場合
発送日から2-3日のお届け予定となります。
※一部地域を除く
ただし、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は「匿名配送の場合」は上記の+1日程度の日数が必要となります
(メルカリで、出品時もしくは購入手続き前にゆうゆうメルカリ便が選択されている場合、自動的に匿名配送となります)
また、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」も「ゆうパケット」と同様に「お届け先が遠方の場合など」は上記より多くの日数が必要となる事がありますのであらかじめご注意下さい
(匿名配送ではない「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」のお届け日数の目安は「ゆうパケット」とおおむね同等になりますので、各地域間のお届け日数の目安はお届け日数を調べる│日本郵便 のゆうパケットの場合もご参考下さい)
上記の通り、「ゆうパケット」と「匿名配送ではないゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」のお届け日数の目安は差し出し時刻・配送距離などの条件が同じ場合には、おおむね同等になりますが、
「匿名配送のゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は「ゆうパケット」と比較して+1日程度の日数が必要となりますのであらかじめご注意下さい
ちなみに、「ゆうパケット」も「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」も土曜・日曜・祝日も配達されます
着払い・代金引換の可否
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | ゆうパケット | |
着払い | 利用可 | 利用不可 |
代金引換 | 利用不可 | 利用不可 |
「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は利用できませんが「ゆうパケット」は利用する事が可能です
「ゆうパケット」で着払いを利用する場合、あらかじめ受取人が着払いを承諾しているかどうかの確認をするため、必ず郵便局の窓口で受付をして下さい
(通常の個人発送の荷物の場合、着払いの利用には21円の手数料がかかります)
(ゆうパケットに着払い専用のラベルはありませんので窓口で着払い希望の旨をお伝え下さい)
なお、日本郵便アプリ を利用して「ゆうパケット」あて名ラベルを発行した場合には、着払いとする事ができませんのでご注意下さい
また、「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しては、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」も「ゆうパケット」も利用する事ができません
(個人発送の荷物で代金引換を利用したい場合、ゆうパック ・定形郵便・定形外郵便 ・ゆうメール などをご利用下さい)
支払い方法に関して
ゆうパケット |
※発送受付場所で異なります |
現金 |
切手 |
クレジットカード |
電子マネー |
バーコード決済 |
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 |
メルカリの売上金から自動的に差し引かれる |
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」に関しては、送料はメルカリの売上金から自動的に差し引かれますので、窓口で現金で送料を支払ったり、切手を貼り付けて発送する事ができないという点にご注意下さい
「ゆうパケット」は、郵便局の窓口では現金・切手で支払いが可能(現金 & 切手の併用も可)ですが、
全国で一部の郵便局では2020年2月からキャッシュレス決済が導入されており、2020年7月以降には更にキャッシュレス決済を導入する郵便局が増える予定なので、
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口ではクレジットカード・電子マネー・バーコード決済も利用できます
キャッシュレス決済導入していない郵便局窓口へ持っていく | |
現金 | |
切手 | |
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口へ持っていく | |
現金 | |
切手 | |
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード | |
電子マネー | iD、WAON、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん |
バーコード決済 | ゆうちょPay、amazon pay、au PAY、d払い、Jcoin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、ALI PAY、WeChat Pay |
街の郵便ポストへ投函 | |
切手(荷物へ貼り付け) |
実際にキャッシュレス決済を導入している全国の郵便局に関しては以下のページもご覧下さい
なお、「ゆうパケット」を郵便ポストに投函する場合、
投函する前に自分自身で厚さなどの確認を行い、必要な料金を確認して料金分の切手を貼る必要がありますので、料金がよくわからない様な方は郵便局の窓口へ持っていくのをオススメします
他にも、「メルカリ – ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット」と同様にフリマアプリ等の出品者が利用できる「ヤフオク – ゆうパケット おてがる版」「ラクマ – かんたんラクマパック ゆうパケット」「モバオク – らくらく定額便 ゆうパケット」に関しては、出品商品の売上などから送料が自動的に差し引かれます
発送できる場所・集荷サービスに関して
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | ゆうパケット | |
自宅などへの集荷 | 利用不可 | 利用不可 |
発送受付場所 | 郵便局 窓口 | 郵便局 窓口 |
コンビニ(ローソンのみ) | コンビニ不可 | |
街の郵便ポストへ投函 不可 | 街の郵便ポストへ投函 |
「ゆうパケット」は自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、
「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「投函口に入るサイズなら(必要分の切手を貼り)自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい
(例外として、事前契約が必要な「特約ゆうパケット」では、自宅などへの集荷サービスを利用できる契約にできる場合があります)
なお、個人発送の通常の「ゆうパケット」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい
ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます
(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」も自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、
「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「自分自身でローソンの店舗へ持っていく」という方法があります
なお、ローソンの店舗へ持っていく場合、「レジで手続きを行う or 一部店舗に設置されているスマリボックスで手続きを行う」方法がありますので以下も合わせてご覧下さい
参考:ちなみに「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は街の郵便ポストへ投函して発送する事ができませんので、必ず「郵便局の窓口 or ローソンの店舗」へ持っていって下さい
(「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」はメルカリの売上金から自動的に送料が差し引かれるので、差出し時に切手の貼り付けは不要です)
お届け方法、日にち・時間帯指定に関して
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | ゆうパケット | |
お届け方法 | 自宅などの郵便受けに投函 | 自宅などの郵便受けに投函 |
お届けの日時指定 | 指定不可 | 指定不可 (特約ゆうパケットは料金加算の配達日指定・当日配達のオプションあり) |
「ゆうパケット」も「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」もお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)
なお、例外として、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」や「ゆうパケット」で「お届け先の郵便受けが小さくて荷物が郵便受けに入らない場合」や「お届け先の郵便受けが満杯の場合」など荷物が郵便受けにお届けできない場合であったり、「ゆうパケット」で着払いの場合には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます
また、「ゆうパケット」も「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」も発送受付時にお届け希望日時の指定はできませんのでご注意下さい
(個人利用向けの通常の「ゆうパケット」には用意されていませんが、事前契約が必要な「特約ゆうパケット」には料金加算で配達日指定・当日配達のオプションが用意されています)
信書の取り扱いに関して
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | ゆうパケット |
信書は送れない | 信書は送れない |
「ゆうパケット」も「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」も信書は送れませんので、
信書を送りたい場合、定形郵便・定形外郵便 ・ミニレター・レターパック ・スマートレター などをご利用下さい
なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい
受け取り方法・コンビニ受け取りに関して
荷物を受け取れる場所 | |
ゆうパケット | ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 |
自宅など | 自宅など |
郵便局留め | 郵便局(局留め不可) |
コンビニ受け取り不可 | コンビニ(ローソン・ミニストップ) |
はこぽす 宅配便ロッカーPUDOステーション |
個人発送の通常の「ゆうパケット」は自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、
コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は自宅などで受け取り以外にも、
購入手続き前に配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」に設定していれば、以下の様な手順で「郵便局受け取り」とする事が可能ですし、
(メルカリでは原則、宛先を郵便局留めにする事はできませんのでご注意下さい → 参考 )
更に、コンビニ(ローソンまたはミニストップ)の店舗で受け取りする事ができる他、はこぽす(郵便局などに設置されたロッカー)や宅配便ロッカーPUDOステーション(駅やお店などに設置されたロッカー)で受け取る事も可能となっています
ゆうパケットとゆうゆうメルカリ便ゆうパケットの比較のポイント
最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケットは利用できる人が限定される
「ゆうパケット」は原則的に誰でも利用する事が可能なサービスとなっていますが、
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」の最大の特徴として、「メルカリ出品者向けのサービス」という事が挙げられ、
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」はあくまでメルカリ出品者のみが利用可能なサービスという点にはあらかじめご注意下さい
送料はゆうゆうメルカリ便ゆうパケットの方が安い
「ゆうパケット」と「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」の大きさ・重さの制限と送料は以下の表の通りで、大きさ・重さの制限はどちらも同じですが、
送料に関しては明確に違い、ゆうゆうメルカリ便ゆうパケットの方が安い料金に設定されていますので、とにかく安く送りたい方にはゆうゆうメルカリ便ゆうパケットの利用がオススメです
ゆうパケット | ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット | |
送料 | 全国一律 厚さ1cm以内250円 厚さ2cm以内310円 厚さ3cm以内360円 | 全国一律 200円 |
大きさ | 長辺 34cm以内 3辺合計 60cm以内 | 長辺 34cm以内 3辺合計 60cm以内 |
厚さ | 3cm以内 | 3cm以内 |
重さ | 1kgまで | 1kgまで |
大きさの目安 | 最大時でA4サイズが入る (33.2cm×24cmの角2封筒ぐらいが最大の目安) | 最大時でA4サイズが入る (33.2cm×24cmの角2封筒ぐらいが最大の目安) |
「補償の有無」に注目する
「ゆうパケット」と「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」を比較して「特に受け取り側が受け取りまでに安心感を感じられるか」という部分では以下の様な違いがあります
ゆうパケット | ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット メルカリ出品者のみ利用可能 | |
追跡サービス | あり | あり |
補償 | なし | メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合がある |
お届け方法 | 自宅などの郵便受けに投函 | 自宅などの郵便受けに投函 |
お届け日時指定 | 不可 | 不可 |
上の表の通り、どちらも「追跡サービスあり」「お届け希望日時指定は不可」「お届けは自宅などの郵便受けに投函」となっていますが、
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」なら「状況に応じてメルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性がある」という点で安心感があると言えるかと思いますので、
どの部分を重視するかという事を考えて比較検討してみて下さいね
お届けまでの日数
お届けまでの日数は以下の通りで、個人発送の通常の「ゆうパケット」と「匿名配送ではないゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は差し出し時刻・配送距離などの条件が同じであれば、同等の日数でのお届けとなっています
おおむね差出日の翌日~翌々日にお届けいたします。
※お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合などはさらに数日要する場合があります。また、差出時刻によっても異なる場合があります。
どれくらいで届きますか?(ゆうゆうメルカリ便)
ゆうパケット、ゆうパケットポストの場合
発送日から2-3日のお届け予定となります。
※一部地域を除く
(具体的な各地域間のお届け日数の目安はお届け日数を調べる│日本郵便 のゆうパケットの場合もご参考下さい)
ただし、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は「匿名配送の場合」は上記の+1日程度の日数が必要となるため、
差し出し時刻・配送距離などが同じ条件の場合、「匿名配送のゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」の方が個人発送の通常の「ゆうパケット」よりもお届けまでに日数がかかる点にご注意下さい
(メルカリで、出品時もしくは購入手続き前にゆうゆうメルカリ便が選択されている場合、自動的に匿名配送となります)
ゆうパケットなら着払いが利用可能
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」には「着払い(荷物受け取り時に送料を受取人が支払う)」のサービスは用意されていませんが、
「ゆうパケット」なら「着払い」とする事ができますので、「着払い」にしたい場合には「ゆうパケット」の利用が便利です
(ゆうパケットを着払いとする場合、郵便局の窓口へ持っていって下さい)
コンビニから発送できるか?
「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は郵便局の窓口以外にも、ローソンであれば発送受付を行っていますが、
個人発送の通常の「ゆうパケット」はコンビニのレジでは発送受付を行っていませんので、コンビニから発送したい場合には「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」の利用がオススメです
ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、個人発送の通常の「ゆうパケット」でも郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます
(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)
なお、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」は街の郵便ポストに投函しての発送はできませんのでご注意下さい
コンビニで受け取れるか?
自宅以外での受け取りを希望されている場合、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット」であれば、コンビニ(ローソン or ミニストップ)受け取りも可能となっています
対して、個人発送の通常の「ゆうパケット」の荷物はコンビニ受け取りはできませんので、自宅以外の受け取りですと「郵便局留め(郵便局での受け取り)」となり、コンビニ受け取りと比較するとやや不便な印象です
管理人の感想
ここまで、ゆうパケットとゆうゆうメルカリ便ゆうパケットの2つのサービスを取り上げて、
料金・大きさ・発送場所・支払い方法・コンビニ受け取りの可否・お届け日数などの違いを比較して、ご紹介させて頂きました
ゆうパケットとゆうゆうメルカリ便ゆうパケットは大きさ・重さの制限は同じとなっていますが、
送料はゆうゆうメルカリ便ゆうパケットの方が安く、また、ゆうゆうメルカリ便ゆうパケットには「状況に応じてメルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性がある」などのメリットもあるものの、
ゆうゆうメルカリ便ゆうパケットはあくまでメルカリ出品者のみが利用できるサービスとなっていますし、ゆうパケットなら着払いとする事ができるなどのメリットもありますので、
ご自分の目的・用途に合わせて上手に検討してみて頂ければ幸いです
また、ゆうパケット・ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね
定形外郵便 全国一律120円~
ゆうメール 全国一律180円~
クリックポスト 全国一律198円
ゆうパケット 全国一律250円~
レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ
宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)
ゆうパック 距離で変動 810円~(割引制度あり)
ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)
まとめ
今回は、ゆうパケットとゆうゆうメルカリ便ゆうパケットの違いを比較してご紹介しました
どちらのサービスの方が一概に優れているという訳ではありませんので、それぞれのサービスの特徴を理解して節約などに役立ててみて下さいね