「日本郵便 定形郵便」と「日本郵便 レターパックライト & レターパックプラス」の3つのサービスを取り上げて、
運賃・サイズ、代金引換、集荷サービス、書留、補償、コンビニ受け取りの可否、割引制度、お届け日時指定の可否、お届け方法、などの様々な違いを比較してまとめてみました
最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、
この記事では特に、定形郵便とレターパックライト・レターパックプラスを比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです
簡単なサービス比較一覧
まずはじめに定形郵便とレターパックライト・レターパックプラスを簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています
サービス名 | 定形郵便 | レターパックライト | レターパックプラス |
料金 | 全国一律 25g以内 84円 50g以内 94円 | 全国一律 370円(専用封筒の値段) | 全国一律 520円(専用封筒の値段) |
大きさ | 長辺 23.5cm以内 短辺 12cm以内 [最大で長形3号封筒(23.5cm×12cm)] | 長辺 34cm 短辺 24.8cm [A4サイズが入る] | 長辺 34cm 短辺 24.8cm [A4サイズが入る] |
厚さ | 1cm以内 | 3cm以内 | 制限の規定なし(専用封筒に入れてフタが閉められればOK) |
重さ | 50gまで | 4kgまで | |
前提条件 | 専用の送り状はなし 封筒などは自分で用意する | 専用の送り状はなし 専用封筒が必要 | |
割引制度 | 個人利用向けの割引制度なし | 割引制度なし(金券ショップなどで定価以下で買える事がある) | |
支払い方法 | 現金、切手、(キャッシュレス決済導入済の郵便局は)クレジットカード・電子マネー・バーコード決済 | 購入場所によって異なる(購入場所によっては現金以外も可) 参考 | |
発送できる場所 | 郵便局の窓口、街の郵便ポスト | 郵便局の窓口、街の郵便ポスト | |
自宅などへの集荷サービス | 不可 | 不可 | 可能 |
お届け方法 | 自宅などの郵便受けに投函(書留や代金引換などは対面手渡し) | 自宅などの郵便受けに投函 | 対面手渡し |
日にち・時間帯指定 | 不可(料金加算オプションで配達日 or 時間帯のいずれかは指定可) | 不可 | |
お届け日数の目安 | 日本郵便のこちらのページ で調べられます | 日本郵便のこちらのページ で調べられます | |
土曜・日曜・祝日の配達 | なし(書留・速達など、一部はある) | ある | |
信書の取り扱い | 送れる | 送れる | |
補償 | なし(料金加算のオプションあり) | なし | |
追跡サービス | なし(料金加算のオプションあり) | ある | |
着払い | 不可 | 不可 | |
代金引換 | 個人発送でも可能 | 不可 | |
受け取り場所 | 自宅など、郵便局留め | 自宅など、郵便局留め | |
コンビニ受け取り | 不可 | 不可 |
以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、
次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい
利用の前提条件・運送会社に関して
レターパックライト レターパックプラス | 定形郵便 | |
会社 | 日本郵便 | 日本郵便 |
前提条件 | 専用の送り状なし | 専用の送り状なし |
専用封筒が必要 | 封筒などは自分で用意する |
「レターパックライト・レターパックプラス」は、自分で用意した箱や袋では送れませんので、必ずそれぞれの専用封筒を以下の様な場所で購入して使用して下さい
(消印のある使用済の専用封筒をレターパックプラス・レターパックライトの封筒として再利用する事はできません)
レターパックライト・レターパックプラス専用封筒購入場所 |
郵便局の窓口 |
郵便局のネットショップ(日本郵便公式オンラインショップ) |
コンビニエンスストア ※コンビニは店舗によって取扱がない場合があります |
各種金券ショップ |
オークションサイト(ヤフオク)など |
なお、購入場所によって利用できる支払い方法が異なりますので、詳細は以下の記事も合わせてご覧ください
ちなみに「レターパックライト・レターパックプラス」は専用封筒の代金に運賃が含まれますので差出し時に切手の貼り付けは不要です
専用封筒に記載されている料額が350・360・500・510の古いレターパック専用封筒も使用する事ができますが、古いレターパック専用封筒を使用する場合には、現料額との差額分の切手の貼り付けが必要になります
また、「レターパックライト・レターパックプラス」には専用の送り状はありませんので、専用封筒の表面に設けられた記入欄に住所・氏名などを記入して下さい
対して、「定形郵便」は決められた専用の封筒などはありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、市販の茶封筒など、何を使用しても自由となっており、
また、専用の送り状もありませんので、あて名は「封筒の外装のわかりやすい場所に直接書く」、または「わかりやすい無地の別紙などにあて名を書き、剥がれないように封筒に貼り付ける」などして下さい
サイズや重さの制限と送料
定形郵便 | レターパックライト | レターパックプラス | |
送料 | 全国一律 25g以内 84円 50g以内 94円 | 全国一律 370円 | 全国一律 520円 |
大きさ | 長辺 23.5cm以内 短辺 12cm以内 [最大で長形3号封筒(23.5cm×12cm)] | 長辺 34cm 短辺 24.8cm [A4サイズが入る] | 長辺 34cm 短辺 24.8cm [A4サイズが入る] |
厚さ | 1cm以内 | 3cm以内 | 制限の規定なし (専用封筒に入れてフタが閉まればOK) |
重さ | 50gまで | 4kgまで | 4kgまで |
「定形郵便」は「長形3号の封筒(23.5cm×12cm)が最大の大きさの目安」で「厚さは1cm以内」となっており、
送料は全国一律で「重さ25g以内:84円、重さ50g以内:94円」の2パターンになります
なお、「定形郵便」には最小サイズの規定として、長辺14cm以上・短辺9cm以上という規定もありますので、以下もご参考下さい
「レターパックライト・レターパックプラス」の専用封筒は「レターパックライト:青、レターパックプラス:赤」と色が異なりますが、大きさはどちらも同じでA4サイズが入る大きさで、
「レターパックライト」は厚さ3cm以内の制限がありますが、「レターパックプラス」は厚さの制限の規定はなく、専用封筒に入れてフタが閉められればOKとなっており、
送料は全国一律でどこからどこへ送っても変わらず「レターパックライト:370円 & レターパックプラス:520円」です
割引制度に関して
レターパックライト レターパックプラス | 定形郵便 |
割引制度なし (金券ショップなどで定価以下で買える事がある) | 個人発送向けの割引制度なし |
「レターパックライト・レターパックプラス」は残念ながら割引制度は用意されていません
ただし、金券ショップやオークションサイト(ヤフオク)などでは定価以下の金額で専用封筒が販売されている事があります
参考:
また、「定形郵便」も残念ながら個人発送向けの割引制度は用意されていません
なお、大口・法人向けでは大量に同時発送する場合に割引が適用される場合がありますので、以下のページの「手紙(第一種郵便物)」をご参考下さい
補償・追跡に関して
レターパックライト レターパックプラス | 定形郵便 | |
追跡サービス | あり | なし(料金加算のオプションあり) |
補償 | なし | なし(料金加算のオプションあり) |
「レターパックライト・レターパックプラス」は追跡サービスは利用できますが、以下の通り補償はありません
レターパックは損害賠償の対象となりますか?
損害賠償の対象となりません。
対して、オプションを付加しない通常の「定形郵便」は追跡サービスがなく、補償もありません
ただし、「定形郵便」は料金加算で補償・追跡に関する以下の様なオプションを付加できます
(以下のオプションを付加する場合は必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)
定形郵便 オプション | |
特定記録 | +160円 |
追跡サービス(補償はなし) | |
簡易書留 | +320円 |
追跡サービス、補償 5万円まで | |
一般書留 | +435円 最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円 |
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで | |
現金書留 (現金を送る場合専用、売価21円の専用の現金封筒で送る) | +435円 最低補償1万円 & 更に補償5000円毎に+10円 |
追跡サービス、補償 1万円~50万円まで |
定形郵便のオプション利用時の料金は以下のページで計算できます
お届け日数に関して
レターパックライト | レターパックプラス | 定形郵便 |
配送距離で決まる レターパックプラスより+1日ぐらいかかる場合がある | 配送距離で決まる | 配送距離で決まる |
土曜・日曜・祝日も配達される | 土曜・日曜・祝日も配達される | 土曜・日曜・祝日は配達されない |
「定形郵便」も「レターパックライト・レターパックプラス」もお届け日数は配送距離で決まりますので、
具体的なお届け日数に関しては、以下のそれぞれのページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい
(以下の検索結果では定形郵便は「手紙・はがき」に該当します)
補足として、2021年10月以降、普通扱いの[郵便物・ゆうメール]やスマートレターに関して、お届け日数の段階的繰り下げが行われ、段階的にお届け日数が2021年9月以前の+1日程度増える変更が行われますので、詳しくは以下も合わせてご覧下さい
なお、「レターパックプラス」は原則、速達並みの日数で届きますが、
正式な速達扱いではないため、物量が多い場合などは速達の郵便物・速達のゆうメールの方が優先して配達される事があります
更に以下の通り「レターパックライト」は「レターパックプラス」よりもお届けに日数がかかる場合があります
「レターパックライト」の送達日数は、おおむね「レターパックプラス」と同様ですが、配達の状況によりさらに1日ほど日数がかかる場合があります。
ちなみに、「レターパックライト・レターパックプラス」は土曜・日曜・祝日も配達されますが、「定形郵便」は土曜・日曜・祝日は配達されません
(2021年9月までは普通扱いの[郵便物・ゆうメール]の土曜日配達が行われていましたが、2021年10月から普通扱いの[郵便物・ゆうメール]の土曜日配達が休止となりましたのでご注意下さい)
ただし、例外として、「定形郵便」で「速達・配達時間帯指定郵便・書留・代金引換・配達日指定」のいずれかのオプションを付加した場合は土曜・日曜・祝日も配達されます
日本郵便>よくあるご質問
[土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスはありますか?]
土曜日・日曜日・休日にも配達されるサービスは以下のとおりです。
・速達
・配達時間帯指定郵便
・書留
・代金引換
・配達日指定郵便
・電子郵便(レタックス)
・レターパックプラス、レターパックライト
・ゆうパック
・ゆうパケット
・クリックポスト
着払い・代金引換の可否
レターパックライト レターパックプラス | 定形郵便 | |
着払い | 利用不可 | 利用不可 |
代金引換 | 利用不可 | 個人発送でも利用可 |
「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、
「定形郵便」も「レターパックライト・レターパックプラス」も利用する事ができません
「着払い」を利用したい場合、ゆうパック 、ゆうパケット 、ゆうメール 、宅急便 、宅急便コンパクト 等の利用をご検討下さい
「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しては、
「レターパックライト・レターパックプラス」は利用する事ができませんが、「定形郵便」は個人発送でも利用する事ができます
なお、「定形郵便 代金引換」を利用する場合、代金引換の専用の送り状ラベルを使用し(専用の送り状ラベルは郵便局の窓口などでもらえます)、運賃とは別に手数料がかかりますので詳しくは以下のページもご覧下さい
(「定形郵便 代金引換」は街の郵便ポストには投函できませんので、必ず郵便局の窓口へ持っていって下さい)
代金引換を利用する際にかかる料金 | |
代金引換の荷物の発送受付時に支払う | |
運賃 | 発送方法毎の運賃 |
代金引換手数料(代金引換料) | 265円 |
オプション加算料金(オプションを付加した場合) | 書留などのそれぞれのオプション料金 |
代金が口座へ送金時に差し引かれる | |
送金手数料(送金料金) | 送金先口座・代金で異なる →参考:送金にかかる料金 |
印紙代 | 代金で異なる →参考:代金引換を使用すると手数料などいくらかかりますか? |
支払い方法に関して
レターパックライト・レターパックプラス |
※専用封筒の購入場所で異なります |
現金 |
切手・はがき等と交換(交換手数料がかかる) |
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード |
電子マネー |
バーコード決済 |
ゆうちょ即時振替 |
コンビニ決済 |
PayEasy |
一部の商品券 |
定形郵便 |
※発送受付場所で異なります |
現金 |
切手 |
クレジットカード |
電子マネー |
バーコード決済 |
「レターパックライト・レターパックプラス」は専用封筒の購入場所によって使える支払い方法が異なり、購入場所毎の詳細は以下の記事でまとめていますので合わせてご覧ください
「定形郵便」は、郵便局の窓口では現金・切手で支払いが可能(現金 & 切手の併用も可)ですが、
全国で一部の郵便局では2020年2月からキャッシュレス決済が導入されており、2020年7月以降には更にキャッシュレス決済を導入する郵便局が増える予定なので、
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口ではクレジットカード・電子マネー・バーコード決済も利用できます
キャッシュレス決済導入していない郵便局窓口へ持っていく | |
現金 | |
切手 | |
キャッシュレス決済導入済の郵便局窓口へ持っていく | |
現金 | |
切手 | |
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード | |
電子マネー | iD、WAON、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん |
バーコード決済 | ゆうちょPay、amazon pay、au PAY、d払い、Jcoin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、ALI PAY、WeChat Pay |
街の郵便ポストへ投函 | |
切手(荷物へ貼り付け) |
実際にキャッシュレス決済を導入している全国の郵便局に関しては以下のページもご覧下さい
なお、「定形郵便」を郵便ポストに投函する場合、
投函する前に自分自身で計量などを行い、必要な料金を確認して料金分の切手を貼る必要がありますので、料金がよくわからない様な方は郵便局の窓口へ持っていくのをオススメします
発送できる場所・集荷サービスに関して
レターパックライト | レターパックプラス | 定形郵便 | |
自宅などへの集荷 | 利用不可 | 利用可 | 利用不可 |
発送受付場所 | 郵便局 | 郵便局 | |
街の郵便ポスト | 街の郵便ポスト | ||
コンビニ不可 | コンビニ不可 |
「定形郵便」と「レターパックライト」は自宅などへの集荷サービスの対象ではありませんが、
「レターパックプラス」は荷物1個から自宅などへの集荷サービスの対象となっていますので、集荷をご希望の方は以下の集荷依頼ページをご利用下さい
「定形郵便」と「レターパックライト・レターパックプラス」の発送受付場所は、郵便局の窓口、街の郵便ポストがありますので「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「(定形郵便は必要分の切手を貼り)自分自身で街の郵便ポストへ投函」して下さい
なお、「定形郵便」も「レターパックライト・レターパックプラス」もコンビニのレジでは発送受付を行っていませんのでご注意下さい
ただし、コンビニでも店舗によっては店内もしくは店外に郵便ポストが設置されている事がありますので、郵便ポストが設置されていれば、郵便ポストへ投函する事ができます
(ローソン・ミニストップは店内のレジ前に郵便ポストが設置されている事があります)
ちなみに「定形郵便」で「書留・特定記録・代金引換などのオプションを利用する場合」には、郵便ポストへ投函はできませんので郵便局の窓口へ持っていって下さい
(レターパックライト・レターパックプラスはオプションを付加する事はできません)
お届け方法、日にち・時間帯指定に関して
定形郵便 | レターパックライト | レターパックプラス | |
お届け方法 | 自宅などの郵便受けに投函 | 自宅などの郵便受けに投函 | 対面手渡し |
お届けの日時指定 | 指定不可(料金加算オプションで配達日 or 時間帯のいずれかは指定は可) | 指定不可 | 指定不可 |
「レターパックプラス」のお届け方法は郵便受けに投函ではなく対面手渡しなので、受け取りの際にサインなどが必要になります
ちなみに、対面手渡しでのお届けとなるため、不在時には不在票が投函されますが、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます
なお、「レターパックプラス」は発送受付時にお届け希望日時の指定はできません
「定形郵便」と「レターパックライト」のお届け方法はハガキなどと同じく、自宅などの郵便受けに投函となっていますので、受け取りの際にサインなどは不要です(随時、配達員が郵便受けに投函していきます)
例外として、「レターパックライト」で「お届け先の郵便受けが小さくて荷物が郵便受けに入らない場合」、「定形郵便」で「代金引換・書留などの場合」には、郵便受けに投函ではなく対面手渡しでお届けとなり、
不在時には不在票が投函され、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます
また、「定形郵便」も「レターパックライト」も発送受付時にお届け希望日時の指定はできませんが、「定形郵便」は料金加算で以下の様なオプションが付加できます
定形郵便 オプション | |
配達日指定 | 平日の指定日:+32円 土曜・日曜・休日の指定日:+210円 |
配達時間帯指定郵便 | +340円 |
※配達日指定と配達時間帯指定郵便の併用はできません |
信書の取り扱いに関して
レターパックライト レターパックプラス | 定形郵便 |
信書が送れる | 信書が送れる |
定形郵便・定形外郵便 ・ミニレター・レターパック ・スマートレター なら信書も送る事ができます
なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい
受け取り方法・コンビニ受け取りに関して
荷物を受け取れる場所 | |
定形郵便 | レターパックライト レターパックプラス |
自宅など | 自宅など |
郵便局留め | 郵便局留め |
コンビニ受け取り不可 | コンビニ受け取り不可 |
「定形郵便」も「レターパックライト・レターパックプラス」も自宅などで受け取り以外では、郵便局留めとする事が可能となっていますが、
コンビニ受け取りとする事はできませんのであらかじめご注意下さい
なお、個人発送の荷物でコンビニ受け取りを利用したい場合、
特定の条件を満たせば、宅急便 ・宅急便コンパクト ・ゆうパック でコンビニ受け取りが利用できますので、宅急便・宅急便コンパクト・ゆうパックの利用をご検討下さい
レターパックと定形郵便の比較のポイント
最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います
レターパックライト・レターパックプラスは専用封筒が必要
「定形郵便」に専用の封筒はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、市販の茶封筒など何を使用しても自由ですが、
「レターパックライト・レターパックプラス」の特徴として専用封筒が必要という事がありますので、「レターパックライト・レターパックプラス」を利用される際には必ず以下の様な場所であらかじめ専用封筒を購入してご利用下さい
(消印のある使用済の専用封筒をレターパックライト・レターパックプラスの封筒として再利用する事はできません)
レターパックライト・レターパックプラス専用封筒購入場所 |
郵便局の窓口 |
郵便局のネットショップ(日本郵便公式オンラインショップ) |
コンビニエンスストア ※コンビニは店舗によって取扱がない場合があります |
各種金券ショップ |
オークションサイト(ヤフオク)など |
送料は定形郵便の方が安い
「定形郵便」と「レターパックライト・レターパックプラス」の大きさ・重さの制限は以下の表の通りで、
定形郵便 | レターパックライト | レターパックプラス | |
送料 | 全国一律 25g以内 84円 50g以内 94円 | 全国一律 370円 | 全国一律 520円 |
大きさ | 長辺 23.5cm以内 短辺 12cm以内 | 長辺 34cm 短辺 24.8cm | 長辺 34cm 短辺 24.8cm |
厚さ | 1cm以内 | 3cm以内 | 制限の規定なし(専用封筒に入れてフタが閉められればOK) |
重さ | 50g以内 | 4kgまで | 4kgまで |
大きさの目安 | 最大で長形3号封筒(23.5cm×12cm) | A4サイズが入る | A4サイズが入る |
大きさも重さも「レターパックライト・レターパックプラス」の方が「定形郵便」よりもかなり余裕がありますが、
送料としては「定形郵便」の方がかなり安くなっていますので、「定形郵便」で送れるものであれば「定形郵便」を利用されるのがオススメです
また、「レターパックライト」と「レターパックプラス」は同じ大きさの専用封筒ではありますが、
送料は安いものの厚さ3cm以内の制限がある「レターパックライト」と違い、「レターパックプラス」は専用封筒に入れてフタが閉められれば厚さの制限はありませんので、送るものに合わせて上手く使い分けてみて下さいね
定形郵便なら料金加算でオプションが付加できる
「レターパックライト・レターパックプラス」では追跡サービスは利用できるものの補償(書留)などのオプションは用意されていませんが、
「定形郵便」には料金加算のオプションとして、補償や追跡を付加する「書留・特定記録」、お届け日またはお届け時間帯を指定する「配達日指定」「配達時間帯指定郵便」などがありますので、用途に合わせて「レターパックライト・レターパックプラス」よりも柔軟に対応できる点が魅力の1つではないでしょうか
定形郵便 オプション | |
特定記録 | +160円 |
追跡サービス(補償はなし) | |
簡易書留 | +320円 |
追跡サービス、補償 5万円まで | |
一般書留 | +435円 最低補償10万円 & 更に補償5万円毎に+21円 |
追跡サービス、補償 10万円~500万円まで | |
現金書留 (現金を送る場合専用、売価21円の専用の現金封筒で送る) | +435円 最低補償1万円 & 更に補償5000円毎に+10円 |
追跡サービス、補償 1万円~50万円まで | |
配達日指定 | 平日の指定日:+32円、土曜・日曜・休日の指定日:+210円 |
配達時間帯指定郵便 | +340円 |
※配達日指定と配達時間帯指定郵便の併用はできません |
自宅などへの集荷サービスの有無
「レターパックプラス」は荷物1個から自宅などへの集荷サービスの対象となっていますので、
「家から出なくても送る事ができる」という点が魅力の1つとなっています
対して、「定形郵便」も「レターパックライト」も自宅などへの集荷サービスは行われていませんので、自分自身で「郵便局」や「街の郵便ポスト」に持っていく必要があるため、
忙しい方などには集荷サービスが利用できる「レターパックプラス」の方が便利かもしれません
お届けまでの日数
お届けまでの日数に関しては配送距離によって変わりますので、具体的な日数は以下を参考としてみて頂ければと思いますが、
(以下の検索結果では定形郵便は「手紙・はがき」に該当します)
「レターパックライト・レターパックプラス」は土曜・日曜・祝日も配達されますが、「定形郵便」は土曜・日曜・祝日は配達されませんので、
土曜・日曜を挟む場合や祝日を含む連休などを挟む場合には「定形郵便」はお届けまでに多くの日数がかかるという点にはあらかじめご注意下さい
(ただし、定形郵便でも「速達・配達時間帯指定郵便・書留・代金引換・配達日指定」のいずれかのオプションを付けた場合は土曜・日曜・祝日も配達されます)
定形郵便なら個人発送でも代金引換が利用可能
「レターパックライト・レターパックプラス」に関しては「代金引換」のサービスが用意されていませんが、
「定形郵便」なら個人利用向けの「代金引換」のサービスも用意されていますので、代金引換にしたい場合には定形郵便の利用が便利です
管理人の感想
ここまで、定形郵便とレターパックライト・レターパックプラスを取り上げて、
料金・大きさ・割引・コンビニ受け取りの可否・お届け日数・着払い・集荷サービスなどの違いを比較して、ご紹介させて頂きました
単純に送料だけを見ると、定形郵便が一番安いものの、送れるものの大きさ・重さは限られていますので、
長形3号封筒(23.5cm×12cm)より大きなものや重さ50gを超えるものを送る場合には、追跡サービスのあるレターパックライトや、
追跡サービスに加え、対面手渡しでのお届けや自宅などへの集荷サービスもあるレターパックプラスの利用も検討してみて頂ければ幸いです
また、定形郵便・レターパックライト・レターパックプラス以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね
定形外郵便 全国一律120円~
ゆうメール 全国一律180円~
クリックポスト 全国一律198円
ゆうパケット 全国一律250円~
宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)
ゆうパック 距離で変動 810円~(割引制度あり)
ヤマト運輸の宅急便 距離で変動 930円~(割引制度あり)
まとめ
今回は、定形郵便とレターパックライト・レターパックプラスの違いを比較してご紹介しました
どちらのサービスの方が一概に優れているという訳ではありませんので、それぞれのサービスの特徴を理解して節約などに役立ててみて下さいね