ゆうパケットとミニレターを徹底比較!書留,着払い,追跡サービスなど
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「日本郵便 ミニレター(郵便書簡)」と「日本郵便 ゆうパケット」の2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ、割引制度、着払い、コンビニ受け取りの可否、集荷サービス、お届け日時指定の可否、お届け方法、などの様々な違いを比較してまとめてみました

 

最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、

この記事では特に、ミニレター(郵便書簡)とゆうパケットを比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです


 

簡単なサービス比較一覧

まずはじめにミニレターとゆうパケットを簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています

サービス名ミニレターゆうパケット
料金全国一律 63円
(専用封筒の値段)
全国一律 250円~360円
「厚さ」で決まる
大きさ長辺 16.5cm
短辺 9.2cm
長辺34cm以内
3辺合計(長辺+短辺+厚さ)60cm以内
[最大時でA4サイズが入る]
厚さ写真・紙片等の薄い物は封入可能3cm以内
重さ25gまで1kgまで
前提条件専用封筒が必要
専用の送り状はなし
封筒などは自分で用意する
専用あて名ラベルが必要(自宅印刷やアプリ経由で作成も可能)
割引制度割引制度なし(金券ショップなどで定価以下で買える事がある)契約が必要な特約ゆうパケットあり
支払い方法購入場所によって異なる(購入場所によっては現金以外も可)現金、切手、(キャッシュレス決済導入済の郵便局は)クレジットカード・電子マネー・バーコード決済
発送できる場所郵便局の窓口、街の郵便ポスト郵便局の窓口、街の郵便ポスト
自宅などへの集荷サービス不可不可
お届け方法自宅などの郵便受けに投函(書留などは対面手渡し)自宅などの郵便受けに投函(着払いは対面手渡し)
日にち・時間帯指定不可(料金加算オプションで配達日指定は可)不可(特約ゆうパケットは料金加算の配達日指定・当日配達のオプションあり)
お届け日数の目安日本郵便のこちらのページ で調べられます(原則手紙・はがきと同様)日本郵便のこちらのページ で調べられます
土曜・日曜・祝日の配達なし(速達や書留などはある)ある
信書の取り扱い送れる送れない
補償なし(料金加算オプションあり)なし
追跡サービスなし(料金加算オプションあり)ある
着払い不可可能
代金引換不可不可
受け取り場所自宅など、郵便局留め自宅など、郵便局留め
コンビニ受け取り不可個人発送では不可(特定のサイト・サービスを利用した場合は可)

 

以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、

次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい

 

利用の前提条件・運送会社に関して

ゆうパケットミニレター
会社日本郵便日本郵便
前提条件専用のあて名ラベルが必要(自宅印刷やアプリ経由で作成も可能)専用の送り状はなし
封筒などは自分で用意する必ず専用封筒を使う

 

「ゆうパケット」は梱包に使用する封筒などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、

決められた専用の封筒はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、紙の封筒でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっています

 

また、「ゆうパケット」の利用には専用のあて名ラベルが必要となり、以下の様な方法で用意する事ができます

ゆうパケット あて名ラベル
郵便局でもらう
Webゆうパックプリント (主に個人利用向け)を利用して自宅などで印刷
日本郵便アプリ を利用して郵便局で発行
※フリマアプリ等の出品者が利用できる「メルカリ – ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット・ヤフオク – ゆうパケット おてがる版・ラクマ – かんたんラクマパック ゆうパケット・モバオク – らくらく定額便 ゆうパケット」に関しては、2次元コードを利用して、ローソンまたは郵便局であて名ラベルを発行します

参考として、以下が郵便局で無料でもらう事ができる「ゆうパケット用あて名シール」になります

 

「ミニレター」は自分で用意した箱や袋では送れませんので、必ず専用封筒を以下の様な場所で購入して使用して下さい

(消印のある使用済の専用封筒をミニレターの封筒として再利用する事はできません)

ミニレター専用封筒購入場所
郵便局の窓口
コンビニエンスストア
※コンビニは店舗によって仕入れがない場合があります
各種金券ショップ
オークションサイト(ヤフオク)など

 

ちなみに「ミニレター」は専用封筒の代金に運賃が含まれますので差出し時に切手の貼り付けは不要です

また、ミニレターには専用の送り状はありませんので、専用封筒の表面・裏面に住所・氏名などを記入して下さい



サイズや重さの制限と送料

ゆうパケットミニレター
送料全国一律 250円~360円
「厚さ」で決まる
全国一律 63円
大きさ長辺34cm以内
3辺合計(長辺+短辺+厚さ)60cm以内
[最大時でA4サイズが入る]
長辺 16.5cm
短辺 9.2cm
厚さ3cm以内写真・紙片等の薄い物は封入可能
重さ1kgまで25gまで

 

「ミニレター」は、16.5cm×9.2cmの専用封筒を自分自身でのりづけし組み立てて使用し、

送料は全国一律でどこからどこへ送っても変わらず「63円」です

なお、ミニレターの専用封筒の内側は便箋として使用できる様に罫線がプリントされており、

更に組み立てると封筒になりますので、以下の通り、写真・紙片等の薄い物は同封が可能です

(窓口では定形郵便の厚さの規定と同様に、厚さ1cmを超える場合にはミニレターとして扱えないと判断される場合がある様です)

郵便書簡(ミニレター)に同封できるものはどのようなものですか?

重さが25g以内であれば写真、メモ(紙片など)の薄い物を同封可能です。

重さが25g以内でも、紙片状のもの以外は同封できません。(例:ペン、鍵、化粧品等)
重さが25gを超えると定形外郵便物の料金が適用となりますのでご注意ください。この場合、定形サイズの封筒のご利用をお勧めいたします。

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

 

「ゆうパケット」は、「A4サイズが入る角2封筒(24cm×33.2cm)ぐらいが最大の大きさの目安」で「厚さは3cm以内」となっており、「ゆうパケット」には最小サイズの規定もあります

ゆうパケットに最小のサイズはあるのでしょうか?

ゆうパケットの最小サイズは以下のとおりです。

1.円筒形状またはこれに類する形状のもの

長さ14cm、直径(若しくは短径またはこれらに類する部分)3cm

2.1.以外のもの

長さ14cm、幅9cm

※上記の制限より小さなものでも厚紙または耐力のある紙若しくは布で作成した長さ12cm、幅6cm以上の大きさのあて名札をつければ差し出すことができます。

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

なお、「ゆうパケット」の送料は以下の表の通り、全国一律料金で「厚さ」で決まります

ゆうパケット 運賃
長辺34cm以内
3辺合計60cm以内
厚さ3cm以内

[最大時でA4サイズが入る]
重さ1kgまで
厚さ送料(全国一律)
1cm以内250円
2cm以内310円
3cm以内360円

 

割引制度に関して

ゆうパケットミニレター
定期的に送る予定がある場合「特約ゆうパケット」が契約できる可能性あり割引制度なし(金券ショップなどで定価以下で買える事がある)

「ゆうパケット」では個人発送向けに気軽に利用できる割引制度はありませんが、

おおよその目安として、年間500通以上送る予定がある方であれば、契約を行い特別な運賃が適用される「特約ゆうパケット」が用意されていますので、定期的に何通も送る予定のある方は検討されてみてはいかがでしょうか

(特約の契約に関しては最寄りの集荷などを担当する郵便局にご相談下さい →集荷に関する連絡先を調べる – 日本郵便

 

「ミニレター」には残念ながら割引制度は用意されていません

ただし、金券ショップやオークションサイト(ヤフオク)などでは定価以下の金額で専用封筒が販売されている事があります

 

補償・追跡に関して

ゆうパケットミニレター
追跡サービスありなし(料金加算のオプションあり)
補償なしなし(料金加算のオプションあり)

「ゆうパケット」は追跡サービスは利用できますが、補償はありません

なお、例外として、メルカリ・ラクマの出品者が利用できる「メルカリ ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット」「ラクマ かんたんラクマパック(日本郵便) ゆうパケット」では、メルカリ・ラクマのそれぞれから状況に応じた補償が行われる場合があります

 

また、オプションを付加しない通常の「ミニレター」は追跡サービスがなく、補償もありません

ただし、「ミニレター」は料金加算で以下の様なオプションを付加できます

(以下のオプションを付加する場合は必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)

ミニレター オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで

 

お届け日数に関して

ゆうパケットミニレター
配送距離で決まる配送距離で決まる
土曜・日曜・祝日も配達される土曜・日曜・祝日は配達されない

「ゆうパケット」も「ミニレター」もお届け日数は配送距離で決まりますので、

具体的なお届け日数に関しては、以下のそれぞれのページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい

(ミニレターのお届け日数は原則手紙・はがきと同様です)

なお、2021年10月以降、普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレター・スマートレターに関して、お届け日数の段階的繰り下げが行われ、段階的にお届け日数が2021年9月以前の+1日程度増える変更が行われますので、詳しくは以下も合わせてご覧下さい

更に、ゆうパケットのお届け日数を日本郵便のサイトから引用すると以下の通りです

おおむね差出日の翌日~翌々日にお届けいたします。

※お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合などはさらに数日要する場合があります。また、差出時刻によっても異なる場合があります。

[引用元]ゆうパケット – 日本郵便

また、事前契約が必要な「特約ゆうパケット」利用者向けの「翌配ワイド」オプションが付加されている場合、通常のゆうパケットより送達スピードが速くなります

 

なお、上記の通り「ゆうパケット」は「お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合など」は多くの日数が必要となる事があるため、

「お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合など」には「ゆうパケット」の方が「ミニレター」よりもお届けまでに時間がかかる傾向にありますのでご注意下さい

 

ちなみに、「ゆうパケット」は土曜・日曜・祝日も配達されますが、「ミニレター」は土曜・日曜・祝日は配達されません

(2021年9月までは普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターの土曜日配達が行われていましたが、2021年10月から普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターの土曜日配達が休止となりましたのでご注意下さい)

ただし、「ミニレター」の例外として「速達・書留・配達日指定」のいずれかのオプションを付けた場合は土曜・日曜・祝日も配達されます

日本郵便>よくあるご質問

[土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスはありますか?]

土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスは以下のとおりです。

・速達
・配達時間帯指定郵便
・書留
・代金引換
・配達日指定郵便
・電子郵便(レタックス)
・レターパックプラス、レターパックライト
・ゆうパック
・ゆうパケット
・クリックポスト

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

 

着払い・代金引換の可否

ゆうパケットミニレター
着払い利用可利用不可
代金引換利用不可利用不可

「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、「ミニレター」は利用できませんが「ゆうパケット」は利用する事が可能です

「ゆうパケット」で着払いを利用する場合、あらかじめ受取人が着払いを承諾しているかどうかの確認をするため、必ず郵便局の窓口で受付をして下さい

(通常の個人発送の荷物の場合、着払いの利用には21円の手数料がかかります)

(ゆうパケットに着払い専用のラベルはありませんので窓口で着払い希望の旨をお伝え下さい)

なお、日本郵便アプリ を利用して「ゆうパケット」あて名ラベルを発行した場合には、着払いとする事ができませんのでご注意下さい

 

「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しては、「ゆうパケット」も「ミニレター」も利用する事ができません

(個人発送の荷物で代金引換を利用したい場合、ゆうパック 定形郵便・定形外郵便 ゆうメール などをご利用下さい)

 

支払い方法に関して

ミニレター
※専用封筒の購入場所で異なります
現金
切手・はがき等と交換(交換手数料がかかる)
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
電子マネー
バーコード決済
一部の商品券
ゆうパケット
※発送受付場所で異なります
現金
切手
クレジットカード
電子マネー
バーコード決済

 

「ミニレター」は専用封筒の購入場所によって、以下の様に使える支払い方法が異なります

キャッシュレス決済を導入していない郵便局の窓口
現金
切手・はがき等と交換(交換手数料がかかる)
キャッシュレス決済を導入している郵便局の窓口
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
各種電子マネー
各種バーコード決済
コンビニエンスストア
※切手を取り扱うコンビニ店舗ではミニレターの仕入れ自体は可能ですが、店舗によってミニレターを仕入れていない場合もあります
※コンビニ店舗で使えるミニレターの支払い方法は、切手・はがき・印紙の購入時の支払い方法と同様です
セブンイレブン
現金
電子マネー nanaco
ファミリーマート
現金
FamiPay
ユニー・ファミリーマートグループ商品券
クレジット機能のあるファミマTカード(クレジット払い)
ローソン
現金
ミニストップ
現金
電子マネー WAON
イオン商品券
デイリーヤマザキ
現金
セイコーマート
現金
各種金券ショップ
お店によって異なる

 

「ゆうパケット」は、郵便局の窓口では現金・切手で支払いが可能(現金 & 切手の併用も可)ですが、

全国で一部の郵便局では2020年2月からキャッシュレス決済が導入されており、2020年7月以降には更にキャッシュレス決済を導入する郵便局が増える予定なので、

キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口ではクレジットカード・電子マネー・バーコード決済も利用できます

キャッシュレス決済導入していない郵便局窓口へ持っていく
現金
切手
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口へ持っていく
現金
切手
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
電子マネーiD、WAON、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
バーコード決済ゆうちょPay、amazon pay、au PAY、d払い、Jcoin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、ALI PAY、WeChat Pay
街の郵便ポストへ投函
切手(荷物へ貼り付け)

実際にキャッシュレス決済を導入している全国の郵便局に関しては以下のページもご覧下さい

 

なお、「ゆうパケット」を郵便ポストに投函する場合、

投函する前に自分自身で厚さなどの確認を行い、必要な料金を確認して料金分の切手を貼る必要がありますので、料金がよくわからない様な方は郵便局の窓口へ持っていくのをオススメします

 

ちなみに、「ゆうパケット」では例外として、フリマアプリ等の出品者が利用できる「メルカリ – ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット・ヤフオク – ゆうパケット おてがる版・ラクマ – かんたんラクマパック ゆうパケット・モバオク – らくらく定額便 ゆうパケット」に関しては、出品商品の売上などから送料が自動的に差し引かれますので、窓口での支払いや切手の貼り付けは不要です

 

発送できる場所・集荷サービスに関して

ゆうパケットミニレター
自宅などへの集荷利用不可利用不可
発送受付場所郵便局郵便局
街の郵便ポスト街の郵便ポスト
コンビニ不可コンビニ不可

「ゆうパケット」も「ミニレター」も自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、

「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「投函口に入るサイズなら(ゆうパケットは必要分の切手を貼り)自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい

(例外として、事前契約が必要な「特約ゆうパケット」では、自宅などへの集荷サービスを利用できる契約にできる場合があります)

 

なお、「ゆうパケット」も「ミニレター」もコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

また、「ゆうパケット」の例外として、フリマアプリ等の出品者が利用できる「メルカリ – ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット・ヤフオク – ゆうパケット おてがる版・ラクマ – かんたんラクマパック ゆうパケット・モバオク – らくらく定額便 ゆうパケット」は、「郵便ポストへ投函」する事ができないので、「郵便局の窓口へ持っていく or ローソンのレジへ持っていく」になります

 

ちなみに、「ミニレター」は専用封筒の代金に運賃が含まれるため、差出し時に切手の貼り付けは不要となっています

 

他にも、「ゆうパケット」を着払いとする場合、「ミニレター」で書留・特定記録・配達日指定のオプションを利用する場合は、郵便ポストへ投函はできませんので郵便局の窓口へ持っていって下さい

 

お届け方法、日にち・時間帯指定に関して

ゆうパケットミニレター
お届け方法自宅などの郵便受けに投函自宅などの郵便受けに投函
お届けの日時指定指定不可(特約ゆうパケットは料金加算の配達日指定・当日配達のオプションあり)指定不可(料金加算オプションで配達日指定は可)

「ゆうパケット」も「ミニレター」もお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)

なお、例外として、「ゆうパケット」で「お届け先の郵便受けが小さくて荷物が郵便受けに入らない場合」、「ミニレター」で「書留などの場合」には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、

不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

 

また、「ゆうパケット」も「ミニレター」も発送受付時にお届け希望日時の指定はできませんが、「ミニレター」は料金加算で以下の様なオプションが付加できます

(個人利用向けの通常のゆうパケットには用意されていませんが、事前契約が必要な「特約ゆうパケット」には料金加算で配達日指定・当日配達のオプションが用意されています)

ミニレター オプション
配達日指定(平日の指定日)+32円
配達日指定(土曜・日曜・休日の指定日)+210円
※ミニレターに配達時間帯指定郵便のオプションはありません

 

信書の取り扱いに関して

ゆうパケットミニレター
信書は送れない信書が送れる

「ゆうパケット」は信書は送れませんので、

信書を送りたい場合、定形郵便・定形外郵便 ・ミニレター・レターパック スマートレター などをご利用下さい

 

なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい

 

受け取り方法・コンビニ受け取りに関して

荷物を受け取れる場所
ミニレターゆうパケット
自宅など自宅など
郵便局留め郵便局留め
コンビニ受け取り不可個人発送ではコンビニ受け取り不可(特定のサイト・サービスを利用した場合は可)

 

「ゆうパケット」も「ミニレター」も自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、

コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい

 

なお、「ゆうパケット」では例外として、「Amazon.co.jpで購入し、ゆうパケットで送られるコンビニ受け取りが利用できる荷物」「メルカリ ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット」「モバオク らくらく定額便 ゆうパケット」「ヤフオク ゆうパケット おてがる版」の様な特定のサイト・サービスを利用したゆうパケットの荷物に関しては、主にローソン・ミニストップでのコンビニ受け取りが可能となっています

 

また、個人発送の荷物でコンビニ受け取りを利用したい場合、

特定の条件を満たせば、宅急便 宅急便コンパクト ゆうパック でコンビニ受け取りが利用できますので、宅急便・宅急便コンパクト・ゆうパックの利用をご検討下さい

合わせて読みたい
宅急便と宅急便コンパクトのコンビニ受け取り方法や条件まとめ
合わせて読みたい
ゆうパックをコンビニ受け取りする方法まとめ!個人発送の場合も

 

ミニレターとゆうパケットの比較のポイント

最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います

 

[ゆうパケット・ミニレターの比較ポイント]

ミニレターは専用封筒が必要

「ゆうパケット」に専用の封筒はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、市販の茶封筒やビニール製の袋など何を使用しても自由ですが、

「ミニレター」の特徴として専用封筒が必要という事がありますので、「ミニレター」を利用される際には必ず以下の様な場所であらかじめ専用封筒を購入してご利用下さい

(消印のある使用済の専用封筒をミニレターの封筒として再利用する事はできません)

ミニレター専用封筒購入場所
郵便局の窓口
コンビニエンスストア
※コンビニは店舗によって仕入れがない場合があります
各種金券ショップ
オークションサイト(ヤフオク)など

 

[ゆうパケット・ミニレターの比較ポイント]

送料はミニレターの方が安い

「ミニレター」と「ゆうパケット」の大きさ・重さの制限は以下の表の通りで、

大きさも重さも「ゆうパケット」の方が「ミニレター」よりもかなり余裕がありますが、

送料としては「ミニレター」の方が安くなっていますので、「ミニレター」に封入できる写真・紙片等の薄い物を送るのであれば「ミニレター」を利用されるのがオススメです

ゆうパケットミニレター
送料全国一律
厚さ1cm以内 250円
厚さ2cm以内 310円
厚さ3cm以内 360円
全国一律
63円
大きさ長辺34cm以内
3辺合計60cm以内
長辺16.5cm
短辺9.2cm
厚さ3cm以内写真・紙片等の薄い物は封入可能
重さ1kg以内25g以内
大きさの目安最大時でA4サイズが入る

 

[ゆうパケット・ミニレターの比較ポイント]

追跡サービスの有無

「ゆうパケット」とオプションを付加しない通常の「ミニレター」を比較すると以下の表の通り、

どちらも「補償はなし」「お届け希望日時指定は不可」「お届けは自宅などの郵便受けに投函」となっていますが、

異なる点として「ゆうパケットなら追跡サービスが利用できます」ので、追跡サービスがあった方が良いという場合には「ゆうパケット」の利用も検討してみてはいかがでしょうか

ミニレターゆうパケット
追跡サービスなしあり
補償なしなし
お届け方法自宅などの郵便受けに投函自宅などの郵便受けに投函
お届け日時指定不可不可

ただし、「ミニレター」には料金加算のオプションとして、速達であったり、補償や追跡を付加する「書留・特定記録」、お届け日を指定する「配達日指定」がありますので、「ゆうパケット」よりも柔軟に対応できる点が魅力となっています

(個人利用向けの通常のゆうパケットには用意されていませんが、事前契約が必要な「特約ゆうパケット」には料金加算で配達日指定・当日配達のオプションが用意されています)

ミニレター オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで
速達+260円
配達日指定(平日の指定日)+32円
配達日指定(土曜・日曜・休日の指定日)+210円
※ミニレターに配達時間帯指定郵便のオプションはありません

 

[ゆうパケット・ミニレターの比較ポイント]

お届けまでの日数

お届けまでの日数に関しては配送距離によって変わりますので、具体的な日数は以下を参考としてみて頂ければと思いますが、

(ミニレターのお届け日数は原則手紙・はがきと同様です)

「ゆうパケット」は土曜・日曜・祝日も配達されますが、オプションを付加しない通常の「ミニレター」は土曜・日曜・祝日は配達されませんので、

土曜・日曜を挟む場合や祝日を含む連休などを挟む場合には「ミニレター」はお届けまでに多くの日数がかかるという点にはあらかじめご注意下さい

(ただし、ミニレターでも「速達・書留・配達日指定」のいずれかのオプションを付けた場合は土曜・日曜・祝日も配達されます)

 

また、以下の通り「ゆうパケット」は「お届け先が遠方の場合、離島等の一部地域の場合等」は多くの日数が必要となる事があるため、

「お届け先が遠方の場合、離島等の一部地域の場合等」には「ゆうパケット」の方が「ミニレター」よりもお届けまでに時間がかかる傾向にあります

おおむね差出日の翌日~翌々日にお届けいたします。

※お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合などはさらに数日要する場合があります。また、差出時刻によっても異なる場合があります。

[引用元]ゆうパケット – 日本郵便

 

管理人の感想

ここまで、ミニレターとゆうパケットの2つのサービスを取り上げて、

料金・大きさ・割引・コンビニ受け取りの可否・お届け日数・着払い・集荷サービスなどの違いを比較して、ご紹介させて頂きました

 

ミニレターは単純に「ゆうパケットよりも送料が安い」点が魅力と言えますが、

ミニレターに同封できるものの大きさは限られており、ゆうパケットならA4サイズの厚さ3cmまでは入れられますので、

ご自分の目的・用途に合わせて上手に検討してみて頂ければ幸いです

 

また、ミニレター・ゆうパケット以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね

他にも以下の様なサービスもあります!

定形外郵便 全国一律120円~

ゆうメール 全国一律180円~

ゆうパケット 全国一律250円~

レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ

宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)

ゆうパック 距離で変動 810円~(割引制度あり)

ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)

 

まとめ

今回は、ミニレターとゆうパケットの違いを比較してご紹介しました

 

どちらのサービスの方が一概に優れているという訳ではありませんので、それぞれのサービスの特徴を理解して節約などに役立ててみて下さいね