「日本郵便 ミニレター(郵便書簡)」と「日本郵便 定形外郵便」の2つのサービスを取り上げて、
運賃・サイズ、補償、追跡、代金引換、割引制度、コンビニ受け取りの可否、などの様々な違いを比較してまとめてみました
最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、
この記事では特に、ミニレター(郵便書簡)と定形外郵便を比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです
簡単なサービス比較一覧
まずはじめにミニレターと定形外郵便を簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています
サービス名 | ミニレター(郵便書簡) | 定形外郵便 規格内 | 定形外郵便 規格外 |
料金 | 全国一律 63円 (専用封筒の値段) | 全国一律 120円~ 「重さ」で決まる | 全国一律 200円~ 「重さ」で決まる |
大きさ | 長辺 16.5cm 短辺 9.2cm | 長辺34cm以内 短辺25cm以内 [最大時でA4サイズが入る] | 3辺合計90cm以内(かつ最長辺60cm以内) [最大時でA3サイズなども入る] |
厚さ | 写真・紙片等の薄い物は封入可能 | 3cm以内 | |
重さ | 25gまで | 1kgまで | 4kgまで |
前提条件 | 専用の送り状なし 専用封筒が必要 | 専用の送り状なし 箱や袋などは自分で用意する | |
割引制度 | 割引制度なし(金券ショップなどで定価以下で買える事がある) | 個人利用向けの割引制度なし | |
支払い方法 | 購入場所によって異なる(購入場所によっては現金以外も可) | 現金、切手、(キャッシュレス決済導入済の郵便局は)クレジットカード・電子マネー・バーコード決済 | |
発送できる場所 | 郵便局の窓口、街の郵便ポスト | 郵便局の窓口、街の郵便ポスト | |
自宅などへの集荷サービス | 不可 | 不可 | |
お届け方法 | 自宅などの郵便受けに投函(書留などは対面手渡し) | 自宅などの郵便受けに投函(書留や代金引換などは対面手渡し) | |
日にち・時間帯指定 | 不可(料金加算オプションで配達日指定は可) | 不可(料金加算オプションで配達日 or 時間帯のいずれかは指定可) | |
お届け日数の目安 | 日本郵便のこちらのページ で調べられます(原則手紙・はがきと同様) | 日本郵便のこちらのページ で調べられます | |
土曜・日曜・祝日の配達 | なし(書留・速達など、一部はある) | なし(書留・速達など、一部はある) | |
信書の取り扱い | 送れる | 送れる | |
補償 | なし(料金加算のオプションあり) | なし(料金加算のオプションあり) | |
追跡サービス | なし(料金加算のオプションあり) | なし(料金加算のオプションあり) | |
着払い | 不可 | 不可 | |
代金引換 | 不可 | 個人発送でも可能 | |
受け取り場所 | 自宅など、郵便局留め | 自宅など、郵便局留め | |
コンビニ受け取り | 不可 | 不可 |
以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、
次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい
利用の前提条件・運送会社に関して
定形外郵便 | ミニレター | |
会社 | 日本郵便 | 日本郵便 |
前提条件 | 専用の送り状なし(あて名は、荷物に直接書く・別紙で貼り付ける等) | 専用の送り状なし(あて名は、専用封筒の表面に記入する) |
梱包用の箱・袋などは自分で用意する | 必ず専用封筒を使う |
「ミニレター」は自分で用意した箱や袋では送れませんので、必ず専用封筒を以下の様な場所で購入して使用して下さい
(消印のある使用済の専用封筒をミニレターの封筒として再利用する事はできません)
ミニレター専用封筒購入場所 |
郵便局の窓口 |
コンビニエンスストア ※コンビニは店舗によって仕入れがない場合があります |
各種金券ショップ |
オークションサイト(ヤフオク)など |
ちなみに「ミニレター」は専用封筒の代金に運賃が含まれますので差出し時に切手の貼り付けは不要です
また、ミニレターには専用の送り状はありませんので、専用封筒の表面・裏面に住所・氏名などを記入して下さい
「定形外郵便」は決められた専用のダンボール箱や袋はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、ダンボール箱でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっており、
また、専用の送り状もありませんので、あて名は「梱包した荷物の外装のわかりやすい場所に直接書く」、またビニール袋などで梱包した際は「わかりやすい無地の別紙などにあて名を書き、剥がれないように荷物に貼り付ける」などして下さい
サイズや重さの制限と送料
ミニレター | 定形外郵便 規格内 | 定形外郵便 規格外 | |
送料 | 全国一律 63円 | 全国一律 120円~ 「重さ」で決まる | 全国一律 200円~ 「重さ」で決まる |
大きさ | 長辺 16.5cm 短辺 9.2cm | 長辺34cm以内 短辺25cm以内 [最大時でA4サイズが入る] | 3辺合計90cm以内(かつ最長辺60cm以内) [最大時でA3サイズなども入る] |
厚さ | 写真・紙片等の薄い物は封入可能 | 3cm以内 | |
重さ | 25gまで | 1kgまで | 4kgまで |
「ミニレター」は、16.5cm×9.2cmの専用封筒を自分自身でのりづけし組み立てて使用し、
送料は全国一律でどこからどこへ送っても変わらず「63円」です
なお、ミニレターの専用封筒の内側は便箋として使用できる様に罫線がプリントされており、
更に組み立てると封筒になりますので、以下の通り、写真・紙片等の薄い物は同封が可能です
(窓口では定形郵便の厚さの規定と同様に、厚さ1cmを超える場合にはミニレターとして扱えないと判断される場合がある様です)
郵便書簡(ミニレター)に同封できるものはどのようなものですか?
重さが25g以内であれば写真、メモ(紙片など)の薄い物を同封可能です。
重さが25g以内でも、紙片状のもの以外は同封できません。(例:ペン、鍵、化粧品等)
重さが25gを超えると定形外郵便物の料金が適用となりますのでご注意ください。この場合、定形サイズの封筒のご利用をお勧めいたします。
「定形外郵便 規格内」は「A4サイズが入る角2封筒(24cm×33.2cm)ぐらいが最大の大きさの目安」で「厚さは3cm以内」、
「定形外郵便 規格外」は「3辺合計90cm以内、最大時でA3サイズなども入る大きさ」で、
「定形外郵便 規格内」も「定形外郵便 規格外」も送料は全国一律で重さで変化し、以下の表の通りとなっています
定形外郵便 | 規格内 長辺34cm以内 短辺25cm以内 厚さ3cm以内 [最大時でA4サイズが入る] | 規格外 3辺合計90cm以内 最長辺60cm以内 [最大時でA3サイズなども入る] |
重さ | 送料(全国一律) | |
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 210円 | 300円 |
250g以内 | 250円 | 350円 |
500g以内 | 390円 | 510円 |
1kg以内 | 580円 | 710円 |
2kg以内 | 取扱なし(重量オーバー) | 1040円 |
4kg以内 | 取扱なし(重量オーバー) | 1350円 |
なお、定形外郵便には最小サイズの規定もありますので以下もご参考下さい
割引制度に関して
定形外郵便 | ミニレター |
個人発送向けの割引制度なし | 割引制度なし(金券ショップなどで定価以下で買える事がある) |
「ミニレター」には残念ながら割引制度は用意されていません
ただし、金券ショップやオークションサイト(ヤフオク)などでは定価以下の金額で専用封筒が販売されている事があります
参考:
「定形外郵便」にも残念ながら個人発送向けの割引制度は用意されていません
なお、大口・法人向けでは大量に同時発送する場合に割引が適用される場合がありますので、以下のページの「手紙(第一種郵便物)」をご参考下さい
補償・追跡に関して
定形外郵便 | ミニレター | |
追跡サービス | なし(料金加算のオプションあり) | なし(料金加算のオプションあり) |
補償 | なし(料金加算のオプションあり) | なし(料金加算のオプションあり) |
「ミニレター」と「定形外郵便」は、補償がなく、追跡サービスもありません
ただし、「ミニレター」と「定形外郵便」は料金加算で以下の様なオプションを付加できます
(以下のオプションを付加する場合は郵便局の窓口へ持っていって下さい)
定形外郵便 オプション | |
特定記録 | +160円 |
追跡サービス(補償はなし) | |
簡易書留 | +320円 |
追跡サービス、補償 5万円まで | |
一般書留 | +435円 最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円 |
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで | |
現金書留 (現金を送る場合専用、売価21円の専用の現金封筒で送る) | +435円 最低補償1万円 & 更に補償5000円毎に+10円 |
追跡サービス、補償 1万円~50万円まで | |
ミニレター オプション | |
特定記録 | +160円 |
追跡サービス(補償はなし) | |
簡易書留 | +320円 |
追跡サービス、補償 5万円まで | |
一般書留 | +435円 最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円 |
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで |
定形外郵便のオプション利用時の料金は以下のページで計算できます
お届け日数に関して
定形外郵便 | ミニレター |
配送距離で決まる | 配送距離で決まる |
土曜・日曜・祝日は配達されない | 土曜・日曜・祝日は配達されない |
「定形外郵便」も「ミニレター」もお届け日数は配送距離で決まりますので、
具体的なお届け日数に関しては、以下のそれぞれのページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい
(ミニレターのお届け日数は原則手紙・はがきと同様です)
なお、2021年10月以降、普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレター・スマートレターに関して、お届け日数の段階的繰り下げが行われ、段階的にお届け日数が2021年9月以前の+1日程度増える変更が行われますので、詳しくは以下も合わせてご覧下さい
ちなみに、「ミニレター」も「定形外郵便」も土曜・日曜・祝日は配達されませんのでご注意下さい
(2021年9月までは普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターの土曜日配達が行われていましたが、2021年10月から普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターの土曜日配達が休止となりましたのでご注意下さい)
ただし、例外として、定形外郵便で「速達・配達時間帯指定郵便・書留・代金引換・配達日指定」のいずれかのオプションを付加した場合や、「ミニレター」で「速達・書留・配達日指定」のいずれかのオプションを付加した場合には、土曜・日曜・祝日も配達されます
日本郵便>よくあるご質問
[土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスはありますか?]
土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスは以下のとおりです。
・速達
・配達時間帯指定郵便
・書留
・代金引換
・配達日指定郵便
・電子郵便(レタックス)
・レターパックプラス、レターパックライト
・ゆうパック
・ゆうパケット
・クリックポスト
着払い・代金引換の可否
定形外郵便 | ミニレター | |
着払い | 利用不可 | 利用不可 |
代金引換 | 個人発送でも利用可 | 利用不可 |
「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、「ミニレター」も「定形外郵便」も利用する事ができません
「着払い」を利用したい場合、ゆうパック 、ゆうパケット 、ゆうメール 、宅急便 、宅急便コンパクト 等の利用をご検討下さい
「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しては、
「ミニレター」は利用する事ができませんが、「定形外郵便」は個人発送でも利用する事ができます
なお、「定形外郵便 代金引換」を利用する場合、代金引換の専用の送り状ラベルを使用し(専用の送り状ラベルは郵便局の窓口などでもらえます)、運賃とは別に手数料がかかりますので詳しくは以下のページもご覧下さい
(「定形外郵便 代金引換」は街の郵便ポストには投函できませんので、必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)
代金引換を利用する際にかかる料金 | |
代金引換の荷物の発送受付時に支払う | |
運賃 | 発送方法毎の運賃 |
代金引換手数料(代金引換料) | 265円 |
オプション加算料金(オプションを付加した場合) | 書留などのそれぞれのオプション料金 |
代金が口座へ送金時に差し引かれる | |
送金手数料(送金料金) | 送金先口座・代金で異なる →参考:送金にかかる料金 |
印紙代 | 代金で異なる →参考:代金引換を使用すると手数料などいくらかかりますか? |
支払い方法に関して
ミニレター |
※専用封筒の購入場所で異なります |
現金 |
切手・はがき等と交換(交換手数料がかかる) |
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード |
電子マネー |
バーコード決済 |
一部の商品券 |
定形外郵便 |
※発送受付場所で異なります |
現金 |
切手 |
クレジットカード |
電子マネー |
バーコード決済 |
「ミニレター」は専用封筒の購入場所によって、以下の様に使える支払い方法が異なります
キャッシュレス決済を導入していない郵便局の窓口 |
現金 |
切手・はがき等と交換(交換手数料がかかる) |
キャッシュレス決済を導入している郵便局の窓口 |
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード |
各種電子マネー |
各種バーコード決済 |
コンビニエンスストア ※切手を取り扱うコンビニ店舗ではミニレターの仕入れ自体は可能ですが、店舗によってミニレターを仕入れていない場合もあります ※コンビニ店舗で使えるミニレターの支払い方法は、切手・はがき・印紙の購入時の支払い方法と同様です |
セブンイレブン |
現金 |
電子マネー nanaco |
ファミリーマート |
現金 |
FamiPay |
ユニー・ファミリーマートグループ商品券 |
クレジット機能のあるファミマTカード(クレジット払い) |
ローソン |
現金 |
ミニストップ |
現金 |
電子マネー WAON |
イオン商品券 |
デイリーヤマザキ |
現金 |
セイコーマート |
現金 |
各種金券ショップ |
お店によって異なる |
「定形外郵便」は、郵便局の窓口では現金・切手で支払いが可能(現金 & 切手の併用も可)ですが、
全国で一部の郵便局では2020年2月からキャッシュレス決済が導入されており、2020年7月以降には更にキャッシュレス決済を導入する郵便局が増える予定なので、
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口ではクレジットカード・電子マネー・バーコード決済も利用できます
キャッシュレス決済導入していない郵便局窓口へ持っていく | |
現金 | |
切手 | |
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口へ持っていく | |
現金 | |
切手 | |
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード | |
電子マネー | iD、WAON、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん |
バーコード決済 | ゆうちょPay、amazon pay、au PAY、d払い、Jcoin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、ALI PAY、WeChat Pay |
街の郵便ポストへ投函 | |
切手(荷物へ貼り付け) |
実際にキャッシュレス決済を導入している全国の郵便局に関しては以下のページもご覧下さい
なお、「定形外郵便」を郵便ポストに投函する場合、
投函する前に自分自身で計量などを行い、必要な料金を確認して料金分の切手を貼る必要がありますので、料金がよくわからない様な方は郵便局の窓口へ持っていくのをオススメします
発送できる場所・集荷サービスに関して
定形外郵便 | ミニレター | |
自宅などへの集荷 | 利用不可 | 利用不可 |
発送受付場所 | 郵便局 | 郵便局 |
街の郵便ポスト | 街の郵便ポスト | |
コンビニ不可 | コンビニ不可 |
「定形外郵便」も「ミニレター」も自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、
「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「投函口に入るサイズなら(定形外郵便は必要分の切手を貼り)自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい
(ミニレターは専用封筒の代金に運賃が含まれるので切手の貼り付けは不要です)
なお、「定形外郵便」も「ミニレター」もコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい
ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます
(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)
ちなみに、「定形外郵便」で「書留・特定記録・代金引換などのオプションを利用する場合」や、「ミニレター」で「書留・特定記録・配達日指定のオプションを利用する場合」には、郵便ポストへ投函はできませんので郵便局の窓口へ持っていって下さい
お届け方法、日にち・時間帯指定に関して
定形外郵便 | ミニレター | |
お届け方法 | 自宅などの郵便受けに投函 | 自宅などの郵便受けに投函 |
お届けの日時指定 | 指定不可(料金加算オプションで配達日 or 時間帯のいずれかは指定は可) | 指定不可(料金加算オプションで配達日指定は可) |
「定形外郵便」と「ミニレター」のお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)
なお、「ミニレター」で「書留などの場合」や、「定形外郵便物」で「お届け先の郵便受けが小さくて荷物が郵便受けに入らない場合」「代金引換・書留などの場合」には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、
不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます
また、「定形外郵便」も「ミニレター」もお届け希望日時の指定は不可となっていますが、料金加算で以下の様なオプションを付加できます
定形外郵便 オプション | |
配達日指定 | 平日の指定日:+32円 土曜・日曜・休日の指定日:+210円 |
配達時間帯指定郵便 | 250g以内:+340円 1kg以内:+440円 4kg以内:+710円 |
※配達日指定と配達時間帯指定郵便の併用はできません | |
ミニレター オプション | |
配達日指定 | 平日の指定日:+32円 土曜・日曜・休日の指定日:+210円 |
※ミニレターに配達時間帯指定郵便のオプションはありません |
信書の取り扱いに関して
定形外郵便 | ミニレター |
信書が送れる | 信書が送れる |
定形郵便・定形外郵便 ・ミニレター・レターパック ・スマートレター なら信書も送る事ができます
なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい
受け取り方法・コンビニ受け取りに関して
荷物を受け取れる場所 | |
ミニレター | 定形外郵便 |
自宅など | 自宅など |
郵便局留め | 郵便局留め |
コンビニ受け取り不可 | コンビニ受け取り不可 |
「定形外郵便」も「ミニレター」も自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、
コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい
なお、個人発送の荷物でコンビニ受け取りを利用したい場合、
特定の条件を満たせば、宅急便 ・宅急便コンパクト ・ゆうパック でコンビニ受け取りが利用できますので、宅急便・宅急便コンパクト・ゆうパックの利用をご検討下さい
ミニレターと定形外郵便の比較のポイント
最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います
ミニレターは専用封筒が必要
「定形外郵便」に専用の封筒はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、市販の茶封筒やビニール製の袋など何を使用しても自由ですが、
「ミニレター」の特徴として専用封筒が必要という事がありますので、「ミニレター」を利用される際には必ず以下の様な場所であらかじめ専用封筒を購入してご利用下さい
(消印のある使用済の専用封筒をミニレターの封筒として再利用する事はできません)
ミニレター専用封筒購入場所 |
郵便局の窓口 |
コンビニエンスストア ※コンビニは店舗によって仕入れがない場合があります |
各種金券ショップ |
オークションサイト(ヤフオク)など |
送料はミニレターの方が安い
「ミニレター」と「定形外郵便」の大きさ・重さの制限は以下の表の通りで、
大きさも重さも「定形外郵便」の方が「ミニレター」よりもかなり余裕がありますが、
送料としては「ミニレター」の方が安くなっていますので、「ミニレター」に封入できる写真・紙片等の薄い物を送るのであれば「ミニレター」を利用されるのがオススメです
ミニレター | 定形外郵便 規格内 | 定形外郵便 規格外 | |
送料 | 全国一律 63円 | 全国一律 50g以内 120円 100g以内 140円 150g以内 210円 250g以内 250円 500g以内 390円 1kg以内 580円 | 全国一律 50g以内 200円 100g以内 220円 150g以内 300円 250g以内 350円 500g以内 510円 1kg以内 710円 2kg以内 1040円 4kg以内 1350円 |
大きさ | 長辺16.5cm 短辺9.2cm | 長辺34cm以内 短辺25cm以内 | 3辺合計90cm以内(かつ最長辺60cm以内) |
厚さ | 写真・紙片等の薄い物は封入可能 | 3cm以内 | |
重さ | 25g以内 | 1kg以内 | 4kg以内 |
大きさの目安 | 最大時でA4サイズが入る | 最大時でA3サイズなども入る |
定形外郵便なら個人発送でも代金引換が利用可能
「ミニレター」に関しては「代金引換」のサービスが用意されていませんが、
「定形外郵便」なら個人利用向けの「代金引換」のサービスも用意されていますので、定形外郵便の利用が便利です
管理人の感想
ここまで、ミニレターと定形外郵便の2つのサービスを取り上げて、
料金・サイズ・日数・代金引換・補償・追跡などの違いを比較して、ご紹介させて頂きました
ミニレターは単純に「定形外郵便よりも送料が安い」点が魅力と言えますが、
ミニレターに同封できるものの大きさは限られており、定形外郵便 規格内ならA4サイズの厚さ3cmまで、定形外郵便 規格外なら3辺合計90cm以内まで、とミニレターよりかなり余裕がありますので、
ご自分の目的・用途に合わせて上手に検討してみて頂ければ幸いです
また、ミニレター・定形外郵便以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね
ゆうメール 全国一律180円~
クリックポスト 全国一律198円
ゆうパケット 全国一律250円~
レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ
宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)
ゆうパック 距離で変動 810円~(割引制度あり)
ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)
まとめ
今回は、ミニレターと定形外郵便の違いを比較してご紹介しました
どちらのサービスの方が一概に優れているという訳ではありませんので、それぞれのサービスの特徴を理解して節約などに役立ててみて下さいね