はこBOON miniと定形外郵便の違いを比較!メリットデメリットまとめ

はこBOON miniと定形外郵便の2つのサービスを取り上げて、

送料・サイズ、追跡の有無、お届け日数、補償などの違いを比較して、

私なりにメリット・デメリットと感じる部分をまとめてみました

最近では様々なバリエーションの配送サービスがある事から、

どの送り方が自分の目的に合う方法なのかがわかりにくい事もあり、

この記事では特に、はこBOON miniと定形外郵便を比較してみましたので、

実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです

また、以下の別記事では、定形外郵便に関して、

色んな発送方法と比較してまとめていますので、合わせて参考としてみて下さい

定形外郵便と他の発送方法の比較として違いや各々の特徴のまとめ

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利用の前提条件・運送会社に関して

まず、はこBOON miniと定形外郵便を利用するための前提条件や、

運送会社に関してまとめると以下の通りとなっています

上記の内容を補足していきますと、配送を担当する運送会社に関しては、

定形外郵便は郵便局が担当していますが、

はこBOON miniに関してはファミリーマートの既存の物流網を利用しており、

この事から、詳しくは以降でご紹介していきますが、

はこBOON miniは発送も受け取りもファミリーマート店頭でしかできない等の特徴があります

サービスを利用するための前提条件として、

はこBOON miniに関しては、発送の際に、

一部を除くファミリーマート店頭で無料配布されている専用袋を利用する必要があり、

更に、料金の支払い方法が、

Yahoo!ウォレット（クレジットカード）によるネット決済に限定されるため、

実質的にYahoo! JAPAN IDへの登録が必要となり、

Yahoo!ウォレットに登録するためのクレジットカードも必要で、

（はこBOON miniの料金は現金では支払えません）

事前にネット上から配送の申し込み手続きをする必要もあります

（ヤフオクの商品に限っては取引ナビから申し込み手続きを行います）

[参考：配送の申し込みは、はこBOON mini公式サイトから行えます ]

なお、はこBOON miniは、サービス開始当初は、

ヤフオクで取引する商品でのみ使えるサービスでしたが、

現在は、ヤフオクで取引する商品だけでなく、誰でも利用可能となり、

普通に個人で送る荷物にも利用できる様になっています

ちなみに、はこBOON miniは、専用の伝票や送り状は無いため、

（受付番号や専用袋記載のバーコード等が代わりになるため）

事前に伝票や送り状を別途用意する必要はありません

続いて、定形外郵便の場合、梱包に使用する封筒や箱などは、

自分で用意する必要がありますが、はこBOON miniと違い、

これを使わなければいけない、という様な専用のものはありませんので、

最低限、一般的な輸送に耐えられる強度があり、次項でご紹介するサイズの規定を守れば、

封筒でも、ダンボールでも、ビニール製の袋でも、何を使ってもOKです

なお、定形外郵便に関しても、専用の伝票やラベルはありませんので、

定形外郵便の場合は、普通の封書などと同じ様に、宛名は外装に直接記載すればOKです

（小さい別紙などに宛名を書いて貼り付けてもOKです）

以上の事から、はこBOON miniと定形外郵便の利用の前提条件の違いとして、

はこBOON miniでは、クレジットカードを使ったネット決済しか利用できず、

専用袋が必要になる点が大きな違いと言えるかと思います

サイズ・重さの制限や送料に関して

続いて、各サービスの荷物のサイズの制限や送料体系に関しては以下の通りになります

上記の内容を補足していきますと、

まず、送料に関しては、定形外郵便は全国一律の料金設定で、

荷物の重さによって送料が決定するのと比較して、

はこBOON miniの場合は、重さによる送料の変動はなく、

送料が発送地域からお届け地域までの距離によって決まる特徴があります

また、サイズと重さの制限はサービス毎に異なり、

特に、定形外郵便は2017年6月1日以降に「規格内」と「規格外」に分けられたので、

それぞれをご紹介していきますと、

「定形外郵便 規格内」に関しては、目安としてはA4大の封筒程度のサイズまでで、

長辺34cm以内 かつ 短辺25cm以内 かつ 厚さ3cm以内 かつ 重さ1kgまで、

「定形外郵便 規格外」に関しては、

これまでの「定形外郵便」と同様の制限で、

「定形外郵便 規格内」と比較するとサイズも重さも余裕があり、

縦・横・高さ（厚さ）の3辺の合計が90cm以内（一番長い辺が60cm以内）、重さ4kgまで、

（定形外郵便には、最小サイズの規定もあります 参考ページ ）

「はこBOON mini」に関しては、

厚さの制限の規定はなく、サイズ 35cm×45cmの専用袋に入れる事できればOKなので、

サイズは「定形外郵便 規格内」より大きく、「定形外郵便 規格外」よりはやや小さく、

重さは10kgまでとなっているので、

「定形外郵便 規格内」「定形外郵便 規格外」のどちらよりもかなり余裕があります

[参考：はこBOON miniの専用袋にどれだけ入るかやってみた ]

ちなみに、送料のみに着目してみますと、

「はこBOON mini」と「定形外郵便 規格内」で比較した場合、

重さ500gまでは距離を問わず「定形外郵便 規格内」の方が安く、

重さ500gを超えると距離によって安い発送方法が変わり、

「はこBOON mini」と「定形外郵便 規格外」で比較した場合、

重さ250gまでは距離を問わず「定形外郵便 規格外」の方が安く、

重さ1kgまでは距離によって安い発送方法が変わり、

重さ1kgを超えると距離を問わず「はこBOON mini」の方が安い、

という特徴が挙げられる他、前述の通り、

「定形外郵便 規格内」「定形外郵便 規格外」と比較して、

「はこBOON mini」は、重さに余裕があり、

更に「定形外郵便 規格内」「定形外郵便 規格外」は重い程、運賃が高くなりますので、

軽いものを送る場合には「定形外郵便 規格内」「定形外郵便 規格外」の利用が、

対して、重いものを送る場合には「はこBOON mini」の利用が便利です

[参考：はこBOON miniの配送料金一覧 、定形外郵便の料金一覧 ]

割引制度に関して

はこBOON miniと定形外郵便の割引制度に関しては、以下の通りです

上記の内容を補足していきますと、まず、はこBOON miniに関しては、割引制度はありません

定形外郵便に関しては、基本的に大量発送時に適用されるものなので、

個人利用ではあまり適用される機会はないかと思いますが、参考までにご紹介すると、

割引を受けられる条件はそれぞれに細かい規定があるため、

大量発送による割引を検討されている方に関しては、

条件毎に具体的な割引料金を確認する事のできる、

郵便局のこちらのページ を合わせて参考としてみて頂ければ幸いです

補償・追跡に関して

はこBOON miniと定形外郵便の補償や追跡の有無としては以下の通りです

上記の内容を補足していきますと、はこBOON miniに関しては、

元々、5万円までは補償がある事に加え、

荷物の追跡サービスもはじめから利用する事が可能となっています

対照的に、定形外郵便に関しては、通常は補償が無い事に加え、

荷物の追跡サービスも利用する事ができません

ただし、定形外郵便では、送料に別途追加料金が加算されますが、

各種オプションサービスを付加する事もでき、

補償・追跡を利用したければ、簡易書留や一般書留などのオプションがありますし、

追跡のみなら、特定記録のオプションが利用可能となっています

（定形外郵便に書留や特定記録のオプションを付ける場合、窓口からしか発送できません）

[参考ページ：書留 – 日本郵便 、特定記録 – 日本郵便 ]

しかし、定形外郵便に書留などのオプションを付加した場合、場合によっては、

はじめから補償や追跡のある、はこBOON miniより高くなってしまう可能性もあるので、

定形外郵便にオプションを付ける事を検討される場合には、

あらかじめ郵便局のこちらのページ を利用して、

オプションを付けた際の料金を計算した上で検討される事をおすすめいたします

発送できる場所・集荷サービスに関して

各サービスに関して、荷物の発送の受付ができる場所と、

集荷サービスの利用の可否をまとめると以下の通りとなっています

上記の内容を補足していきますと、まず、はこBOON miniを発送できる場所としては、

ファミリーマート店頭のみになるため、

荷物を自分自身でファミリーマートの店舗まで持って行く必要があり、

自宅まで荷物を取りに来てもらう事のできる集荷サービスは利用できませんので、

近くにファミリーマートの店舗がない場合には、

正直、はこBOON miniのサービスは利用しにくいかと思います

対して、定形外郵便を発送できる場所に関しては、

郵便局の窓口へ持ち込む以外にも、郵便ポストへ入るサイズの荷物であれば、

郵便ポストへ投函して発送する事も可能となっています

なお、郵便ポストへ投函して発送する場合には、自分自身で計量などを行い、

料金分の切手を貼ってから投函する必要がある他、

定形外郵便でも、代金引換・書留・特定記録などのオプションを利用する場合、

ポスト投函で発送する事ができませんのでご注意下さい

また、上記と関連して、定形外郵便を発送できる場所とお届け方法の、

条件毎の違いは以下の別記事にまとめていますので、合わせて参考としてみて下さい

定形外郵便はポスト窓口どこから送る?郵便受け手渡しどっちで届く?

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ちなみに、定形外郵便も、はこBOON miniと同じく、集荷サービスの対象ではありませんが、

ゆうパック・レターパックプラスなどの、

元々集荷サービスの対象である荷物のついで、としてや、

荷物が大量個数ある等の場合には、集荷に対応してもらえる可能性もあります

受け取り方法・コンビニ受け取りに関して

各サービスの受け取り方法やコンビニ受け取りに関しては以下の通りになります

上記の内容を補足していきますと、はこBOON miniの受け取り方法は特に注意が必要ですが、

前述の通り、はこBOON miniは配送にファミリーマートの既存の物流網を利用しているため、

自宅までは配達されないという特徴がありますので、

荷物を受け取る場合にはファミリーマート店頭で受け取る必要があります

（はこBOON miniの荷物は、郵便局留め・ヤマト営業所止めなども不可能です）

対照的に、定形外郵便に関しては、配送は郵便局が担当しており、

自宅などで受け取る事も可能となっている他にも、

郵便局留めをする事も可能ではありますが、

はこBOON miniとは違い、コンビニで受け取る方法はありませんのでご注意下さい

支払い方法に関して

各サービスの支払い方法としては以下の通りとなっています

上記の内容を補足していきますと、

定形外郵便に関しては、必要な料金分の切手を荷物に貼り付ける他にも、

郵便局の窓口で受付をする場合には、その場で料金を現金で支払う事も可能です

（郵便局の窓口では、切手と現金を併用して支払う事も可能です）

なお、定形外郵便を郵便ポストに投函して発送する場合には、

自分で計量などを行い、必要な料金を確認して切手を貼る必要がありますので、

料金がよくわからない方は、郵便局の窓口で受付をする事をおすすめします

対照的に、はこBOON miniに関しては、

ファミリーマート店頭での現金などの支払いには対応しておらず、

料金の支払い方法がネット決済に限定されており、

Yahoo!ウォレットに登録したクレジットカードでの支払いしかできませんのでご注意下さい

お届け日数に関して

各サービスのお届け日数に関しては以下の様な情報が挙げられます

上記の内容を補足していきますと、具体的なお届け日数としては、

発送地域とお届け地域の距離で異なりますので、

上記に挙げたそれぞれのページからご確認頂ければと思います

なお、お届け日数を比較していきますと、

はこBOON miniに関しては、ほとんどの場合、

定形外郵便よりもお届けに多くの日数が必要となるのが特徴的で、

更に、はこBOON miniのサイトのお知らせのページ にある様に、

例えば、ゴールデンウィークなど特定の期間においては、

配送の休業期間などがあり、通常より更に日数がかかる場合があるため、

はこBOON miniはなるべく早く届けたいという方には向いていないサービスと言えそうです

ちなみに、定形外郵便で発送した荷物を自宅などに配達してもらう場合、

日曜・祝日は配達されませんので、

日曜・祝日を挟む場合には、お届けに少し多く日数がかかる、

という事を受取人にあらかじめ伝えておいた方が良いかもしれません

（定形外郵便でも例外的に、代金引換・書留・速達などの場合は日曜・祝日も配達されます）

日にち・時間帯指定とお届け方法に関して

各サービスのお届けの際の日にち・時間帯指定と、

お届け方法に関しては以下の通りとなっています

上記の内容を補足していきますと、はこBOON miniに関しては、

前述の通り、自宅には配達してもらう事はできず、

受け取りはファミリーマート店頭でのみ可能となっているため、

お届けの日にちや時間帯の指定には対応していません

定形外郵便の場合は、通常は普通の手紙や封書と同じ様に、

自宅などの郵便受けに投函でのお届けとなっているのが特徴的ですが、

例外として、自宅などの郵便受けにサイズの問題で荷物が入らない場合には、

原則、対面手渡しでのお届けとなり、その場合に不在なら、不在票が投函されます

更に、定形外郵便では、通常は、発送時にお届けの希望日時を指定する事はできませんが、

別途料金加算のオプションとして、日にちを指定する「配達日指定」、

時間帯を指定する「配達時間帯指定郵便」のいずれか一方を付加する事が可能です

（配達日指定と配達時間帯指定郵便の併用はできません）

[参考：配達日指定 、配達時間帯指定郵便 ]

なお、他にも、定形外郵便では、前述の理由で不在票が投函された場合に、

不在票を利用して再配達の申し込みをする際には、

お届けの日にち・時間帯の両方の指定が可能となっています

着払い・代金引換の可否

各サービスの着払いや代金引換の可否としては以下の通りになります

上記の内容を補足していきますと、

荷物受け取り時に受取人が送料を支払う「着払い」および、

荷物受け取り時に受取人が送料や商品代金を支払う「代金引換」に関しては、

はこBOON miniでは、利用する事はできませんのであらかじめご注意下さい

対して、定形外郵便では、はこBOON miniと同じく、

着払いの発送方法は利用する事ができませんが、

はこBOON miniと違い、代金引換の発送方法を利用する事が可能となっています

（定形外郵便の代金引換も、運賃とは別に利用手数料がかかりますが、

ヤマト宅急便などの代金引換と違い、事前契約なしに個人でも利用可能で、

郵便局に置いてある代金引換の専用ラベルを使って発送します）

[参考ページ：代金引換 – 日本郵便 ]

なお、定形外郵便を代金引換の方法で発送する場合には、

原則、郵便局の窓口でしか受付できませんのでご注意下さい

（定形外郵便の代金引換の荷物はポスト投函で発送はできません）

信書の取り扱いに関して

はこBOON miniと定形外郵便の信書の取り扱いに関しては以下の通りになります

上記の内容を補足していきますと、信書の取り扱いに関しては明確な違いがあり、

はこBOON miniでは信書を送る事ができませんが、

定形外郵便では信書を送る事ができるので、

信書を送る場合には、定形外郵便を利用する必要があります

なお、どんなものが信書に該当するのか、という事に関しては、

郵便局のこちらのページ に詳しく書かれていますので、参考としてみて下さいね

はこBOON miniと定形外郵便のメリット・デメリットまとめ

最後に、はこBOON miniと定形外郵便のメリット・デメリットをまとめたいと思います

メリット・デメリットに関して補足していきますと、

「はこBOON mini」は、発送も受取もファミリーマートでしかできない、という事で、

近くにファミリーマートがない方には使いにくいサービスかもしれませんが、

定形外郵便と比べて、重さの制限にはかなり余裕がありますし、

特に重い荷物に関して、おおよそ重さ500gを超えると、配送区間によっては、

定形外郵便よりも安くなる可能性がある、といった点が魅力です

対して、「定形外郵便 規格内」「定形外郵便 規格外」は、

特に、軽い重量帯の料金区分が細かいという特性があるため、

おおよその目安として、重さ500gぐらいまでの軽い荷物であれば、

「はこBOON mini」よりも安く送る事ができるのが魅力となっています

他にも、例えば、はこBOON miniは定形外郵便よりも、

配送に日数がかかりやすい、といった特徴があったり、

定形外郵便は、はこBOON miniと違って、通常は補償がない、等の特徴もあるので、

それぞれのサービスの特徴を見極めて、

自分の目的により合う送り方を上手く選択してみて頂ければ幸いです

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管理人の感想

ここまで、はこBOON miniと定形外郵便の2つのサービスを取り上げて、

送料・サイズ・追跡・日数・補償などの違いを比較して、まとめてご紹介させて頂きました

前述の通り、各サービス毎に特徴があり、

単純にどちらの方が優れているという訳ではありませんので、

料金だけにこだわらず、比較して検討されるのがおすすめです

また、はこBOON mini・定形外郵便以外にも、色んな配送サービスがありますので、

よろしければ、そちらも合わせて一度ご覧になってみて下さいね

まとめ

今回は、はこBOON miniと定形外郵便の違い、メリット・デメリットを比較して、

という事をご紹介しました

実際に自分自身で利用してみる事で、良い点・悪い点に気付く事もありますので、

まずはそれぞれのサービスを自分で利用してみて比較するのも良いかと思います