ゆうパックとゆうゆうメルカリ便ゆうパックを徹底比較!代金引換,着払いなど

誰でも利用できる「日本郵便 ゆうパック」とメルカリで利用できる「日本郵便 ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」の2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ、着払い・代金引換の可否、割引の有無、利用できる支払い方法、発送できる場所、お届け日時指定の可否、などの様々な違いを比較してまとめてみました

最近では色んなバリエーションの配送サービスがある事から、どの送り方が自分の目的と合っているのか、ちょっとわかりにくい事もあり、

この記事では特に、ゆうパックとゆうゆうメルカリ便ゆうパックを比較してみましたので、実際に発送方法を検討される際に参考としてみて頂ければ幸いです

簡単なサービス比較一覧

まずはじめに「ゆうパック」と「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」のサービス内容を表にまとめ、更に簡単に比較し一覧にすると以下の通りとなっています

続いて、上の表の補足内容をそれぞれ項目毎にご紹介していきます

また、更に補足内容の後に、各サービスの注目すべき比較ポイントを私なりの観点からまとめましたので、補足を飛ばして比較ポイントをご覧になりたい方はこちらをタップして下さい

補足1：大きさ・重さの制限

「ゆうパック」は「最大3辺合計170cm以内」となっており、送料は「荷物の大きさ（3辺の長さの合計）」によって分けられる以下のサイズ区分と「配送距離（どの都道府県からどの都道府県へ送るか）」との組み合わせで決まります

いくつかの距離間を例に挙げて比較した送料の一覧はこちらをご参考下さい

また、実際のそれぞれの配送距離毎の運賃は日本郵便の以下のページもご覧下さい

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は「ゆうパック」よりも小さく「最大3辺合計100cm以内」となっており、送料は全国一律なので荷物の大きさ（3辺の長さの合計）によって分けられる以下のサイズ区分のみで決まります

なお、通常の「ゆうパック」は3辺合計170cm以下まで対応しており、170サイズまでのサイズ区分がありますが、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は3辺合計100cm以下までの対応となり、100サイズまでのサイズ区分となりますので、通常の「ゆうパック」との違いにご注意下さい

補足2：サービス利用の前提条件

前提条件として、誰でも利用できる「ゆうパック」は専用の送り状を用意する必要があり、以下の様な方法があります

より詳細な送り状の作成方法は以下の記事にまとめていますので合わせてご参考下さい

ゆうパック送り状ラベル入手方法まとめ!手書きや印刷,スマホアプリ等

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また、「日本郵便 ゆうパック」は梱包に使用するダンボール箱・袋などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、

決められた専用のダンボール箱はありませんので、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、ダンボール箱でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっています

（郵便局でもロゴ入りダンボールなどの梱包用資材の販売もあります）

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」はメルカリ出品者のみが利用できるサービスとなっており、梱包に使用するダンボール箱・袋などは自分で用意し、自分で梱包する必要がありますが、

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」も「ゆうパック」と同様で決められた専用の箱などはありませんので、大きさの制限の規定に収まり、一般的な輸送に耐えられる強度があれば、家にあるダンボール箱でもビニール製の袋でも何を使用しても自由となっています

ダンボールはスーパーで無料でもらえる?他にももらえる場所はある?

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なお、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」にも専用の送り状がありますので、「郵便局 or ローソン」で専用の送り状を発行し、発送受付前に自分で荷物に貼り付けて下さい

ちなみに、日本郵便の「ゆうパック」は原則的に誰でも利用できるサービスとなりますが、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」はあくまでメルカリ出品者のみが利用できるサービスになりますので、あらかじめご注意下さい

補足3：割引制度に関して

誰でも利用できる「ゆうパック」では個人から個人へ発送する場合にも使える以下の割引が用意されています

各割引の詳細は以下の記事でも紹介していますので合わせてご参考下さい

ゆうパック送料に割引を使った場合の少しでも安い送り方まとめ

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「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」はメルカリ出品者のみが利用可能となっていますが、誰でも利用できる通常の「ゆうパック」と比較すると、以下の表の様に通常の「ゆうパック」の割引前の基本料金よりは安い料金設定となっており、別途の割引制度はありません

なお、実際に割引を適用した際の送料の例も以下にご紹介しますので参考としてみて頂ければ幸いです

補足4：追跡・補償に関して

誰でも利用できる「ゆうパック」は『補償あり（30万円まで）』『追跡サービスあり』となっています

更に+370円でセキュリティサービスのオプションを付加すると補償が50万円までになります（ただし、重さ25kg超え30kgまでの重量ゆうパックではセキュリティサービスは利用できません）

メルカリ出品者のみが利用できる「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」も『補償あり』『追跡サービスあり』です

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は追跡サービスを利用する事ができますし、状況に応じて、（ゆうゆうメルカリ便ゆうパックを含むメルカリ便の荷物は全て）メルカリ事務局によるあんしん配送サポートの対象となる場合があり、補償が行われる可能性があります（メルカリ事務局による補償は状況に応じて、代金の一部の補償となる場合もあります）

補足5：お届けまでの日数

「ゆうパック」も「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」もお届け日数は配送距離で決まりますので、具体的なお届け日数の目安に関しては、以下のページで差出元とお届け先の郵便番号を入力してご確認下さい

（匿名配送でない「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」のお届け日数の目安は通常の「ゆうパック」と同様になります）

なお、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は「匿名配送の場合」は、上の通常の「ゆうパック」の場合の検索結果の+1日程度の日数が必要となる場合がありますので、あらかじめご注意下さい

（メルカリで出品時もしくは購入手続き前にゆうゆうメルカリ便が選択されている場合、自動的に匿名配送となります）

他にも、お急ぎの方向けのサービスとして、誰でも利用できる「ゆうパック」では一部地域を対象として、ゆうパック基本運賃のみで利用できる「当日配達ゆうパック」もあります

ちなみに、「ゆうパック」も「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」も土曜・日曜・祝日も配達されます

補足6：着払いに関して

「ゆうパック」は「荷物を受け取る側が受取時に送料を支払う：着払い」とする事が可能となっています

「ゆうパック」で着払いを利用する場合には、着払い専用の送り状をご使用下さい

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」に関しては、送料が「メルカリ出品者の売上金から自動的に差し引かれる」という関係上、送料を着払いとする事はできませんのであらかじめご注意下さい

補足7：代金引換に関して

「ゆうパック」は個人から個人へ送る荷物の場合でも「荷物を受け取る側が受取時に送料・商品代金を支払う：代金引換」とする事が可能となっています

なお、「ゆうパック 代金引換」を利用する場合、代金引換の専用の送り状ラベルを使用し（専用の送り状ラベルは集荷の際に持ってきてもらったり、郵便局の窓口などでもらえます）、運賃とは別に手数料がかかりますので詳しくは以下のページもご覧下さい

（「ゆうパック 代金引換」はコンビニ等のゆうパック取扱店からは送れませんので、郵便局の窓口へ持っていくか、自宅などへの集荷サービスをご利用下さい）

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」には代金引換のオプションが用意されていませんので、代金引換として発送する事ができない、という点にあらかじめご注意下さい（「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は代金引換とする事はできませんが、メルカリはメルカリのシステム上で代金支払いが行われ、販売利益は商品発送後、取引が完了したタイミングで反映されます）

補足8：送料支払い方法に関して

「ゆうパック」は発送受付場所（郵便局 窓口、自宅などへの集荷、コンビニ）、利用方法（ゆうパックスマホ割アプリ利用）の違いによって利用可能な支払い方法が異なり、以下の表の様になります

「ゆうパック」で利用できる送料支払い方法の詳細は以下の記事でもまとめていますので合わせてご参考下さい

ゆうパック送料の支払い方法まとめ!クレジットカード,代金引換,コンビニ等

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「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は送料に関しては、

メルカリ出品者の売上金から自動的に差し引かれますので、窓口で現金で送料を支払ったり、切手を貼り付けて発送する事ができないという点にご注意下さい

補足9：発送できる場所、自宅などへの集荷に関して

誰でも利用できる「ゆうパック」は荷物1個から自宅などへの集荷サービスの対象となっていますので、集荷をご希望の方は以下の集荷依頼ページをご利用下さい

ただし、ゆうパックで「ゆうパックスマホ割」アプリで送り状を作成する場合（ゆうパックスマホ割の割引を利用する場合）、集荷サービスの対象ではありませんのでご注意下さい

なお、「ゆうパック」の発送受付場所は、郵便局 窓口の他にも、ゆうパックのぼり旗がある「街のクリーニング店、個人商店などのゆうパック取扱店、以下のコンビニエンスストア」があります

（コンビニ等のゆうパック取扱店ではチルドゆうパック・代金引換ゆうパック・重量ゆうパックなど一部取り扱えないサービスがあります）

誰でも利用できる通常の「ゆうパック」は自宅などへの集荷サービスを行っていますが、メルカリ出品者の利用できる「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」に関しては自宅などへの集荷サービスは行っていませんので、

「自分自身で郵便局の窓口へ持っていく」または「自分自身でローソンの店舗へ持っていく」という方法になります

また、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は以下に設置された「はこぽす」に限り、「はこぽす」から発送する事も可能となっています（以下は2022年8月時点の対応状況になります）

「ゆうゆうメルカリ便」が発送可能な「はこぽす」の設置場所

・光が丘郵便局（東京都）

・葛西郵便局（東京都）

・ローソン ゲートシティ大崎アトリウム（東京都）

・八千代郵便局（千葉県）

[引用元]はこぽす – 日本郵便

ちなみに「ゆうパック」も「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」も街の郵便ポストへ投函して発送する事ができませんのでご注意下さい

補足10：お届け方法に関して

誰でも利用できる「ゆうパック」のお届け方法は郵便受けに投函ではなく対面手渡しなので、受け取りの際にサインなどが必要になります

また、「ゆうパック」は指定可能な範囲内で「発送受付時にお届け希望日時の指定が可能」となっていますので希望があれば日時を指定してご利用下さい

「ゆうパック」は対面手渡しでのお届けとなるため、不在時には不在票が投函されますが、不在票の指示に従い再配達を申し込む際にも指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

他にも、「ゆうパック」は、[置き配バッグOKIPPAを利用する or 事前に配達郵便局に指定場所配達に関する依頼書を提出していれば]、代金引換・着払いなどの場合は除き、「置き配」でのお届けも可能となります（日本郵便の置き配の詳細は以下も合わせてご覧下さい）

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」のお届け方法も郵便受けに投函ではなく対面手渡しなので、受け取りの際にサインなどが必要になります

なお、誰でも利用できる通常の「ゆうパック」は発送受付時にお届け希望日時の指定ができますが、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は発送時にはお届け希望日時の指定はできませんので、通常の「ゆうパック」との違いにご注意下さい

ちなみに「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は対面手渡しでのお届けとなるため、不在時には不在票が投函されますが、不在票の指示に従い再配達を申し込む際には指定可能な範囲内でお届け希望日時の指定ができます

更に、「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は、商品購入時に「購入手続き＞配送先＞指定した置き場所で受取＞希望の置き場所を選択」とする事で置き配も利用する事が可能となっています（apple pay利用時は置き配不可となります、出品者が送り状用2次元コードを発行するまでは取引画面からも置き配の指定が可能です）

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」の置き配の利用方法の詳細は以下も合わせてご覧下さい

補足11：信書に関して

「ゆうパック」や「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」に関しては信書を送る事はできませんので、

信書を送りたい場合、定形郵便・定形外郵便 ・ミニレター・レターパック ・スマートレター などをご利用下さい

なお、「どんなものが信書に該当するのか」という事に関しては以下のページもご参考下さい

補足12：受け取れる場所・コンビニ受取に関して

誰でも利用できる「ゆうパック」は自宅などに加え、郵便局留めができます（ただし、メルカリで「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」ではなく「ゆうパック」を利用する場合、郵便局留めはメルカリの禁止行為に該当するため、郵便局留めは不可になりますので「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」の郵便局受取の利用をご検討下さい → 参考 ）

更に、特定の条件を満たした荷物であればミニストップ・ファミリーマート・ローソンといったコンビニエンスストアでも受け取りが可能となっており、

ゆうパックをコンビニ受け取りするための方法は以下の記事でもまとめていますので合わせてご覧下さい

ゆうパックをコンビニ受け取りする方法まとめ!個人発送の場合も

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また、ゆうパックは特定の条件を満たした荷物であれば、はこぽす（郵便局などに設置されたロッカー）やはこぽすのステッカーが貼られた一部の宅配便ロッカーPUDOステーション（駅やお店などに設置されたロッカー）で受け取る事も可能となっています

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は自宅などで受け取り以外にも、

購入手続き前に配送方法が「ゆうゆうメルカリ便」に設定されていれば、以下の様な手順で「郵便局受け取り」とする事が可能ですし、

（メルカリでは原則、宛先を郵便局留めにする事はできませんのでご注意下さい → 参考 ）

更に、コンビニ（ローソンまたはミニストップ）の店舗で受け取りする事ができる他、はこぽす（郵便局などに設置されたロッカー）やはこぽすのステッカーが貼られた一部の宅配便ロッカーPUDOステーション（駅やお店などに設置されたロッカー）で受け取る事も可能となっています

ゆうパックとゆうゆうメルカリ便ゆうパックの比較のポイント

最後に私なりの比較のポイントをまとめたいと思います

通常の「ゆうパック」は原則的に誰でも利用する事が可能なサービスとなっていますが、

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」はあくまでメルカリ出品者のみが利用可能なサービスという点にはあらかじめご注意下さい

誰でも利用できる「ゆうパック」とメルカリ出品者のみが利用可能な「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」の大きな違いとして、「対応サイズの違い」「ゆうゆうメルカリ便ゆうパックは全国一律」という事が挙げられますが、送料を比較すると以下の通りとなっています

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパックは全国一律」なので配送距離が遠い場合には安く送れますが、誰でも利用できる「ゆうパック」は個人発送の場合でも利用できる各種割引制度が用意されており、割引制度を活用する事で「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」よりも安く送れる場合がありますので、目的に合わせて上手に使い分けてみて下さいね

メルカリ出品者のみが利用できる「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は発送受付時にお届け希望日時指定をする事ができませんが、誰でも利用できる「ゆうパック」なら発送受付時にお届け希望日時指定をする事が可能となっていますので、受取側からすると受取のタイミングを調整しやすく便利です

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」には「代金引換」「着払い」のサービスは用意されていませんが、

「ゆうパック」なら「代金引換」「着払い」とする事ができますので、「代金引換」「着払い」にしたい場合、「ゆうパック」の利用が便利です

まとめ

ここまで、ゆうパックとゆうゆうメルカリ便ゆうパックの2つのサービスを取り上げて、

運賃・サイズ・着払いの可否・代金引換の可否・割引の有無・利用できる支払い方法・発送できる場所・お届け日時指定の可否などの違いを比較して、ご紹介させて頂きました

誰でも利用できる「ゆうパック」とメルカリ出品者が利用できる「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」を比較した場合、

「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」は全国一律料金となっているのが大きな特徴ですが、対応サイズは100サイズまでとなっており、

「ゆうパック」なら100サイズを超えてもOKですし、個人発送の場合でも利用できる各種割引制度が用意されており、配送距離・各種割引利用などの条件によっては「ゆうゆうメルカリ便ゆうパック」より安く送れる場合もありますので、

ご自分の目的・用途に合わせて上手に検討してみて頂ければ幸いです

また、ゆうパック・ゆうゆうメルカリ便ゆうパック以外にも色んな配送サービスがありますので、よろしければ以下の記事も合わせて参考としてみて下さいね