ゆうメールとミニレターを徹底比較!代金引換,着払い,お届け方法など
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「日本郵便 ゆうメール」と「日本郵便 ミニレター(郵便書簡)」の2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ、割引制度、代金引換、着払い、コンビニ受け取りの可否、集荷サービス、お届け日時指定の可否、お届け方法、などの様々な違いを比較してまとめてみました

 

最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、

この記事では特に、ゆうメールとミニレター(郵便書簡)を比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです


 

簡単なサービス比較一覧

まずはじめにゆうメールとミニレターを簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています

サービス名ゆうメールミニレター(郵便書簡)
料金全国一律 180円~360円
「重さ」で決まる
全国一律 63円
(専用封筒の値段)
大きさ長辺34cm以内
短辺25cm以内
[最大時でA4サイズが入る]
長辺 16.5cm
短辺 9.2cm
厚さ3cm以内写真・紙片等の薄い物は封入可能
重さ1kgまで25gまで
前提条件専用の送り状はなし
封筒などは自分で用意する
書籍・雑誌やCD・DVD等のみ送れるゆうメールの対象となるもの
専用の送り状はなし
専用封筒が必要
割引制度契約が必要な特約ゆうメールあり割引制度なし(金券ショップなどで定価以下で買える事がある)
支払い方法現金、切手、(キャッシュレス決済導入済の郵便局は)クレジットカード・電子マネー・バーコード決済購入場所によって異なる(購入場所によっては現金以外も可)
発送できる場所郵便局の窓口、街の郵便ポスト郵便局の窓口、街の郵便ポスト
自宅などへの集荷サービス不可不可
お届け方法自宅などの郵便受けに投函(書留や代金引換などは対面手渡し)自宅などの郵便受けに投函(書留などは対面手渡し)
日にち・時間帯指定不可(料金加算オプションで配達日指定は可)不可(料金加算オプションで配達日指定は可)
お届け日数の目安日本郵便のこちらのページ で調べられます日本郵便のこちらのページ で調べられます(原則手紙・はがきと同様)
土曜・日曜・祝日の配達なし(速達や書留などはある)なし(速達や書留などはある)
信書の取り扱い送れない送れる
補償なし(料金加算のオプションあり)なし(料金加算オプションあり)
追跡サービスなし(料金加算のオプションあり)なし(料金加算オプションあり)
着払い可能不可
代金引換個人発送でも可能不可
受け取り場所自宅など、郵便局留め自宅など、郵便局留め
コンビニ受け取り不可不可

 

以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、

次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい

 

利用の前提条件・運送会社に関して

ミニレターゆうメール
会社日本郵便日本郵便
前提条件専用の送り状はなし専用の送り状はなし
必ず専用封筒を使う封筒などは自分で用意する
書籍・雑誌やCD・DVD等のみ送れるゆうメールの対象となるもの

 

「ゆうメール」は梱包に使用する封筒などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、

決められた専用の封筒はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、紙の封筒でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっています

 

ただし、「ゆうメール」は送れるものが以下の様な『冊子とした印刷物・電磁的記録媒体に限られます』

ゆうメールで送れるもの
冊子とした印刷物書籍、雑誌、商品カタログ、会報、各種マニュアル、コイル状の金具でとじたカレンダー
電磁的記録媒体CD、DVD、MD、HD、ビデオテープ、カセットテープ

加えて、上記以外に以下の様なものは同封できます

ゆうメールには、内容である印刷物等に係るもので、以下のようなものを同封することができます。

・付録
付録は、内容物よりも軽いものにしてください。また、同封する際には、内容物のタイトルと「付録」の文字を表示してください。

・注文用の払込書用紙、返信に必要な事項を記載した用紙
例)申込用紙、アンケート用紙、払込書用紙など

・注文または返信用に、受取人の住所・氏名等を記載した封筒やはがき
注文を促すための商品見本であって、「見本」、「試供品」または「サンプル」の文字を記載したもの

・上記のほか注文または返信を促すためのもの、その他これに類するもの
例)割引券(クーポン券)、記念品贈呈券、昼食券(コーヒー券)、駐車券、アンケート用紙等への記入用ボールペン等

[引用元]ゆうメール 荷物に同封可能なもの – 日本郵便

 

以上の事から、原則として、梱包済みの状態で中身が「送れるもの」である事が確認できる様に梱包する必要があり、

例えば、以下の様に封筒の一部に切り込みを入れたり、

または、封筒に小窓・透明部分を設けたりする必要がありますのでご注意下さい

(例外として、郵便局の窓口に内容品を持参し、窓口へ差し出し時、封筒の封を閉じる前に内容品を確認してもらう場合には、封筒に切り込みなどを設ける必要はありません)

 

なお、「ゆうメール」に専用の送り状はありませんので、封筒などの表面に直接あて名を記載すればOKです

(ビニール製の袋を使う場合などは、あて名は別紙に書いて貼り付けてもOKです)

更に、あて名に加えて、封筒などの表面にわかりやすく「ゆうメール」の文字を記載する必要があります

(例えば、あて名の近くなど、わかりやすい位置に記載し、手書きでもOKです)

 

「ミニレター」は自分で用意した箱や袋では送れませんので、必ず専用封筒を以下の様な場所で購入して使用して下さい

(消印のある使用済の専用封筒をミニレターの封筒として再利用する事はできません)

ミニレター専用封筒購入場所
郵便局の窓口
コンビニエンスストア
※コンビニは店舗によって仕入れがない場合があります
各種金券ショップ
オークションサイト(ヤフオク)など

 

ちなみに「ミニレター」も専用封筒の代金に運賃が含まれますので差出し時に切手の貼り付けは不要です

また、ミニレターにも専用の送り状はありませんので、専用封筒の表面・裏面に住所・氏名などを記入して下さい



サイズや重さの制限と送料

ミニレターゆうメール
書籍・雑誌やCD・DVD等のみ送れる
送料全国一律 63円全国一律 180円~360円
「重さ」で決まる
大きさ長辺 16.5cm
短辺 9.2cm
長辺34cm以内
短辺25cm以内
[最大時でA4サイズが入る]
厚さ写真・紙片等の薄い物は封入可能3cm以内
重さ25gまで1kgまで

 

「ミニレター」は、16.5cm×9.2cmの専用封筒を自分自身でのりづけし組み立てて使用し、

送料は全国一律でどこからどこへ送っても変わらず「63円」です

なお、ミニレターの専用封筒の内側は便箋として使用できる様に罫線がプリントされており、

更に組み立てると封筒になりますので、以下の通り、写真・紙片等の薄い物は同封が可能です

(窓口では定形郵便の厚さの規定と同様に、厚さ1cmを超える場合にはミニレターとして扱えないと判断される場合がある様です)

郵便書簡(ミニレター)に同封できるものはどのようなものですか?

重さが25g以内であれば写真、メモ(紙片など)の薄い物を同封可能です。

重さが25g以内でも、紙片状のもの以外は同封できません。(例:ペン、鍵、化粧品等)
重さが25gを超えると定形外郵便物の料金が適用となりますのでご注意ください。この場合、定形サイズの封筒のご利用をお勧めいたします。

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

 

送れるものが書籍・雑誌やCD・DVD等に限られる「ゆうメール」は「最大でA4サイズが入る大きさ(大きさの目安は角2封筒 33.2cm×24cm)」となっており、

送料は以下の表の通り、全国一律料金で「重さ」で決まります

ゆうメール 運賃
長辺34cm以内
短辺25cm以内
厚さ3cm以内

[最大時でA4サイズが入る]
書籍・雑誌やCD・DVD等のみ送れる
重さ送料(全国一律)
150gまで180円
250gまで215円
500gまで310円
1kgまで360円

 

割引制度に関して

ミニレターゆうメール
割引制度なし(金券ショップなどで定価以下で買える事がある)定期的に送る予定がある場合「特約ゆうメール」が契約できる可能性あり

「ゆうメール」では個人発送向けに気軽に利用できる割引制度はありませんが、

おおよその目安として、年間500通以上送る予定がある方であれば、契約を行い特別な運賃が適用される「特約ゆうメール」が用意されていますので、定期的に何通も送る予定のある方は検討されてみてはいかがでしょうか

(特約の契約に関しては最寄りの集荷などを担当する郵便局にご相談下さい →集荷に関する連絡先を調べる – 日本郵便

 

「ミニレター」には残念ながら割引制度は用意されていません

ただし、「ミニレター」は金券ショップやオークションサイト(ヤフオク)などでは定価以下の金額で専用封筒が販売されている事があります

 

補償・追跡に関して

ミニレターゆうメール
追跡サービスなし(料金加算のオプションあり)なし(料金加算のオプションあり)
補償なし(料金加算のオプションあり)なし(料金加算のオプションあり)

「ミニレター」も「ゆうメール」も、追跡サービスがなく、補償もありません

ただし、「ミニレター」も「ゆうメール」も料金加算で以下の様なオプションを付加できます

(以下のオプションを付加する場合は必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)

ミニレター オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+435円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで
ゆうメール オプション
特定記録+160円
追跡サービス(補償はなし)
簡易書留+320円
追跡サービス、補償 5万円まで
一般書留+380円
最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで

 

お届け日数に関して

ミニレターゆうメール
配送距離で決まる配送距離で決まる
土曜・日曜・祝日も配達されない土曜・日曜・祝日は配達されない
(追跡ゆうメール・書留などは除く)

「ミニレター」も「ゆうメール」もお届け日数は配送距離で決まりますので、

具体的なお届け日数に関しては、以下のそれぞれのページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい

(ミニレターのお届け日数は原則手紙・はがきと同様、ゆうメールのお届け日数は「大型郵便物(定形外郵便物など)」と同様です)

なお、2021年10月以降、普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレター・スマートレターに関して、お届け日数の段階的繰り下げが行われ、段階的にお届け日数が2021年9月以前の+1日程度増える変更が行われますので、詳しくは以下も合わせてご覧下さい

 

ちなみに、「ミニレター」も「ゆうメール」も土曜・日曜・祝日は配達されません

(2021年9月までは普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターの土曜日配達が行われていましたが、2021年10月から普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やミニレターの土曜日配達が休止となりましたのでご注意下さい)

ただし、「ミニレター」は例外として「速達・書留・配達日指定」のいずれかのオプションを付けた場合、「ゆうメール」は例外として「速達・書留・代金引換・配達日指定」のいずれかのオプションを付けた場合や事業者が日本郵便との大口契約で利用する追跡番号付きの「追跡ゆうメール」の場合に関しては土曜・日曜・祝日も配達されます

日本郵便>よくあるご質問

[土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスはありますか?]

土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスは以下のとおりです。

・速達
・配達時間帯指定郵便
・書留
・代金引換
・配達日指定郵便
・電子郵便(レタックス)
・レターパックプラス、レターパックライト
・ゆうパック
・ゆうパケット
・クリックポスト

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

 

着払い・代金引換の可否

ミニレターゆうメール
着払い利用不可利用可
代金引換利用不可個人発送でも利用可

「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、「ミニレター」は利用できませんが「ゆうメール」は利用する事が可能です

「ゆうメール」で着払いを利用する場合、あらかじめ受取人が着払いを承諾しているかどうかの確認をするため、必ず郵便局の窓口で受付をして下さい

(通常の個人発送の荷物の場合、着払いの利用には21円の手数料がかかります)

(ゆうメールに着払いの送り状はありませんので窓口で着払い希望の旨をお伝え下さい)

 

「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しても、「ミニレター」は利用できませんが「ゆうメール」は個人発送でも利用する事が可能です

なお、「ゆうメール 代金引換」を利用する場合、代金引換の専用の送り状ラベルを使用し(専用の送り状ラベルは郵便局の窓口などでもらえます)、運賃とは別に手数料がかかりますので詳しくは以下のページもご覧下さい

(「ゆうメール 代金引換」は街の郵便ポストには投函できませんので、必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)

代金引換を利用する際にかかる料金
代金引換の荷物の発送受付時に支払う
運賃発送方法毎の運賃
代金引換手数料(代金引換料)265円
オプション加算料金(オプションを付加した場合)書留などのそれぞれのオプション料金
代金が口座へ送金時に差し引かれる
送金手数料(送金料金)送金先口座・代金で異なる
→参考:送金にかかる料金
印紙代代金で異なる
→参考:代金引換を使用すると手数料などいくらかかりますか?

 

支払い方法に関して

ゆうメール
※発送受付場所で異なります
現金
切手
クレジットカード
電子マネー
バーコード決済
ミニレター
※専用封筒の購入場所で異なります
現金
切手・はがき等と交換(交換手数料がかかる)
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
電子マネー
バーコード決済
一部の商品券

 

「ミニレター」は専用封筒の購入場所によって、以下の様に使える支払い方法が異なります

キャッシュレス決済を導入していない郵便局の窓口
現金
切手・はがき等と交換(交換手数料がかかる)
キャッシュレス決済を導入している郵便局の窓口
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
各種電子マネー
各種バーコード決済
コンビニエンスストア
※切手を取り扱うコンビニ店舗ではミニレターの仕入れ自体は可能ですが、店舗によってミニレターを仕入れていない場合もあります
※コンビニ店舗で使えるミニレターの支払い方法は、切手・はがき・印紙の購入時の支払い方法と同様です
セブンイレブン
現金
電子マネー nanaco
ファミリーマート
現金
FamiPay
ユニー・ファミリーマートグループ商品券
クレジット機能のあるファミマTカード(クレジット払い)
ローソン
現金
ミニストップ
現金
電子マネー WAON
イオン商品券
デイリーヤマザキ
現金
セイコーマート
現金
各種金券ショップ
お店によって異なる

 

「ゆうメール」は、郵便局の窓口では現金・切手で支払いが可能(現金 & 切手の併用も可)ですが、

全国で一部の郵便局では2020年2月からキャッシュレス決済が導入されており、2020年7月以降には更にキャッシュレス決済を導入する郵便局が増える予定なので、

キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口ではクレジットカード・電子マネー・バーコード決済も利用できます

キャッシュレス決済導入していない郵便局窓口へ持っていく
現金
切手
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口へ持っていく
現金
切手
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
電子マネーiD、WAON、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
バーコード決済ゆうちょPay、amazon pay、au PAY、d払い、Jcoin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、ALI PAY、WeChat Pay
街の郵便ポストへ投函
切手(荷物へ貼り付け)

実際にキャッシュレス決済を導入している全国の郵便局に関しては以下のページもご覧下さい

 

なお、「ゆうメール」を郵便ポストに投函する場合、

投函する前に自分自身で計量などを行い、必要な料金を確認して料金分の切手を貼る必要がありますので、料金がよくわからない様な方は郵便局の窓口へ持っていくのをオススメします

 

発送できる場所・集荷サービスに関して

ミニレターゆうメール
自宅などへの集荷利用不可利用不可
発送受付場所郵便局郵便局
街の郵便ポスト街の郵便ポスト
コンビニ不可コンビニ不可

「ミニレター」も「ゆうメール」も自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんので、

「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「投函口に入るサイズなら(ゆうメールは必要分の切手を貼り)自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい

(例外として、事前契約が必要な「特約ゆうメール」では、自宅などへの集荷サービスを利用できる契約にできる場合があります)

 

なお、「ミニレター」も「ゆうメール」もコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい

ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます

(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)

 

ちなみに、「ミニレター」は専用封筒の代金に運賃が含まれるため、差出し時に切手の貼り付けは不要となっています

 

また、「ゆうメール」で書留・特定記録・代金引換などのオプションを利用する場合、「ミニレター」で書留・特定記録・配達日指定のオプションを利用する場合は、郵便ポストへ投函はできませんので郵便局の窓口へ持っていって下さい

合わせて読みたい
ゆうメールはポスト窓口どこから送る?郵便受け手渡しどっちで届く?

 

お届け方法、日にち・時間帯指定に関して

ミニレターゆうメール
お届け方法自宅などの郵便受けに投函自宅などの郵便受けに投函
お届けの日時指定指定不可(料金加算オプションで配達日指定は可)指定不可(料金加算オプションで配達日指定は可)

「ミニレター」も「ゆうメール」もお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)

なお、例外として、「ゆうメール」で「お届け先の郵便受けが小さくて荷物が郵便受けに入らない場合」「着払い・代金引換・書留などの場合」、「ミニレター」で「書留などの場合」には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、

不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

合わせて読みたい
ゆうメールはポスト窓口どこから送る?郵便受け手渡しどっちで届く?

 

また、「ゆうメール」も「ミニレター」も発送受付時にお届け希望日時の指定はできませんが、「ゆうメール」も「ミニレター」も料金加算で以下の様なオプションが付加できます

ミニレター オプション
配達日指定(平日の指定日)+32円
配達日指定(土曜・日曜・休日の指定日)+210円
※ミニレターに配達時間帯指定郵便のオプションはありません
ゆうメール オプション
配達日指定+52円
※ゆうメールに配達時間帯指定郵便のオプションはありません

 

信書の取り扱いに関して

ミニレターゆうメール
信書が送れる信書は送れない

ゆうメールは信書は送れませんので、

定形郵便・定形外郵便 ・ミニレター・レターパック スマートレター なら信書も送る事ができます

 

なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい

 

受け取り方法・コンビニ受け取りに関して

荷物を受け取れる場所
ゆうメールミニレター
自宅など自宅など
郵便局留め郵便局留め
コンビニ受け取り不可コンビニ受け取り不可

 

「ミニレター」も「ゆうメール」も自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、

コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい

 

なお、個人発送の荷物でコンビニ受け取りを利用したい場合、

特定の条件を満たせば、宅急便 宅急便コンパクト ゆうパック でコンビニ受け取りが利用できますので、宅急便・宅急便コンパクト・ゆうパックの利用をご検討下さい

合わせて読みたい
宅急便と宅急便コンパクトのコンビニ受け取り方法や条件まとめ
合わせて読みたい
ゆうパックをコンビニ受け取りする方法まとめ!個人発送の場合も

 

ゆうメールとミニレターの比較のポイント

最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います

 

[ミニレター・ゆうメールの比較ポイント]

ミニレターは専用封筒が必要

「ゆうメール」に専用の封筒はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、市販の茶封筒やビニール製の袋など何を使用しても自由ですが、

「ミニレター」の特徴として専用封筒が必要という事がありますので、「ミニレター」を利用される際には必ず以下の様な場所であらかじめ専用封筒を購入してご利用下さい

(消印のある使用済の専用封筒をミニレターの封筒として再利用する事はできません)

ミニレター専用封筒購入場所
郵便局の窓口
コンビニエンスストア
※コンビニは店舗によって仕入れがない場合があります
各種金券ショップ
オークションサイト(ヤフオク)など

 

[ミニレター・ゆうメールの比較ポイント]

ミニレターもゆうメールも送れるものが限定される

「ミニレター」に同封できるものは以下の通り、重さ25g以内の写真、メモ(紙片など)の薄い物になります

郵便書簡(ミニレター)に同封できるものはどのようなものですか?

重さが25g以内であれば写真、メモ(紙片など)の薄い物を同封可能です。

重さが25g以内でも、紙片状のもの以外は同封できません。(例:ペン、鍵、化粧品等)
重さが25gを超えると定形外郵便物の料金が適用となりますのでご注意ください。この場合、定形サイズの封筒のご利用をお勧めいたします。

[引用元]よくあるご質問 – 日本郵便

また、「ゆうメール」で送れるものは以下の様な「冊子とした印刷物・電磁的記録媒体」になりますのであらかじめご注意下さい

ゆうメールで送れるもの
冊子とした印刷物書籍、雑誌、商品カタログ、会報、各種マニュアル、コイル状の金具でとじたカレンダー
電磁的記録媒体CD、DVD、MD、HD、ビデオテープ、カセットテープ

 

[ミニレター・ゆうメールの比較ポイント]

送料はミニレターの方が安い

「ミニレター」と「ゆうメール」の大きさ・重さの制限は以下の表の通りで、

大きさも重さも「ゆうメール」の方が「ミニレター」よりもかなり余裕がありますが、

送料としては「ミニレター」の方が安くなっていますので、「ミニレター」に封入できる写真・紙片等の薄い物を送るのであれば「ミニレター」を利用されるのがオススメです

ゆうメール
書籍・雑誌やCD・DVD等のみ送れる
ミニレター
送料全国一律
重さ150gまで 180円
重さ250gまで 215円
重さ500gまで 310円
重さ1kgまで 360円
全国一律
63円
大きさ長辺34cm以内
短辺25cm以内
長辺16.5cm
短辺9.2cm
厚さ3cm以内写真・紙片等の薄い物は封入可能
重さ1kg以内25g以内
大きさの目安最大時でA4サイズが入る

 

[ミニレター・ゆうメールの比較ポイント]

ゆうメールなら着払い・代金引換が利用可能

「ミニレター」には「着払い」「代金引換」のサービスは用意されていませんが、

「ゆうメール」なら「着払い」「代金引換」とする事ができますので、「着払い」「代金引換」にしたい場合、ゆうメールの利用が便利です

(ゆうメールを着払い or 代金引換とする場合、郵便局の窓口へ持っていって下さい)

 

管理人の感想

ここまで、ゆうメールとミニレターの2つのサービスを取り上げて、

料金・大きさ・割引・コンビニ受け取りの可否・お届け日数・着払い・集荷サービスなどの違いを比較して、ご紹介させて頂きました

 

ミニレターは単純に「ゆうメールよりも送料が安い」点が魅力と言えますが、

ミニレターに同封できるものの大きさは限られており、ゆうメールなら書籍・雑誌やCD・DVD等に限られるもののA4サイズの厚さ3cmまでは入れられますので、

ご自分の目的・用途に合わせて上手に検討してみて頂ければ幸いです

 

また、ゆうメール・ミニレター以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね

他にも以下の様なサービスもあります!

定形外郵便 全国一律120円~

ゆうメール 全国一律180円~

ゆうパケット 全国一律250円~

レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ

宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)

ゆうパック 距離で変動 810円~(割引制度あり)

ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)

 

まとめ

今回は、ゆうメールとミニレターの違いを比較してご紹介しました

 

どちらのサービスの方が一概に優れているという訳ではありませんので、それぞれのサービスの特徴を理解して節約などに役立ててみて下さいね