ゆうパックとヤマト宅急便を徹底比較!割引,支払い方法,代金引換など
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「日本郵便 ゆうパック」と「ヤマト運輸 宅急便」の2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ、割引制度、支払い方法、代金引換、お届け日数、コンビニ受け取りの可否、などの様々な違いを比較してまとめてみました

 

最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っている方法なのか、ちょっとわかりにくい事もあり、

この記事では特に、ゆうパックと宅急便を比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです


簡単なサービス比較一覧

まずはじめに宅急便とゆうパックを簡単に比較し一覧にまとめると以下の通りとなっています

サービス名宅急便ゆうパック
料金「大きさ or 重さ」×「配送距離」の組み合わせで決まる 基本運賃930円~「大きさ」×「配送距離」の組み合わせで決まる 基本運賃810円~
大きさ3辺合計160cm以内3辺合計170cm以内
重さ25kg以内30kg以内(25kg超え30kg以内は重量ゆうパック扱いで+510円または+520円)
前提条件専用の送り状が必要(自宅印刷やアプリ経由での作成も可能)
箱や袋などは自分で用意する
専用の送り状が必要(自宅印刷やアプリ経由での作成も可能)
箱や袋などは自分で用意する
割引制度個人利用向けの割引制度がある個人利用向けの割引制度がある
支払い方法発送場所・利用方法で異なる(発送場所・利用方法によっては現金以外も可) 参考発送場所・利用方法で異なる(発送場所・利用方法によっては現金以外も可) 参考
発送できる場所ヤマト運輸 営業所、宅急便取扱店(のぼり旗がある店や一部のコンビニ等)郵便局の窓口、ゆうパック取扱所(のぼり旗がある店や一部のコンビニ等)
自宅などへの集荷サービス可能可能(一部は不可)
お届け方法対面手渡し対面手渡し
日にち・時間帯指定可能可能
お届け日数の目安ヤマト運輸のこちらのページ で調べられます日本郵便のこちらのページ で調べられます
日曜・祝日の配達あるある
信書の取り扱い送れない送れない
補償ある(30万円まで)ある(30万円まで)
追跡サービスあるある
着払い可能可能
代金引換個人発送では不可個人発送でも可能
受け取り場所自宅など、ヤマト運輸 営業所止め自宅など、郵便局留め
コンビニ受け取り条件付きで可能条件付きで可能

 

以上、各サービスを簡単に比較すると上記の表の通りになりますが、

次項より更に項目毎に詳しくご紹介していきたいと思いますので、それぞれの細かい違いなどはそちらも合わせてご確認下さい

利用の前提条件・会社に関して

ゆうパック宅急便
会社日本郵便ヤマト運輸
前提条件専用の送り状が必要(自宅印刷やアプリ経由で作成も可)専用の送り状が必要(自宅印刷やアプリ経由で作成も可)
ダンボール箱などは自分で用意するダンボール箱などは自分で用意する

 

前提条件として、「ヤマト運輸 宅急便」は専用の送り状を用意する必要があり、以下の様な方法があります

宅急便 送り状
手書きの送り状営業所やコンビニ等の取扱店でもらう
セールスドライバーに届けてもらう
webから集荷申し込み集荷申し込み 時に宛先などを入力すると集荷時に作成済み送り状を用意してくれる
自宅で印刷送り状発行システムC2 で印刷
クロネコヤマト公式アプリ からAirPrintで印刷(iPhoneのみ)
営業所にある端末ネコピットで発行準備なしで営業所へ行き、ネコピットで発行
らくらく送り状発行サービス を利用
宅急便をスマホで送る (営業所へ持っていく)を利用
コンビニで発行宅急便をスマホで送る (セブンイレブン・ファミリーマートへ持っていく)を利用
※フリマアプリ等の出品者が利用できる「メルカリ – らくらくメルカリ便・ヤフオク – ヤフネコ!パック・ラクマ – かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」に関しては、2次元コードを利用して、ヤマト運輸 営業所やセブンイレブン(らくらくメルカリ便・ヤフネコ!パックに限る)・ファミリーマートで送り状を発行します

「ヤマト運輸 宅急便」のより詳細な送り状の作成方法は以下の記事にまとめていますので合わせてご参考下さい

合わせて読みたい
宅急便&宅急便コンパクトの送り状の作成方法まとめ!手書きや印刷,スマホ等

 

また、同様に「日本郵便 ゆうパック」も専用の送り状を用意する必要があり、以下の様な方法があります

ゆうパック 送り状
手書きの送り状郵便局やコンビニ等の取扱店でもらう
自宅などへの集荷の際に持ってきてもらう
自宅で印刷Webゆうパックプリント で印刷
郵便局で発行日本郵便アプリ を利用
ゆうパックスマホ割アプリ を利用
※フリマアプリ等の出品者が利用できる「メルカリ – ゆうゆうメルカリ便・ヤフオク – ゆうパック おてがる版・ラクマ – かんたんラクマパック・モバオク – らくらく定額便」に関しては、2次元コードを利用して、ローソンまたは郵便局であて名ラベルを発行します

「日本郵便 ゆうパック」のより詳細な送り状の作成方法は以下の記事にまとめていますので合わせてご参考下さい

合わせて読みたい
ゆうパック送り状ラベル入手方法まとめ!手書きや印刷,スマホアプリ等

 

なお、「ヤマト運輸 宅急便」も「日本郵便 ゆうパック」も梱包に使用するダンボール箱などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、

決められた専用のダンボール箱はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、ダンボール箱でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっています

(ヤマト運輸 営業所やヤマト運輸 クロネコマーケット 、郵便局でもロゴ入りダンボールなどの梱包用資材の販売もあります)

合わせて読みたい
ダンボールはスーパーで無料でもらえる?他にももらえる場所はある?

サイズや重さの制限と送料

ゆうパック宅急便
送料「大きさ」×「配送距離」の組み合わせで決まる「大きさ or 重さ」×「配送距離」の組み合わせで決まる
大きさ3辺合計170cm以内3辺合計160cm以内
重さ一律30kgまで最大25kgまで
※25kg超え30kgまでは重量ゆうパック扱いで+510円または+520円※サイズ区分毎に重さ制限あり

 

日本郵便のゆうパックの送料は以下のサイズ区分と配送距離との組み合わせで決まります

サイズ区分大きさ(3辺の合計)
60サイズ60cm以内
80サイズ80cm以内
100サイズ100cm以内
120サイズ120cm以内
140サイズ140cm以内
160サイズ160cm以内
170サイズ170cm以内
※重さは一律30kg以下
※25kg超え30kgまでは重量ゆうパック扱いで+510円または+520円

実際の配送距離毎の運賃は日本郵便の以下のページもご覧下さい

 

ヤマト運輸の宅急便の送料は以下のサイズ区分と配送距離との組み合わせで決まります

なお、「大きさ」と「重さ」を表に当てはめて、大きい方に該当するサイズ区分が適用されます

[例1:大きさ 3辺の合計 90cm & 重さ 9kg → 100サイズが適用]

[例2:大きさ 3辺の合計 90cm & 重さ 14kg → 120サイズが適用]

サイズ区分大きさ(3辺の合計)重さ
60サイズ60cm以内2kgまで
80サイズ80cm以内5kgまで
100サイズ100cm以内10kgまで
120サイズ120cm以内15kgまで
140サイズ140cm以内20kgまで
160サイズ160cm以内25kgまで

実際の配送距離毎の運賃はヤマト運輸の以下のページもご覧下さい

 

ゆうパックと宅急便の送料の特徴として「割引を上手く利用する事で安く送れる」という事が挙げられますが、

同等の条件下において、送料を比較した例をご紹介しますので、運賃の比較の参考としてみて頂ければ幸いです

配送距離「東京 ⇔ 大阪」の場合
宅急便 運賃
区分基本料金(※1)4割引を適用(※2)5割引を適用(※3)
60サイズ1040円721円609円
80サイズ1260円919円796円
100サイズ1500円1136円1002円
120サイズ1720円1334円1189円
140サイズ1960円1552円1394円
160サイズ2180円1750円1581円
※1 現金支払い時の割引適用なしの料金になります
※2 キャッシュレス決済割(-2~6円)、クロネコメンバー割(10%OFF)、クロネコメンバーズ持込割(-150円)、デジタル割(-60円)の4割引を適用時の料金になります
※3 キャッシュレス決済割(-2~6円)、クロネコメンバー割BIG(15%OFF)、クロネコメンバーズ持込割(-150円)、デジタル割(-60円)、宅急便センター受け取り割(-60円)の5割引を適用時の料金になります
ゆうパック(25kg以下) 運賃
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ970円790円
80サイズ1200円1020円
100サイズ1440円1260円
120サイズ1690円1510円
140サイズ1950円1770円
160サイズ2160円1980円
170サイズ2530円2350円
配送距離「東京 ⇔ 愛知」の場合
宅急便 運賃
区分基本料金(※1)4割引を適用(※2)5割引を適用(※3)
60サイズ930円622円515円
80サイズ1150円820円702円
100サイズ1390円1037円908円
120サイズ1610円1235円1095円
140サイズ1850円1453円1301円
160サイズ2070円1651円1488円
※1 現金支払い時の割引適用なしの料金になります
※2 キャッシュレス決済割(-2~6円)、クロネコメンバー割(10%OFF)、クロネコメンバーズ持込割(-150円)、デジタル割(-60円)の4割引を適用時の料金になります
※3 キャッシュレス決済割(-2~6円)、クロネコメンバー割BIG(15%OFF)、クロネコメンバーズ持込割(-150円)、デジタル割(-60円)、宅急便センター受け取り割(-60円)の5割引を適用時の料金になります
ゆうパック(25kg以下) 運賃
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ870円690円
80サイズ1100円920円
100サイズ1330円1150円
120サイズ1590円1410円
140サイズ1830円1650円
160サイズ2060円1880円
170サイズ2410円2230円

割引制度に関して

ゆうパック宅急便
個人発送でも使える各種割引あり個人発送でも使える各種割引あり

 

ゆうパックでは個人発送でも使える以下の割引が用意されています

ゆうパックの割引制度
誰でも使える
持込割引120円割引
ゆうパックスマホ割アプリ利用者向け
ゆうパックスマホ割180円割引
郵便局受取割引100円割引
継続利用割引10%割引
誰でも使えるが状況が限定される
同一あて先割引(1年以内に同じあて先へ発送)60円割引
複数口割引(同一宛先に同時に2個以上)荷物1個につき60円割引
往復割引(「ゴルフゆうパック・スキーゆうパック・空港ゆうパック」限定)復路分の運賃から120円割引

各割引の詳細は以下の記事でも紹介していますので合わせてご参考下さい

合わせて読みたい
ゆうパック送料に割引を使った場合の少しでも安い送り方まとめ

 

宅急便では個人発送でも使える以下の割引が用意されています

宅急便の割引制度
誰でも使える
キャッシュレス決済割2~6円割引
持込割100円割引
デジタル割60円割引
宅急便センター受け取り割60円割引
クロネコメンバーズ向け
クロネコメンバーズ持込割150円割引(持込割から更に50円割引)
クロネコメンバー割 & クロネコメンバー割BIG10%割引 or 15%割引
誰でも使えるが状況が限定される
複数口割引(同一宛先に同時に2個以上)1個につき100円割引
往復割引(ゴルフ場・空港・宿泊施設などと自宅の往復)往復の合計から200円割引

各割引の詳細は以下の記事でも紹介していますので合わせてご参考下さい

合わせて読みたい
宅急便&宅急便コンパクトの送料割引まとめ!少しでも安く送りたい方に

補償・追跡に関して

ゆうパック宅急便
追跡サービスありあり
補償あり(30万円まで)あり(30万円まで)
※セキュリティサービス(+370円)利用で50万円まで※ヤマト便なら30万円以上の任意保険がかけられます(補償額1万円毎に+10円)

宅急便もゆうパックも追跡サービスが利用できる点は共通しています

 

元々ゆうパックも宅急便も30万円までの補償がありますが、

ゆうパックは+370円でセキュリティサービスのオプションを付加すると補償が50万円までになります

(ただし、重量ゆうパックではセキュリティサービスは利用できません)

 

また、ヤマト運輸の場合、例えば「3辺の合計160cm超える or 重さ25kg超える」の様な宅急便の規格を超える荷物向けに「ヤマト便」というサービスが用意されており、

「ヤマト便」なら補償額1万円毎に+10円で30万円以上の任意保険(最低50円~)を利用する事が可能となっています

 

お届け日数に関して

ゆうパック宅急便
配送距離で決まる配送距離で決まる
※重量ゆうパックは通常のゆうパックの+1日程度
日曜・祝日も配達される日曜・祝日も配達される

 

ゆうパックも宅急便もお届け日数は配送距離で決まりますので、

具体的なお届け日数に関しては、以下のそれぞれのページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい

 

なお、お急ぎの方向けのサービスとして、

ゆうパックでは一部地域を対象として、ゆうパック基本運賃のみで利用できる「当日配達ゆうパック」があり、

宅急便では、オプション料金加算で「翌日 8~10時(※一部地域を除く) or 翌日 14時~17時」に配達する「宅急便タイムサービス」があります

 

着払い・代金引換の可否

ゆうパック宅急便
着払い利用可利用可
代金引換個人発送でも利用可個人発送では利用不可

 

「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う:着払い」に関しては、ゆうパックも宅急便も利用する事が可能です

着払いを利用する場合には、着払いの送り状をご使用下さい

 

「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う:代金引換」に関しては、

ゆうパックは個人発送でも利用する事ができますが、宅急便は個人発送では利用する事ができません

(宅急便の代金引換は法人・個人事業主向けのサービスとなっており、発送元の法人・個人事業主が事前にヤマト運輸と契約している場合に利用できます)

 

なお、「ゆうパック 代金引換」を利用する場合、代金引換の専用の送り状ラベルを使用し(専用の送り状ラベルは集荷の際に持ってきてもらったり、郵便局の窓口などでもらえます)、運賃とは別に手数料がかかりますので詳しくは以下のページもご覧下さい

(「ゆうパック 代金引換」はコンビニ等のゆうパック取扱店からは送れませんので、郵便局の窓口へ持っていくか、自宅などへの集荷サービスをご利用下さい)

代金引換を利用する際にかかる料金
代金引換の荷物の発送受付時に支払う
運賃発送方法毎の運賃
代金引換手数料(代金引換料)265円
オプション加算料金(オプションを付加した場合)書留、セキュリティサービスなどのそれぞれのオプション料金
代金が口座へ送金時に差し引かれる
送金手数料(送金料金)送金先口座・代金で異なる
→参考:送金にかかる料金
印紙代代金で異なる
→参考:代金引換を使用すると手数料などいくらかかりますか?

 

支払い方法に関して

ゆうパック
※発送受付場所・利用方法で異なります
現金
切手
クレジットカード
電子マネー
バーコード決済
クオカード
宅急便
※発送受付場所・利用方法で異なります
現金
クレジットカード
Tポイント
電子マネー
バーコード決済
ドコモ払い・auかんたん決済
クオカード
商品券
dポイント・楽天ポイント

 

宅急便もゆうパックも発送受付場所・利用方法によって使える支払い方法が異なり、

発送受付場所・利用方法毎の詳細は以下の記事でまとめていますので合わせてご覧ください

合わせて読みたい
宅急便&宅急便コンパクトの送料支払い方法まとめ!クレジットカードも使える?
合わせて読みたい
ゆうパック送料の支払い方法まとめ!クレジットカード,代金引換,コンビニ等

 

発送できる場所・集荷サービスに関して

宅急便ゆうパック
自宅などへの集荷利用可利用可(一部は不可)
発送受付場所ヤマト運輸 営業所郵便局
ファミリーマート・セブンイレブンなどのコンビニローソン・ミニストップなどのコンビニ
街のクリーニング店や個人商店などの宅急便取扱店街のクリーニング店や個人商店などのゆうパック取扱所

 

宅急便もゆうパックも荷物1個から自宅などへの集荷サービスの対象となっていますので、集荷をご希望の方は以下のそれぞれの集荷依頼ページをご利用下さい

ただし、ゆうパックで「ゆうパックスマホ割」アプリで送り状を作成する場合(ゆうパックスマホ割の割引を利用する場合)、集荷サービスの対象ではありませんのでご注意下さい

 

宅急便の発送受付場所は、ヤマト運輸 営業所、街のクリーニング店や個人商店などの宅急便 取扱店、以下のコンビニエンスストアがあります

(コンビニ等の宅急便取扱店ではクール宅急便など一部取り扱えないサービスがあります)

宅急便を送れるコンビニ
※一部店舗を除く
セブンイレブン
ファミリーマート
デイリーヤマザキ
ヤマザキスペシャルパートナーショップ
ポプラ
生活彩家
スリーエイト
くらしハウス
ニューデイズ
アズナス
アンスリー
オダキューマート
リトルスター

 

宅急便には上記以外にも、ご自宅などの宅配ロッカーから荷物を送る「宅配ロッカー発送サービス」があります

また、ヤフネコ!パック(ヤフオク)・らくらくメルカリ便(メルカリ)の宅急便の荷物限定で宅配便ロッカーPUDOステーションからも荷物が送れます

 

ゆうパックの発送受付場所は、郵便局、街のクリーニング店や個人商店などのゆうパック 取扱店、以下のコンビニエンスストアがあります

(コンビニ等のゆうパック取扱店ではチルドゆうパック・代金引換ゆうパック・重量ゆうパックなど一部取り扱えないサービスがあります)

ゆうパックを送れるコンビニ
※一部店舗を除く
ローソン
ローソンストア100
ミニストップ
セイコーマート

上記以外に、ゆうゆうメルカリ便(メルカリ)のゆうパックの荷物限定でロッカーから荷物を送る「はこぽす」のサービスもあります

 

お届け方法、日にち・時間帯指定に関して

ゆうパック宅急便
お届け方法対面手渡し対面手渡し
お届けの日時指定指定可能指定可能

ゆうパックも宅急便もお届け方法は郵便受けに投函ではなく対面手渡しなので、受け取りの際にサインなどが必要になります

また、ゆうパックも宅急便も指定可能な範囲内で「発送受付時にお届け希望日時の指定が可能」となっていますので希望があれば日時を指定してご利用下さい

 

なお、対面手渡しでのお届けとなるため、不在時には不在票が投函されますが、不在票の指示に従い再配達を申し込む際にも指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

 

信書の取り扱いに関して

ゆうパック宅急便
信書は送れない信書は送れない

宅急便もゆうパックも信書は送れませんので、

信書を送りたい場合、定形郵便・定形外郵便 レターパック スマートレター などをご利用下さい

 

なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい

 

受け取り方法・コンビニ受け取りに関して

荷物を受け取れる場所
ゆうパック宅急便
自宅など自宅など
郵便局留めヤマト運輸 営業所止め
コンビニエンスストア(条件を満たした荷物のみ)コンビニエンスストア(条件を満たした荷物のみ)
郵便局などに設置されたロッカー・宅配便ロッカーPUDOステーション(条件を満たした荷物のみ)宅配便ロッカーPUDOステーション(条件を満たした荷物のみ)

 

ゆうパックは自宅などに加え、郵便局留めができる他、

特定の条件を満たした荷物であればミニストップ・ファミリーマート・ローソンといったコンビニエンスストアでも受け取りが可能となっており、

ゆうパックコンビニ受け取りの対象コンビニエンスストア
ローソン
ミニストップ
ファミリーマート
※条件によって上記全てが対象でない場合があります

ゆうパックをコンビニ受け取りする方法は以下の記事でもまとめていますので合わせてご覧下さい

合わせて読みたい
ゆうパックをコンビニ受け取りする方法まとめ!個人発送の場合も

 

また、ゆうパックは特定の条件を満たした荷物であれば、郵便局などに設置されたロッカーや宅配便ロッカー「PUDOステーション」で受け取れるサービスとして「はこぽす」もあります

 

宅急便は自宅などに加え、ヤマト運輸 営業所止めができる他、

特定の条件を満たした荷物であれば、以下のセブンイレブン・ファミリーマートなどのコンビニエンスストアでも受け取りが可能となっており、

宅急便コンビニ受け取りの対象コンビニエンスストア
セブンイレブン
ファミリーマート
デイリーヤマザキ
ヤマザキスペシャルパートナーショップ
ポプラ
スリーエイト
くらしハウス
ニューデイズ
アンスリー
オダキューマート
リトルスター
生活彩家

宅急便をコンビニ受け取りする方法は以下の記事でもまとめていますので合わせてご覧下さい

合わせて読みたい
宅急便と宅急便コンパクトのコンビニ受け取り方法や条件まとめ

 

また、宅急便は特定の条件を満たした荷物であれば、街の宅配便ロッカー「PUDOステーション」で受け取りも可能です

 

ゆうパックと宅急便の比較のポイント

ゆうパックと宅急便は例えば、以下の様な点では共通しており、似たサービスとも言えますが、

ゆうパックと宅急便の主な共通点
サイズ区分×配送距離によって運賃が変わる
お届けは対面手渡し
お届け日時の指定が可能
30万円までの補償がある
追跡サービスが利用できる
個人利用向けの割引制度が用意されている

細かい部分では違いが見られますので、最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います

 

[ゆうパック・宅急便の比較ポイント]

重くても小さいものなら、ゆうパックの方が安く送れる可能性がある

ゆうパックと宅急便のサイズ区分の判断基準は異なっており、

ゆうパックは以下の表の通り、どのサイズ区分でも重さは一律30kgまで(25kg超え30kgまでは重量ゆうパック扱いで+510円または+520円)ですが、

サイズ区分大きさ(3辺の合計)
60サイズ60cm以内
80サイズ80cm以内
100サイズ100cm以内
120サイズ120cm以内
140サイズ140cm以内
160サイズ160cm以内
170サイズ170cm以内
※重さは一律30kg以下
※25kg超え30kgまでは重量ゆうパック扱いで+510円または+520円

宅急便は以下の表の通り、サイズ区分毎に重さの制限があります

サイズ区分大きさ(3辺の合計)重さ
60サイズ60cm以内2kgまで
80サイズ80cm以内5kgまで
100サイズ100cm以内10kgまで
120サイズ120cm以内15kgまで
140サイズ140cm以内20kgまで
160サイズ160cm以内25kgまで

従って、宅急便の場合、「大きさが小さくて重いもの」だと上のサイズ区分が適用される可能性があるため、

「大きさが小さくて重いもの」を送る場合にはゆうパックの利用がオススメとなっています

[例:3辺の合計 70cm & 重さ 14kg → ゆうパック 80サイズが適用、宅急便 120サイズが適用]

 

[ゆうパック・宅急便の比較ポイント]

ゆうパックにも宅急便にもそれぞれに特徴的な割引制度が用意されている

個人利用向けの各種割引制度はゆうパックにも宅急便にも用意されていますがサービス毎に特徴があり、人によって使いやすい使いにくいがあると思いますので、

各サービスの割引制度を比較して検討されるのをオススメします

 

個人的に特別な事前準備などしなくても気軽に利用できるオススメな割引制度の利用方法としては、

宅急便を営業所に持っていき(持込割:100円割引)、営業所に設置されたネコピットで送り状を作成・発行する(デジタル割:60円割引)の組み合わせで合計160円割引です

[宅急便の割引の一例]

持込割 100円割引(営業所へ荷物を持っていく)

デジタル割 60円割引(ネコピットで送り状を作成・発行する)
宅急便の割引制度
誰でも使える
キャッシュレス決済割2~6円割引
持込割100円割引
デジタル割60円割引
宅急便センター受け取り割60円割引
クロネコメンバーズ向け
クロネコメンバーズ持込割150円割引(持込割から更に50円割引)
クロネコメンバー割 & クロネコメンバー割BIG10%割引 or 15%割引
誰でも使えるが状況が限定される
複数口割引(同一宛先に同時に2個以上)1個につき100円割引
往復割引(ゴルフ場・空港・宿泊施設などと自宅の往復)往復の合計から200円割引

他にも宅急便では、ヤマト運輸独自の電子マネー「クロネコメンバー割」を用いる事で適用される「クロネコメンバー割 10%割引・クロネコメンバー割BIG 15%割引」はパーセント割引という性質上、

運賃が高くなるほど(大きなサイズ区分になるほど or 配送距離が遠距離になるほど)割引額が大きくなる特徴がありますので、運賃が高くなりそうな荷物を送る際には特にオススメとなっています

合わせて読みたい
宅急便&宅急便コンパクトの送料割引まとめ!少しでも安く送りたい方に
 

また、クレジットカードを利用するのであれば、スマホアプリ「ゆうパックスマホ割」を利用してあて名ラベルを作成する、ゆうパックの「ゆうパックスマホ割(180円割引)」も比較的お手軽に利用できます

[ゆうパックの割引の一例]

ゆうパックスマホ割 180円割引(ゆうパックスマホ割アプリを利用してあて名ラベルを作成する)
ゆうパックの割引制度
誰でも使える
持込割引120円割引
ゆうパックスマホ割アプリ利用者向け
ゆうパックスマホ割180円割引
郵便局受取割引100円割引
継続利用割引10%割引
誰でも使えるが状況が限定される
同一あて先割引(1年以内に同じあて先へ発送)60円割引
複数口割引(同一宛先に同時に2個以上)荷物1個につき60円割引
往復割引(「ゴルフゆうパック・スキーゆうパック・空港ゆうパック」限定)復路分の運賃から120円割引
合わせて読みたい
ゆうパック送料に割引を使った場合の少しでも安い送り方まとめ

 

実際に割引を適用した送料の例は以下の表も参考としてみて下さいね

配送距離「東京 ⇔ 大阪」の場合
宅急便 運賃
区分基本料金(※1)2割引を適用(※2)5割引を適用(※3)
60サイズ1040円880円609円
80サイズ1260円1100円796円
100サイズ1500円1340円1002円
120サイズ1720円1560円1189円
140サイズ1960円1800円1394円
160サイズ2180円2020円1581円
※1 現金支払い時の割引適用なしの料金になります
※2 持込割(-100円)、デジタル割(-60円)の2割引を適用時の料金になります
※3 キャッシュレス決済割(-2~6円)、クロネコメンバー割BIG(15%OFF)、クロネコメンバーズ持込割(-150円)、デジタル割(-60円)、宅急便センター受け取り割(-60円)の5割引を適用時の料金になります
ゆうパック(25kg以下) 運賃
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ970円790円
80サイズ1200円1020円
100サイズ1440円1260円
120サイズ1690円1510円
140サイズ1950円1770円
160サイズ2160円1980円
170サイズ2530円2350円
配送距離「東京 ⇔ 愛知」の場合
宅急便 運賃
区分基本料金(※1)2割引を適用(※2)5割引を適用(※3)
60サイズ930円770円515円
80サイズ1150円990円702円
100サイズ1390円1230円908円
120サイズ1610円1450円1095円
140サイズ1850円1690円1301円
160サイズ2070円1910円1488円
※1 現金支払い時の割引適用なしの料金になります
※2 持込割(-100円)、デジタル割(-60円)の2割引を適用時の料金になります
※3 キャッシュレス決済割(-2~6円)、クロネコメンバー割BIG(15%OFF)、クロネコメンバーズ持込割(-150円)、デジタル割(-60円)、宅急便センター受け取り割(-60円)の5割引を適用時の料金になります
ゆうパック(25kg以下) 運賃
区分基本料金
割引適用なし
ゆうパックスマホ割を適用時
ゆうパックスマホ割(-180円)
60サイズ870円690円
80サイズ1100円920円
100サイズ1330円1150円
120サイズ1590円1410円
140サイズ1830円1650円
160サイズ2060円1880円
170サイズ2410円2230円

 

[ゆうパック・宅急便の比較ポイント]

対応する発送受付場所・発送受付コンビニが違う

発送受付場所として、ゆうパックは郵便局、宅急便はヤマト運輸 営業所という違いがありますが、

更に発送受付コンビニもそれぞれで以下の様に異なりますので、

ゆうパックを送れるコンビニ
※一部店舗を除く
ローソン
ローソンストア100
ミニストップ
セイコーマート
宅急便を送れるコンビニ
※一部店舗を除く
セブンイレブン
ファミリーマート
デイリーヤマザキ
ヤマザキスペシャルパートナーショップ
ポプラ
生活彩家
スリーエイト
くらしハウス
ニューデイズ
アズナス
アンスリー
オダキューマート
リトルスター

コンビニでの発送受付を考えている方は自分の利用しやすいコンビニ店舗がある方の発送方法を検討されてみてはいかがでしょうか

 

[ゆうパック・宅急便の比較ポイント]

ゆうパックなら個人発送でも代金引換が利用可能

個人間で発送する荷物に関して、宅急便には個人利用向けの「代金引換」のサービスが用意されていませんが、

ゆうパックなら個人利用向けの「代金引換」のサービスも用意されていますので、ゆうパックの利用が便利です

 

管理人の感想

ここまで、ゆうパックと宅急便の2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ・お届け日数・コンビニ受け取りの可否・割引などの違いを比較してご紹介させて頂きました

 

ゆうパックと宅急便は似ている部分もあるサービスではありますが、

細かい部分では違いもありますので、特に継続して利用されるのであれば、自分にとってのメリット・デメリットをよく見極めて活用して頂ければと思います

 

また、宅急便・ゆうパック以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね

他にも以下の様なサービスもあります!

定形外郵便 全国一律120円~

スマートレター 全国一律180円 発送簡単オススメ

ゆうメール 全国一律180円~

クリックポスト 全国一律198円

ゆうパケット 全国一律250円~

レターパック 全国一律370円と全国一律520円の2種類 発送簡単オススメ

宅急便コンパクト 距離で変動 610円~(割引制度あり)

 

まとめ

今回は、ゆうパックと宅急便の違いを比較してご紹介しました

 

単純にどちらのサービスの方が優れているという訳ではなく、それぞれに特徴がありますので、より自分の目的に合う発送方法を上手く選択してみて頂ければ幸いです